毎年初頭に「世界10大リスク」というのが発表され、注目しています。
それが今年も発表されました。
2018年の世界10大リスク、首位は「中国の影響力拡大」 (日本経済新聞 2018/1/2 20:04)
米調査会社ユーラシア・グループは2日、2018年の世界における「10大リスク」を発表し、中国の影響力拡大を首位に挙げた。人工知能(AI)などの最新テクノロジー分野で、中国が世界的に影響力を行使する機会が増えると予測した。北朝鮮やシリアなどで偶発的な衝突が起きるリスクも指摘した。
10位まで箇条書きにしておきます。
1.中国は真空状態を愛す
(米不在の間隙=真空状態をついて中国が影響拡大)
2.偶発的なアクシデント
3.世界的なテクノロジーの冷戦
4.メキシコ
5.米・イラン関係
6.組織・機関の衰え
7.保護主義2.0
8.英国
9.南アジアの政治
10.アフリカの安全
一企業による予測なので、参考程度に考えればいいと思いますが、1位となった中国の影響力拡大について、順位はともかくその重大性に異論を唱える人は少ないと思います。この中国ですが、日本に対しては尖閣諸島はもちろん、沖縄にじわじわと迫っているように思います。
去年の7月の記事を振り返ってみます。
参考記事: 沖縄での戦い(2017/7/8)
日本政府の見解(公安調査庁資料)は次の通り↓でした。中国が沖縄を虎視眈々と狙っている様子が伺えます。
平成 29 年 (2017 年) 1 月 内外情勢の回顧と展望 公安調査庁(pdfファイル)
(上の資料はリンク先の23ページ)
Wikipedia記事↓です。ご参考までに。
今年は12月に沖縄県知事選挙があり、今後の沖縄の行方を左右する選挙として注目しています。
その他、色々あると思いますが、私の住んでいる倉敷市は平和に時が過ぎると思います。ミサイルは(多分)飛んでこないでしょう。気にしても仕方がないので粛々とアパート経営を頑張ろうと思います。
参考までに2017年はこんなランキングでした。
1.わが道を行くアメリカ
2.中国の過剰反応
3.弱体化するメルケル
4.改革の欠如
5.テクノロジーと中東
6.中央銀行の政治化
7.ホワイトハウス対シリコンバレー
8.トルコ
9.北朝鮮
10.南アフリカ
さらに2016年はこんなランキングでした。
1.同盟の空洞化
2.閉ざされた欧州
3.中国の占有スペース
4.ISと「友人」たち
5.サウジアラビア
6.科学技術者の興隆
7.予測できない指導者たち
8.ブラジル
9.十分でない選挙
10.トルコ
参考記事:物騒な時代(2016/1/5)