兵庫県知事騒動に関する日経新聞社説に対して、早川由紀夫さんが痛烈な批判をしておられます。以下、当該Xのポストを紹介します。私は早川由紀夫さんのご指摘はもっともなものと思います。日経新聞という大きな影響力を有するメディアが誤った報道をしているのであればそれは指摘して対抗する必要があるからです。
おろかすぎて読むに堪えない。最初の二段落を読んだがどちらも深刻な誤りがある。ツイートをつなげて指摘する。
[社説]兵庫県は告発者の処分撤回を – 日本経済新聞 https://t.co/eH7CGizTnm
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) April 18, 2025
・第三者委に委ねる意義は、時間のかかる司法判断によらずとも、自治体が自浄能力を発揮して県民の信頼を取り戻し、県政を前に進めることにある。
そんなことはない。司法とは別の視点から調査するのが第三者委員会の役目。司法判断はしない。一般的には事実解明と再発防止が主目的。
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) April 18, 2025
・第三者委と県議会百条委員会の結論をみれば、知事に道義的、政治的な責任があるのは明らかだ。
道義的、政治的な責任で新聞社が県知事を罰することはできない。それこそ考え方の違いだ。斎藤知事が言ったように世の中にはいろんな考え方がある。
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) April 18, 2025
・昨年11月の知事選で信任を得てはいるが、百条委や第三者委の結論が出る前の民意である。
この物言いには驚いた。他社社説にはない。初めて聞いた。あいた口がふさがらない。民主主義を否定している。
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) April 18, 2025
毎日新聞3月25日社説もあらためて読んでみた。よく似ている。どこかから号令が飛んでいるのではないか。
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) April 18, 2025
上記、日経新聞記事に早川由紀夫さんのご指摘(批判)を織り込んで共有します。(→早川由紀夫さんのご指摘を赤文字で紹介)
兵庫県の斎藤元彦知事が告発された文書問題で、県の第三者委員会が、文書の配布を理由の一つに通報者を懲戒処分にしたのは「違法で無効」と報告(→文が成立してない。第三者委員会は懲戒処分理由4つのうち、1つを違法で無効とし、残り3つを適法で有効とした。つまり懲戒処分は適法で有効とした。)してから、まもなく1カ月になる。県は報告を重く受け止め、すみやかに懲戒処分を撤回すべきだ。
第三者委に委ねる意義は、時間のかかる司法判断によらずとも、自治体が自浄能力を発揮して県民の信頼を取り戻し、県政を前に進めることにある。(→そんなことはない。司法とは別の視点から調査するのが第三者委員会の役目。司法判断はしない。一般的には事実解明と再発防止が主目的。)それを考えれば、報告から1カ月近くも放置しておくのは解せない。
報告は、文書がその内容から公益通報に該当し、配布が不正の目的で行われたとも評価できないとした。にもかかわらず、告発された当事者の知事は公益通報として扱わず、通報者捜しや処分に関与した。これが「極めて不当」と指弾されたのは当然である。(→公益通報に該当する理由を読むことなく、第三者委員会というレッテルで判断するのは愚か。)
報告が公益通報者保護法に照らして違法と判断したのは①通報者を捜した行為②通報者の公用パソコンを引き上げた行為③文書の配布を理由にした懲戒処分――などだ。これに関して県は謝罪し、処分を撤回しなければなるまい。
県は懲戒処分の理由に、人事データ端末の不正利用やハラスメントなども挙げる。第三者委はこうした非行についての処分は無効とはいえないとしており、別途の処分はありうる。だがその場合も、文書配布を理由にした処分をいったん取り下げたうえで、もう一度、検討するのが筋である。
第三者委と県議会百条委員会の結論をみれば、知事に道義的、政治的な責任があるのは明らかだ。(→道義的、政治的な責任で新聞社が県知事を罰することはできない。それこそ考え方の違いだ。斎藤知事が言ったように世の中にはいろんな考え方がある。)知事としての資質を疑わざるをえないが、知事は「辞めるほどのことなのか」という思いだろう。改めて県民に判断してもらうのがよいのではないか。私もそう思う。今度は150万票くらいとれると思います。選挙費用は日経新聞を始めとする新聞テレビが負担してね。
昨年11月の知事選で信任を得てはいるが、百条委や第三者委の結論が出る前の民意である。(→この物言いには驚いた。他社社説にはない。初めて聞いた。あいた口がふさがらない。民主主義を否定している。)知事が自ら信を問わないなら、県議会が再び知事の不信任を決議し、辞職か議会の解散かの選択を迫るべきだろう。
兵庫県知事騒動については、いわゆるオールドメディアによる偏向報道の問題が指摘されており、今回の日経新聞も偏向報道の類と指摘されても仕方はないでしょう。早川由紀夫さんのご指摘は重要です。
今回の日経新聞記事については、反斎藤知事の代表者、菅野完氏が嬉々として発信しています。あまり紹介したくはありませんが、一応紹介しておきます。
ちなみに、早川由紀夫さんは過去にTwitter等で騒動を起こしておられます。
しかし、みんな割と感覚が麻痺していると思えるのは、冒頭に挙げた山本太郎氏や早川由紀夫氏の発言も凄まじいのに、今更誰も話題にせずスルーされているところだったりもする。(´・ω・`)
福島の米「食べて応援は自殺行為」とまだ信じている人に伝えたいこと https://t.co/GIFQvjEM4i #現代ビジネス
— HAYASHI Tomohiro (@SonohennoKuma) October 16, 2018
この騒動における早川由紀夫さんの福島に関するポスト内容は私もどうかと思うところではありますが、兵庫県知事騒動に関する分析とは別に考えるべきものでしょう。
是々非々ということです。
コメント
まゆげないさんいえ、菅野完さん本当にごめんなさい
えーあのねー
眉毛が薄いのはどうなさったのですか
愛煙家なのですね
立花党首の言説が嘘だという証拠を提示してください
(新聞の)見出し読んでるだけですやん
※(誤りがあればご指摘ください)
※そもそも衛星放送でBS(が見れるのはNHKのBSアンテナ)を設置しているからではないでしょうか。WOWWOWなどの月額料金を定めている有料放送はその限りではないでしょうけれど。
くわえたばこ格好悪いですよ
昭和のオッサンですか
<追記>
以上、浜田聡先生のブログの添付画像ー
菅野完氏のYoutubeを閲覧した私のコメントでございます。