先日の参議院総務委員会では、衆議院の小選挙区比例代表並立制について質問しました。
2〇失われた30年と国政選挙制度について 2点伺います。
https://www.sankei.com/article/20230515-H6IYJQRIAZNDDAVIE56NRLMDGE/
衆院選挙制度の在り方に関する協議会が15日開催された。今後、現行の選挙制度を検証し、年内にも各党の見解を踏まえた報告書を作成する方針とのことである。
・国政の政治体制はその国の経済成長に直結する。1990年代から日本は経済成長が鈍化したままである。この経済成長の鈍化は衆議院で小選挙区比例代表制が導入されてからの期間と一致する。したがって、この小選挙区比例代表並立制は日本の経済成長の観点からは間違った選挙制度であると考える。衆議院の選挙制度と日本の経済成長の関連性について政府の見解を伺う。→政務3役(誰でも可)・中選挙区制を問題視したからこそ小選挙区比例代表並立制を導入した経緯から考えると以前の中選挙区制に戻すことはありえないと考えるものの、現行制度の見直しはもちろんのこと、衆議院の解散ではなく選挙時期を米国のように固定することや、連記式や委譲式等の日本であまりなじみのない新たな制度も議論すべきと考えるが、政府の見解を伺う。→政務3役(誰でも可)
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3050467_po_0721.pdf?contentNo=1 →資料3枚目(図1があるページ)を配布資料として準備
当該委員会でも述べましたが、この選挙制度は改めるべきと考えております。
渡瀬裕哉さんが何度もつぶやいておられるのは印象的です。
平成30年の間に日本がほとんど経済成長しなかった理由は、政治体制に問題があったからです。政治制度とは選挙制度と政治資金の在り方を意味します。この政治制度が欠陥であり、それに対応した政党の仕組みが経済成長を阻害したのです。政治制度が経済成長の有無を決めます。
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) April 14, 2020
議員定数の話よりも選挙制度改革のほうが大事です。
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) May 11, 2022
選挙制度改革は事実上の革命です。意思決定を行う議員の選ばれ方が変わるのだから。
日本は30年間没落傾向ですが、それは選挙制度改革で、意思決定権者の選ばれ方が変わったことに起因しています。
どの制度が良いかは議論があるでしょうが、今の制度が失敗していることは議論の余地はありません。
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) June 20, 2022
政治闘争は倒した相手の息の根を止める事が出来るから成り立つのであり、倒した相手がほぼ必ず復活できる比例制度がある状態では成り立ちません。
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) January 26, 2023
選挙制度は本質は権力者の条件を決めることです
日本における小選挙区比例代表制は、
世襲が大半を占めるほぼ落選可能性がない選挙区を党幹部が占有し、当選回数を重ねて権力を保持する体制
を作る選挙制度です
選挙制度はその作り方によって誰にどのように権力を与えるのかを決める制度のことです
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) February 1, 2023
政治体制はその国の経済成長に直結します
1990年代から日本は経済成長が鈍化したままであり、
小選挙区比例代表制が間違った選挙制度
であることは明らかです
この選挙制度を変更し、新陳代謝を促すことは、日本の経済成長に繋がります
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) February 1, 2023
世襲政治とは
先代が作り上げた既得権者の利権(補助金や規制)を取り巻き(後援会幹部)が維持することを目的とする政治
なので百害あって一利ありません
親父の後援会が息子に引き継がれるとはそういうことなのです
貴方は後援会幹部ですか?そうでないなら、世襲には全てNoを突きつけるべきです
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) February 9, 2023
とあるブログ記事からも抜粋します。
ロスジェネを作ってきた反省がない連中に何ができる?(パチンコ屋の倒産を応援するブログ)
また、これは選挙制度が小選挙区制に変わったことも大きかったでしょう。
小選挙区制度では1番にならなければ勝てません。
2番じゃダメなんですよ!国会でファッション誌の撮影やってた旧姓村田さん!中選挙区制ならばある程度自分の考えに賛同してくれる層を固めておけばだいたい当選できました。
ですので強烈な政策主張をするアクの強い議員達も生き残れました。
しかしながら、小選挙区制度では1番にならなければ当選できないわけで、マスコミにも配慮して言うべきをなるべく言わずにとりあえずは一番数が多くて票の上積みに利用できそうな高齢層を狙うのが当たり前になりました。結果、若者はひたすら軽視され続け、高齢層向けの政策ばかりに偏重し続けてきました。(以下略)
国政の選挙制度が変わるのがいつになるのか、わかりませんが、自分なりにできることをやっていきたいと思います。