今回も、基礎控除など年収103万円の壁の引き上げについて書きます。
さあ今日のひるおびを観てみよう📺
「103万円の壁を引き上げたら子育て支援に支障が出るよ。学校の給食費が引き上げになるよ」
なんで真っ先に子供にかかる予算削ろうとしてんだよwww
他にいくらでも無駄あるやろwww
子育て支援やらインフラやらをすぐに人質に取る手法やめろwww… pic.twitter.com/Ub3YW7tnzh— Rose (@Rose60653167) November 21, 2024
テレビは相変わらず減税への反対方針を隠しません。
そして、上記ポストでのひるおびへの批判はまっとうなものと思われます。だからこそインプレッションが伸びているのでしょう。
TBSのひるおびのYouTube動画を探しましたが見つけられませんでした。代わりに、コメンテーター熊野英生氏の出ているTBSのYouTube動画を紹介します。
2024/11/20 #newsdig #TBS #ニュース
自民・公明の与党と国民民主党の政策責任者は、いわゆる「103万円の壁」の見直しも明記した形で政府の経済対策について合意しました。「壁」はどこまで引き上げるのでしょうか。国民民主党 浜口誠 政調会長
「103万円の壁については、令和7年度の税制改正の議論の中で引き上げると言い切っていただいた」「103万円の壁」の引き上げをめぐる次の争点は実際にいつ、どこまで引き上げるかです。街の人は…
「(引き上げ幅が)高ければ高いほどやって、税金を低くしてほしい。自衛隊のジェット機なんて買わなくていい」
40人に聞いた“希望”はこんな分布に。
やはり課題は8兆円規模とみられる税収減ですが、国民民主党は「178万円」を譲らない構えです。
国民民主党 玉木雄一郎 代表
「取り過ぎた税収を還元するということなので、新たに財源を見つけてくる話ではそもそもない」ただ、こうした主張に政府では根強い抵抗感が。
財務省幹部
「財源は政府が考えろというスタンスは無責任にもほどがある」5兆円の減収となる地方は簡単に債券を発行できないため、こんな悲鳴も…
総務省幹部
「借金をして穴埋めすることはできない。住民サービスや給与をカットせざるを得ない」生活苦から期待を寄せる人も多い「壁」の引き上げと財源。並び立つ“落としどころ”は見つかるのでしょうか?専門家は…
第一生命経済研究所 熊野英生 首席エコノミスト
「178万円というのは現実的ではなく、120万円にすれば現実的であり、当座の働き控えを防止するには、そのくらいでいいんじゃないか」国民民主党が主張する最低賃金ではなく、物価の伸びをもとに計算した「120万円」を提案。減収は1兆7000億円程度で地方財政にも「大きな穴は開かない」と言います。
多くの有権者が期待を寄せる「壁の引き上げ」ですが具体的な議論はまさにこれから。
年末にかけて、国民民主党と政府・与党の間で激しい綱引きが続きそうです。
自衛隊のジェット機なんて買わなくていい、とのコメントを採用するあたり、他国の影響下にあることを示唆するように思います。
第一生命経済研究所 熊野英生 首席エコノミスト
「178万円というのは現実的ではなく、120万円にすれば現実的であり、当座の働き控えを防止するには、そのくらいでいいんじゃないか」
そして熊野英生氏が相変わらず減税に消極的な意見を述べています。
財務省幹部
「財源は政府が考えろというスタンスは無責任にもほどがある」
無責任というのが無責任ではないでしょうか?予算の組み方を調整するのは財務省主計局の仕事でしょう。
渡瀬裕哉さんの考え方が参考になると思います。
民主党政権の間違いは、自分達で役所の無用なものを見つけようとしたこと。増税せずに歳入を絞り続ければ役所は自ら自然と無駄をゲロるようになる。規制改革もトランプの2対1ルールが正しく、自民党の国家戦略特区方式は間違い。役人が不要物を自己申告せざるを得ない環境を作るべき。
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) October 3, 2019
役人は「必要だ」と予算を要求するが、実際に税金が入らなくなると「必要性がない予算」をゲロする。平時でも減税すると勝手に優先順位が低いものから無くなる。:
静岡県350億円の財源不足 歳出20%カットへ(静岡放送(SBS))#Yahooニュースhttps://t.co/OCsrBNm6Bk
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) October 22, 2020
行革や財源発見は、全ての増税に反対しているだけで、勝手に政治家や役人側がやるのです。有権者は徹底して、全ての増税に反対し、減税を求めるだけで構いません。
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) December 3, 2023
中途半端に真面目な人は相手が主張する屁理屈問答に真面目に答えられないともどかしい気持ちになってしまいます。
しかし、そもそも当事者たる相手が「全ての予算の必要性を何も立証していない」のに、こちらだけ予算の不要性を立証する必要はありません。単なる役人の都合。
議論の意味がありません
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) February 5, 2021
総務省も変なことを言っています。
総務省幹部
「借金をして穴埋めすることはできない。住民サービスや給与をカットせざるを得ない」
別にカットしていいと思います。いや、カットすべきでしょう。
報道ベースではありますが、財務省、総務省などの考え方が垣間見えます。
もちろん、そうではない考え方の官僚の方も数多いとは思います。
おそらく、自公政権が続く限りはこういった現況は変わらないと思います。
引き続き、国民の怒りが国会議員に伝わることを期待しつつ、私も頑張っていきます。
コメント
役割ごとの正義がある。
役人には増税の、政治家には減税の正義があります。
どちらが正しいのかではなくて、「政治家が少し強い」力関係が大事だと思います。
役人は、学生時代から猛勉強しているサラリーマンですが、
政治家は、基礎知識、集票力、華があるかなど、能力や魅力に差異が大きいです。
極論は、選挙に勝てる政治家が強いと思いますが
それぞれの役割のバランスが変わる過渡期なのかなと少し期待しています。