先日、政府の借金についての記事を書きました。
Facebookでも書き込んだところ、記事内容について敏腕コンサルタントの方に鋭い指摘をいただきました。
このFacebook上での指摘に対して返信しきれておらず、自分の中で宿題としておきます。
これと関連する本として、つい最近こういう↓本を読み始めました。
まだ読み終えておりません。というかまだ前半で止まっています。ところどころで若干難しく感じます。流し読みをできるほどの知識が自分にはないので、じっくりと理解しながら読んでいます。内容はなかなか興味深いです。
この本のまえがきだけですが、要点を自分なりにまとめてみます。
「日本の財政は破綻寸前の最悪の状態で、世界でも類を見ないほど、莫大な借金を抱えている」という政府のキャンペーンについて、2つの点で疑問を感じるべき。
1.日本の財政が最悪と言いながら、日本の国債金利はゼロと言う事実。
→財政が悪化すると国債金利は上昇する。財政破綻のギリシャの国債金利は40%を超えた。日本の国債は信用度が高いと見られている。2.経済界で大きなショックが発生したときに、円が買われて円高になるという事実。
→イギリスがEU離脱を国民投票で決めた後、リーマンショックの後など。円を買うといっても、投資家は現金を持つのではなく日本国債を買う。これは、日本の財政が世界一健全だからこそである。
時間がかかるかもしれませんが、この本を読み進めていくことにします。続きをまたこのブログでネタにするかもしれません。