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石破茂新総裁 小泉進次郎幹事長なるか? 経済ブレーンは藻谷浩介さん?

自民党総裁選では石破茂氏が新総裁となりました。

2024/09/27
過去最多9人が立候補した自民党総裁選。石破茂氏(67)が新たな総裁に選ばれました。注目の人事について政治部・官邸キャップ千々岩森生記者の解説です。

■自民党「9人のスター」が誕生?

(Q.今回の総裁選は石破氏が逆転勝利を収めました。しかも、議員票も大きく伸ばし逆転しましたが、何があったのでしょうか?)
これは2つの「大きなかたまり」が動きました。

もともと石破氏には46人の議員票がありましたが、ここに今回3位の小泉進次郎氏(43)の陣営が乗りました。

そしてもう一人のキーパーソンは、岸田文雄氏(67)です。政治的立ち位置は石破氏と近い。さらに立候補していた林芳正氏(63)や上川陽子氏(71)も岸田氏の派閥でしたし、この岸田氏を中心とするグループが乗ったと。つまり「石破・小泉・岸田連合」が決選投票では成立したということになります。

(Q.党役員人事の予想を見ると、幹事長に小泉氏の名前があります)
可能性が高いわけではないのですが、石破氏が「刷新・改革・新鮮さ」をどう考えるかです。幹事長というのは選挙の顔ですが、小泉氏のような新しい形にしていくか。もしくは小泉陣営に今回入っていた、森山裕氏(79)です。自民党の中で人望もある。経験も豊富です。小泉氏と真逆のタイプですが、このようなタイプも選択肢の一つかと思います。

(Q.副総裁を見てみると、菅義偉氏(75)や岸田氏の名前があります)
副総裁は本当に党内の「重し」です。これまで石破氏が党内で人気がない、人望が今一歩となっていたなかで、党内に顔が利く菅氏や岸田氏のどちらかを副総裁に据えれば、党も安定感が出るかと思います。

(Q.副総裁は長年、麻生太郎氏(84)が務めていましたが、どうなるでしょうか?)
今回麻生氏は、直前になって高市氏を支持すると表明し、自民党内はかなりざわつきました。結果的に麻生氏は外れることになると思います。

(Q.閣僚を見ると、官房長官は岩屋毅氏(67)、齋藤健氏(65)です)
岩屋氏と石破氏は信頼関係が絶大です。今回も最後に石破氏の隣で涙を流していました。

この岩屋氏と共に小泉陣営にいて、もともと岩屋氏と近かった齋藤氏の名前も挙がってくるかとみています。

(Q.今回、史上最多9人での総裁選となりましたが、共に争った面々はどうなってくるのでしょうか?)
決選投票を争った高市早苗氏(63)は必ず入ってくると思います。そして、若手のホープとして今回名乗りを上げた小林鷹之氏(49)も十分あり得ると思います。

もともと近かった改革派の河野太郎氏(61)も考えられます。功労者であり、実力者でもある上川氏と加藤勝信氏(68)も入ってくるかもしれません。

今回自民党は、ある意味で「9人のスター」が生まれたと考えれば、顔が売れただけではなく実力もあるので、石破氏以外の8人は多くが党幹部か閣僚として登用されると思います。

(Q.本当に自民党が変わったかどうかは、我々も見ていかなくてはいけませんね)
まさにそうです。改革が必要だからこそ石破氏が当選したわけですし、不可欠な要素です。

今後の石破氏による人事が注目です。

小泉進次郎氏を選挙の顔として幹事長に、というのは面白いと思いました。

決選投票を争った高市早苗氏の処遇も大変気になるところです。

さて、総裁選の結果が出た直後に市場の反応がありました。

上念司さんが石破茂氏の経済ブレーンを指摘されています。藻谷浩介さんではないか、とのことです。

この機会に藻谷浩介さんの発信内容に注目してみたいと思います。

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コメント

  1. 4-YouMe より:

    石破氏が選ばれ、日本保守党の党員は一晩で数千人増えました。
    ピンチはチャンスですね。

    実は、多くの問題を抱えているのは承知ながらも高市氏がありがたかったのですが、利権政党自民党では有り得ない選択とは知っていました。予想よりも小差だった程です。
    おかしなことをされないうちに、次のチャンスをものにしなければなりません。

    新たな支部長になってくださった方に(さすがに・・彼には不要だとも思うのですが)「国会質問制度の研究・質問主意書」を取り寄せ、ご決意の感謝の形として送付しました。今回は自分用にも購入しました。生来なまけものの私が、どうしたことか時間を無駄にはできません。(無駄にはしませんが、よくお昼休みはお昼寝。。。)

    一緒に戦います。足手まといにならないように、それなりに私も学ぼうと思います。