認知症の一因 アルツハイマー病新薬「レカネマブ」厚労省が正式承認、とのことです。
現役世代の医療保険の爆上げが決定してんだけど。岸田政権の経済対策とは。
認知症の一因 アルツハイマー病新薬「レカネマブ」厚労省が正式承認 | NHK https://t.co/J6lEPp53gV
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) September 25, 2023
喜べる状況ではなさそうです。
レカネマブ承認されました。
認知症の進行を約半年「遅らせる」らしいですが、これで390万。
こんなに高齢者の多い社会で、自己負担1割でポンポン使われたら現役は死にます。
現役のQOLガタ落ち&子どもを諦めることで、本来生まれるはずだった命も消える。社保による見えない殺人、いい加減にして!— 藤丸@自由主義研究所 (@jufujimaru) September 25, 2023
社会保険料の大幅引き上げだな。この薬の薬価算定方式は、医療費爆増に繋がるヤバい内容になる可能性大。年末までに確定する。 https://t.co/XvIaa3M7uE
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) September 25, 2023
認知症の進行が半年から一年遅れるだけの薬なのに、何を歓迎するのか理解できないですね。 https://t.co/ImHbpe6iHO
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) September 25, 2023
今回の承認については、先日の内閣改造が関係している可能性が濃厚です。
武見敬三大臣の対談動画で、薬の早期承認を求めていた人です。
エーザイの認知症薬レカネマブ、迫る投与 患者の負担軽減に課題 – 日本経済新聞 https://t.co/aMcyoTuYVN
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) September 18, 2023
レカネマブの薬価の算定は、従来までは考慮されなかった介護費用の低減というロジックで爆上げさせるようだな。
だから、医療と介護の両方の代表の武見厚労大臣なのね。エーザイともズブズブみたあだし、意地でもこの利権を通すつもりなんだなと。
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) September 16, 2023
レカネマブについては、興味深い記事があります。
アルツハイマー病の新薬レカネマブの承認を「軽率」と断じる理由、認知機能低下27%抑制なのになぜ? | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン https://t.co/Zng7wAQsPv
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) September 14, 2023
上記事の結論部分のみ抜粋します。
超高齢化社会の日本では、2025年には65歳以上の5人に1人が、認知症患者になると推測されています。当然薬へのニーズは高いですが、だからといって今回のような軽率な承認決断をするべきではありません。効果の実感が乏しく、深刻なリスクがあり、しかもすこぶる高額である、というトリプルパンチですから、患者や家族にとって良いことはありません。
レカネマブに関して医師が解説している動画を共有します。
まとめ
抗認知症薬を開発しているエーザイは、アルツハイマー病「アデュヘルム」を事実上断念しました。
かわりに「レカネマブ(BAN2401)」の実用化を急ぐそうですが、あまり期待はできないと思います。
まずはアミロイドβが原因の認知症に限定すれば、「アミロイドβ」を標的にする薬剤も効果が期待できます。
別の動画も共有します。
医療費の問題、そして製薬会社の新薬開発意欲等についても指摘されています。
国会議員として、やるべきことのひとつとして、一つは薬価算定の在り方にツッコミを入れるところでしょうか。
こんな薬価の算定が常態化したらマジで医療費は崩壊するだろうなと。介護費用の低減はその通りにはならないだろうから。
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) September 16, 2023
財政に責任を持つ国会議員が薬価算定後の財政負担見通しについて、情報を知ることもできず、公式に意見を述べることもできないまま、厚生労働省と中央社会医療保険協議会のみで薬価が決定する意思決定の状況は改める必要があるでしょう。