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医療ジャーナリストの方による私へのインタビューがケアネット上で記事になりました その1

先般の参議院選挙でNHK党の公約を私が作成したわけですが、その中で医療政策をご評価いただく記事がケアネットさんに掲載されているのを偶然知りました。

https://twitter.com/satoshi_hamada/status/1547891277915533320?s=20&t=jshIPw5-vqGNNCMQ2q0nyQ

ケアネットは、医療者(特に医師)にとって医学情報をキャッチアップするのに便利な(主に映像)コンテンツを提供している会社です。私は研修医時代にこの会社が作っている医学教育DVDで勉強をしていました。

放射線科医となった現在でも、ケアネットのサイトに掲載されている数多くの医療情報を可能な範囲でチェックしています。

冒頭で紹介した記事に関して、執筆者に謝辞を送ったところ、その後、その執筆者である医療ジャーナリストの方からインタビューを受け、その内容がさらに記事になったという次第です。その記事はこちら↓。※全文を読むには会員登録が必要かもしれません。

第121回 「コロナ検査で陽性でも治療方針は変わらない」-NHK党・浜田氏に聞く(前編)公開日:2022/08/12

ここでは、記事から一部のみ転載します。

一方、NHK党は「検査の意義を考慮した上で、無駄な検査や害となりうる検査拡充に警鐘を鳴らす」とPCR検査などの検査拡充に異議を唱えています。多くの政党がむしろ検査拡充を訴える中で目を引きました。

参議院選挙後に起きた現在の第7波の最中では検査拡充の持つ意味はやや異なってきますが、まず検査について一般の方々の誤解が多いと感じています。医療者の立場からすれば、検査とは必ず白黒がはっきりするものではなく、限界があるというのが当然の認識です。しかし、一般の方々の多くはそのことを知らないのだろうという印象を持っています。

私は2011年に医学部を卒業していますが、学部では臨床教育移行時にどのような場合に検査をすべきかについて、いわゆる「ベイズの定理」に基づき、事前確率の高さを基準に検査をすべきとの教育を受けました。

ところが最近の国会での議論を見てると、率直に言って医師免許を有する比較的高齢の国会議員の方々がそうしたことを十分に理解されていない点にやや危機感を覚えます。事前確率で絞り込むことなしに闇雲に検査件数を増やせば、間違った検査結果も必然的に増加します。近年の医学教育を受けた自分としては、この点は国政の場でしっかりと伝えていくべきだと思っています。

他方、一部の地方首長はこの検査の限界を理解して発言されています。国会で同じ方向で議論が進めば良いと願い、公約に入れさせていただいたのが経緯です。

以前から、医療における検査の限界を踏まえて政策を考える必要がある、とは述べてきているつもりです。

※ベイズの定理は直感で理解しにくいのですが、↑の記事で示したように具体例で考えると理解がしやすいのではないかと思います。

今回紹介した記事は前編でして、次回以降では後編の記事を紹介していこうと思います。

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