山陽新聞で昨日こんなニュースがありました。
新幹線に朝通勤時の新割安回数券 新倉敷→岡山上り間、１２月発売（山陽新聞 2017年11月29日 08時08分 更新）
ＪＲ西日本岡山支社は２８日、山陽新幹線上りの新倉敷―岡山間で使える回数特急券「モーニング３００」（６枚つづり、１８００円）を１２月８日から発売すると発表した。
（中略）
磁気定期券とのみ併用が可能で、利用は購入日翌月の１カ月間に限られる。同区間は在来線では約３０分かかるが、新幹線は約１０分。
（中略）
同支社によると、朝の時間帯は、ひかり、こだま号の座席に比較的余裕があるといい、新幹線通勤の快適さを知ってほしいと企画。在来線の混雑緩和も期待される。
（中略）
上りの福山―岡山間が対象の「モーニング５００」（６枚つづり、３千円）も同時に売り出す。
朝の通勤時間帯に新倉敷→岡山、福山→岡山で使える格安の新幹線特急券が発売されるようです。
なかなか良いアイデアではないでしょうか。磁気定期券との併用ですので、ICOCA定期券は使えないのが少し不便ですが。
私は月に1,2回ほど玉島地区へ泊りがけの外勤へ行っておりまして、翌朝は新倉敷駅から岡山駅へ出勤します。その際に新幹線を使うことはありますが、確かに結構空席があります。
参考記事：新幹線通勤（2016/11/24）
新倉敷ー岡山間の新幹線特急券は通常価格だと860円と少し高く感じますが、それが1枚あたり300円になるとかなり割安感があります。
同様に福山ー岡山間の新幹線特急券は通常価格が1,730円ですが、それが1枚あたり500円になるということです。
この企画がうまくいくようだと、
・JRは空席を有効利用できて収益があがる
・新幹線を使い始める乗客は快適に通勤できて時間も短縮できる
・新幹線を使わない乗客は混雑が緩和される
と良いことずくめのように思います。
どうなりますでしょうか。
