NHK党が国政政党になって3年以上が経過しました。NHKの問題は、委託業者の集金人の問題など、前進した点はありつつも、やはり時間がかかりそうです。監督官庁と言っていい総務省がNHKの管理ができているとは言い難い状態です。
先日の総務委員会↑でNHKに関して総務省にいくつか質問しましたが、総務省側からはNHKの監督官庁というよりは他人事のような答弁が目立ちました。
さて、総務省の体たらくはNHKに限りません。放送分野に関して問題があるのは以前の総務省の接待問題をはじめ数々の不祥事からうかがえると思います。
さらに、郵便分野に関しても問題がありそうです。
とにかく、総務省には色々と問題があり過ぎです。
※完璧な組織などないので、おそらく他の霞が関の官庁にも色々と問題はあるのでしょう。
※総務省にも色々な部署があり、行政評価局(かつては政府の規制の数を把握していた点)など期待の持てるところはあると思います。
問題の多い総務省に関して、こういう本↓が出るのも当然でしょう。
この本の内容紹介動画も共有しておきます。
議員の仕事のうち、重要なものとして行政監視が挙げられると思います。ということで、私にとっては仕事のやりがいはあります。こちらから頭ごなしに総務省をコントロールすることなどできっこありませんので、それよりはむしろ総務省のことを研究しつつ、総務省の方々とうまく協力して改善していければ、と思います。
以前の記事↑でも紹介したツイートを再掲します。
【総務省は失敗だった!?】
ちょこっと紹介「総務省解体論」[高橋洋一×原英史のフェイクニュース研究室] https://t.co/HPWZvvZYY8 @YouTubeより— 森山英樹 NHK党浜田聡参議院議員政策スタッフ (@Nkoku_Watcher) April 24, 2022
https://twitter.com/Nkoku_Watcher/status/1519415640108732416?s=20&t=ZF6RKICeL-95VLVgJCxJ4A
https://twitter.com/Nkoku_Watcher/status/1519499118942765056?s=20&t=ZF6RKICeL-95VLVgJCxJ4A
https://twitter.com/Nkoku_Watcher/status/1520169960236269568?s=20&t=ZF6RKICeL-95VLVgJCxJ4A
https://twitter.com/Nkoku_Watcher/status/1529013911445729281?s=20&t=ZF6RKICeL-95VLVgJCxJ4A
今回紹介した「総務省解体論」に関しては、日本維新の会の足立康史衆議院議員が衆議院の総務委員会で取り上げております。関連ツイートを共有しておきます。
早速拝読しましたが、総務省の間口が広く深い分、総務省解体論も広く深く、大変刺激的な内容でした。明日は、衆院総務委で総務省スキャンダル集中審議。私は、総務省解体に焦点を当てていきます。 https://t.co/iq3rnAL2cc
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) June 7, 2021
武田総務大臣も総務省解体論を読んでくれるみたいです(*⁰▿⁰*) pic.twitter.com/XPCi9azuqC
— コミヤマ タケシ (@ramenkomiyama) June 8, 2021
上記の議事録も共有しておきます。
第204回国会 衆議院 総務委員会 第19号 令和3年6月8日
○足立委員 したがって、ちょっと今日はこれぐらいにしますが、いわゆる独立委員会、放送・通信分野の規制権限を振興と切り離す、これはもう当たり前です。グローバルスタンダードだというだけで何か押し切るつもりは全くありませんが、しかし、これからのこの分野をリードしていくに当たっては、私は、原子力規制庁、原子力規制委員会をつくったのと同じように、あるいは公正取引委員会があるのと同じように、電波監理委員会をつくるべきであると我が党としては強く思っているし、そこで残る、その残りの部分は、もうデジタル庁に上げたらいいんですよ。いや、上げたらいいって、僭越やな。
私の経済産業省の先輩で、原英史さんという先輩がいます。いろいろ毎日新聞にたたかれていましたけれども、裁判で、篠原さんやったかな、森ゆうこさんとはまだ続いているのかな、篠原さんには裁判で勝訴をされていると思います。
だから、毎日新聞のイメージは払拭してくださいね。大変公正で、国益のためにその知見をかしてくださっていた有識者ですが、ちょうど、今週か先週か、「総務省解体論」という御本を上梓されました。もう読みましたが、大変よくできていると思います。
ちょっと大胆な改革で、情報通信規制は電波監理委員会、それ以外の部分はデジタル庁、総務庁関係はそういう行革の、内閣行政管理局やったかな、にする、自治省はちょっとでか過ぎるので、諸外国、先進国と同じような形で、もう少し、国が余り全部やるんじゃなくて、地方分権、国は国の役割、外交、防衛、マクロ経済運営に集中する、もう少し地方に任せられることは任せた上で、もちろん、緊急事態は別ですよ、緊急事態はまた有事モードでがらっと変えればいいわけですが。
そういうことを、いろんな、原さんの非常に広い見識に基づいてまとめられていますので、是非大臣も、あっ、総務大臣に「総務省解体論」を読んでくださいというのはちょっと……(武田国務大臣「大丈夫ですよ」と呼ぶ)大丈夫ですか。(武田国務大臣「今、言いました」と呼ぶ)ああ、そうですか、今。ちょっとそれ、マイクの下でちょっと、読むって一言言っていただけますか。○武田国務大臣 参考にさせていただきたいと思います。
○足立委員 済みません、いや、変な意味じゃないんだけれども、もう秘書官に指示をして、入手をしていただけるということです。
本当に、私がなぜ今回この改革の話をしたかというと、もうスキャンダル追及だけには意味ないです。ねえ、大臣。大臣が一生懸命指示をして、調査をしていただいているのはもう分かっているし、むしろ私は、武田大臣は本件についてはよくやっていただいている。
ただ、日本維新の会としては、やはりこの分野、情報通信分野のむしろその未来をどうつくっていくかと考えたときに、こういう原さんが提唱するような、デジタル庁もできるんだから、総務省も一回解体するぐらいの気持ちで、この分野の政策、役所、行政の枠組みをつくり直していくべきであるとお訴えをして、質問を終わらせていただきます。