先日、岸田首相がロンドンで行った講演について報道されました。
岸田首相、「資産所得倍増プラン」を表明 貯蓄から投資へ誘導https://t.co/N2izdmTxS4
岸田文雄首相は5日、ロンドンの金融街・シティーで講演。「安心して日本に投資をしてほしい。インベスト・イン・キシダ(岸田に投資を)」と呼びかけました。
— 毎日新聞 (@mainichi) May 5, 2022
講演内容で特に気になる部分を抜粋します。
また、世界的なエネルギー供給不安を念頭に「既存の原発1基が再稼働すれば年間100万トンの液化天然ガス(LNG)供給と同じ効果がある」と述べ、安全を確保した原発の有効活用を図るとした。新型コロナウイルスの水際対策を緩和するとし「6月には他のG7(主要7カ国)諸国並みに円滑な入国が可能となる」と語った。財政・税制政策を巡っては「減税などのインセンティブ(動機づけ)が将来の増収をもたらすという動的思考を積極的に導入していく」とした。
ウクライナ情勢によって、今後日本にはロシアからのエネルギー依存脱却の必要があるので、安全を確保した原発の有効活用を図る、ことは非常に重要です。
「検討使」と呼ばれている岸田首相が今回も検討だけで終わる可能性はあります。今後の国会で私は政府に原発再稼働について質問してみようと思っています(以前の委員会で質問予定でしたが時間切れで質問できませんでした)。
財政・税制政策については、岸田首相は減税を明言しているわけではありません。参議院議員通常選挙が近づいているので、リップサービスの可能性を考えています。
https://twitter.com/satoshi_hamada/status/1522252596668379136?s=20&t=ZvZ549VZeQ5SP74GbQPfAg
最後に、上念司さんの見解の動画も紹介しておきます。