昨日、胃カメラの検査を受けてきました。
朝9時からの検査で、朝食は食べられませんでした。胃カメラの検査をするのは今回で4回目です。大きく苦しむことはないのですが、検査前は緊張します。
検査前に麻酔薬を飲み込まずに口の中に含んでいることで口の中を麻酔します。なかなか気持ち悪いです。麻酔が効き始めた後、いよいよ胃カメラを飲みます。
上のイラストは患者さんは上を向いていますが、実際は左を向いた状態で胃カメラを飲みます。
最近は鼻から入れる径の細い内視鏡があるのですが、カメラの画質が口から入れる胃カメラに劣るようです。見逃しがあっても困るので、今回は口からの胃カメラです。
カメラが喉を通るときが一番緊張しますが、特に問題なく通過しました。あとは5分ほど喉とお腹の違和感を我慢して検査終了です。
結果は上の写真の通りです。色々と細かく書かれていますが、要は問題なしです。
胃潰瘍や胃癌の原因としてピロリ菌というものがあります。
私は15年以上前にピロリ菌を除菌しているからか、胃炎で苦しむことはありません。ただし、とある学会は次のようなことを言っているので、今後も定期的に胃カメラの検査を受け続けるつもりです。
「ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎」に対する除菌治療に関するQ&A一覧(日本消化器病学会)
Q.除菌成功患者が安易に胃癌にならないと思い込み、健診受診の件数が減る可能性もある。学会として何かしらの啓蒙は考えているのですか?
A.除菌成功後にも定期的な内視鏡検査や胃がん検診を継続して実施することは極めて重要です。このことは、除菌施行医が必ず患者に説明すべき事項です。学会でも、消化器内科専門医のみならず、除菌治療を行う一般内科医に正しい知識を啓蒙するよう活動をしています。また一般市民にも、新聞報道や市民公開講座を通じて、正しい知識の普及に努めています。
負担は小さくない検査ですが、1年に1回くらいなら我慢して受けることにします。