スポンサーリンク

防衛白書に触れましょう

今回は2024年7月15日のニッポンジャーナルというインターネット番組の内容の一部を紹介します。

・2024年版の防衛白書 ロシアが北朝鮮から武器調達で戦力を維持と指摘

 防衛省は2024年版の防衛白書を閣議で報告しました。ロシアが北朝鮮からミサイルなどを調達し、ウクライナ侵攻の戦力を維持していると指摘しています。

木原防衛大臣
「本年の防衛白書は、我が国を取り巻く安全保障環境や戦略3文書を踏まえて進めている、防衛力の抜本的強化のための防衛省・自衛隊の取り組みを、分かりやすくご理解いただけるよう、令和5年度の事象を中心にまとめております」

防衛白書では、ロシアのウクライナ侵攻について「経済制裁により装備品調達に支障が出ている」とする一方で、「北朝鮮からの砲弾やミサイルの調達などにより、戦力を維持しているものとみられる」と指摘しています。

中国については、ロシアの爆撃機との共同飛行や艦艇の共同航行を繰り返し行っているとして「さらに軍事的な連携を深めていく可能性がある」ことから「懸念をもって注視する必要がある」と記しています。

また、中国側の軍事活動の活発化により、「台湾との間の軍事的緊張が高まる可能性も否定できない状況」との分析を初めて載せました。

北朝鮮については2023年以降、固体燃料の弾道ミサイルの発射や衛星の打ち上げを行っているとして「質的な意味での核・ミサイル能力の向上に注力している」としています。

大国ロシアが小国北朝鮮から武器を調達するとはどういうことか?についてコメンテーターの多田将さんが説明されています。

また、江崎道朗さん曰く、防衛白書には中国の脅威を数多く記載されている。さらに英語版・中国語版もあり。これは中国人向けのプロパガンダとなりうる。

江崎道朗さん曰く、日本人も防衛白書を読んで、日本政府がやっていることをしっかり把握しましょう。Xのスペースで、防衛白書を読む取組があり、ありがたい。

こちら↓がそのスペースの取組の一部です。

こういった取組に参加する人が増えることは、我が国を強くすることにつながると思います。皆様には上記Xアカウントのフォローをお願いしたいと思います。

また、防衛白書をとりあげているYoutube動画を共有します。

内容の概説動画などもあり、こういった動画で防衛白書の概要を頭に入れることは意義があると思います。

↓もしよろしければ応援クリックお願いします。
人気ブログランキング

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. かんくろ より:

    浜田先生「防衛白書とか公刊情報をよんでみる」をご紹介頂きありがとうございます✨

    数年前に江崎道朗先生から、安全保障等の国家の動向に関して、一般の私達が考察したり議論するのに当たり、情報源を言論人やマスコミ報道だけに頼るのではなく、白書などの公刊情報を知る事は、とても重要ですとの教えを受けました。
    政府見解や方針、そこに記された動向を踏まえる事は、これが正しいからと言う事ではなく、これが正しいのか?も含めた議論の「基本のキ」であり、専門家の議論に通じる取り組みであると。

    その教えを実践しSNSで多くの皆さんと共有する取り組みが、私達のスペースです。
    基本的に毎週土曜日の22時から約1時間〜1時間30分程。隔週で防衛白書と公刊情報を踏まえた書籍などの輪読を交互に開催しています。
    自由参加ですから、出欠、聴くだけ、意見交換だけ、もちろん一緒によんでみたい方も大歓迎です!

    2022年3月23日から始めてはや2年と半年ほどが経ちました。ご参加戴いた皆さんとの意見交換はとても楽しく、色々と気付かされます。ぜひ皆さんのご参加をお待ちしております。

  2. 4-YouMe より:

    防衛白書は、興味関心さえあれば読み解けるような平易な言葉を使い、丁寧に説明されています。

    全てはとても目を通せませんが、個人的に注目していたのは、ウクライナと中国の評価でした。

    防衛白書には、F16供与のことも少し書かれています。
    https://jp.reuters.com/world/ukraine/HPZ22QVZR5NPLAYT6XLM5FQHCE-2024-06-28/
    事前に、EU域内で操縦や整備の訓練を受けているのかと考えていましたが、供与されてから練習したそうです。(応援はするものの仲間にはならない意向と解釈。)

    しかし、2年経って分けてもらった航空機の1機は操縦士ごと落とされてしまいました。
    https://jp.reuters.com/world/ukraine/ABVBNJCU7ZL5HPEKCAPMJUMGOE-2024-08-29/
    俊敏な機体も大切ですが、特別な訓練を受けた操縦士という大きな戦力を失いました。この時に備え準備をしてきたロシア側に撃ち落とされたとも、味方の誤射だったとも言われます。
    戦時下でのプロパガンダは、いずれも信用に価しませんが、装備の対価については日本は関心を持つ必要があります。。

    表紙について
    ”今回の表紙は、「刀鍛冶」をコンセプトとしています。防衛省・自衛隊は発足以来、「刀を抜かないために」必死で刀を鍛えてきました。”
    真の武士道です。自衛隊とその広報の皆様を頼もしく思います。
    道具は武力として不可欠で有力ながらも、情報と技術、本気で備える心は、それを上回るとさえ感じさせられます。

    スペースでの取り組みは、素晴らしいですね。

  3. せふぇむ より:

    かんくろさん「防衛白書とか〜」をフォローしました。

    私は、浜田先生のYouTubeで防衛白書の存在を知りました。1次情報は重要です。
    思い返すと、5年前の夏に初めて浜田先生にお会いした際に
    「浜田先生のYouTubeを見るようになって、日本の政治は意外とちゃんと公表・公開されていて
    私が知らなかっただけなのが分かりました。日本は意外とちゃんとやっていますね」
    とお話しました。当時、当たり前に与党と野党の違いが分からなかった私が
    今では、浜田議員の質問主意書のクオリティに難癖をつけるようになりました。
    発信を続けるのも大事ですね。

  4. かんくろ より:

    せふぇむさん、フォローありがとうございます。
    今年度の防衛白書は、防衛研の先生たちのコラムが充実していて読み物としてのクオリティーが高いです。精度の高い解説で、安全保障の現状を知ることができます。
    また、輪読参加者の皆さんの視座からの意見交換は、新たな発見があり有意義です。お時間がございましたら輪読に参加して頂ければと思います。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします‍♂️

  5. せふぇむ より:

    かんくろさん

    お返事ありがとうございます。
    こちらこそ、よろしくお願いします。