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東京医大への出願者数が減るようです

昨年(2018年)、東京医科大学が入試で女子受験生等が合格しにくくなるような不正をしていたことが明らかになりました。

東京医大、入試不正で109人が不合格に 問題漏洩も 13~16年度(日経新聞 2018/12/29 23:18更新)

東京医科大は29日、女子や多浪生らを不利に扱った同大の入試不正を調べていた第三者委員会(委員長・那須弘平弁護士)の最終報告書を公表した。2013~16年度の医学科入試では109人が合格ラインを上回りながら不合格になったと認定した。入試での優遇と大学への寄付金額に何らかの関連がある可能性や入試問題の漏洩疑惑も指摘した。

(中略)

13~16年度の入試では女子や多浪生を属性に応じて不利にする得点調整が行われた。一般入試とセンター利用入試の2次試験では小論文の得点を一律に操作。推薦入試では特定の受験生に問題を漏洩した疑いがある。その受験生は試験直前に予備校講師らに「試験問題が手に入った」と話したとされ、小論文の点数は1位だったという。

かなり社会的な反響が大きかったように思います。長い間(人によっては数年間)努力してきたにもかかわらず、自分の見知らぬところで差別された受験生にとってはたまったものではないでしょう。

ちなみに、東京医科大学の医学科の受験料は結構高額です。

医学科 一般入試(東京医科大学)

6万円です。高い…。これだけ高いと受験生が多いとかなり儲かりそうですね。

さらに追加合格者を出した影響で、定員が75名→34名になったようです。

で、今年の東京医科大学の受験生はかなり減ったようで。

東京医大への出願激減、昨年の3分の1程度か(読売新聞 2019年01月21日 07時23分)

東京医科大は、昨年の医学科入試で募集定員90人に対し、3857人の応募があった。同大の今年の出願締め切りは22日で途中経過は非公表だが、同大関係者によると、大学入試センター試験利用を除く一般入試の志願者数は15日現在で700人以下となっており、センター試験利用を加えても最終的に千数百人程度にとどまる可能性があるという。

受験者数がかなり減るようです。ただ、減るとは言え、それでも競争率は高いようです。

今年の入試では公正に合格者の選別が行われることを願います。

これまで差別されていた女子受験生ですが、今年の入試での合格者に占める女子の割合については注目したいところです。

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