長野県の有権者の判断

先日、務台俊介衆議院議員が次のようなツイートをされていました（務台俊介議員は先の衆院選では長野県第2区で下条みつ議員に敗れて比例復活）。

29年前の6月27日松本サリン事件が起きた現場。第一発見者の河野義行さんが被疑者と疑われ深刻な人権侵害も発生。河野氏を犯人扱い追い詰めたテレビキャスターは今は松本市を含む長野県選出参議院議員として追求型の議員活動を継続。#松本サリン事件　 #河野義行 pic.twitter.com/kmozH2PwBn

— 務台俊介（むたい　しゅんすけ） (@mutaishunsuke) June 26, 2023

ここで述べられている長野県選出の参議院議員は杉尾秀哉議員です。名前こそ伏せていますが、このツイートには務台俊介議員の強い思いがこもっているように思いました。そしてこのツイートには数多くのリツイートやいいねがなされました。

YouTube動画も共有しておきます。

松本サリン事件の報道被害者である河野義行さんには各方面から謝罪がなされたようですが、杉尾秀哉氏からの謝罪はなされたのでしょうか。

https://twitter.com/TANAKA_Kei/status/1643054688076726272?s=20

衝撃の事件は９４年６月２７日深夜に発生した。松本市の住宅街に神経ガス「サリン」が散布され、８人が死亡した。実は、オウム真理教の犯行だったが、警察や報道によって、まったく無実の河野氏の関与が疑われ、「発生からたった２日で、世間から殺人鬼と呼ばれるようになった」という。

最終的に、国家公安委員長が河野氏に謝罪し、マスコミ各社が訂正記事や謝罪文を掲載する事態となった。

このタイミングでの講演会開催は、市民の間で「（発生から２０年以上過ぎて）事件を風化させるべきではない」との声が高まったことに加え、杉尾氏の出馬も背景にあるという。「河野氏は、事件報道に携わった杉尾氏に複雑な思いを抱えているようだ」（市政関係者）。

結局、2016年、2022年と参議院の長野選挙区では杉尾秀哉氏が当選しております。もともと左翼勢力の強い地盤もあるとはいえ、有権者には慎重な判断をしてほしいところです。