先日のTBS等の報道を共有します。同様の報道は他社もあります。
2025/03/09 #newsdig #ニュース #TBS
アメリカの「政府効率化省」を率いるイーロン・マスク氏とルビオ国務長官が、トランプ大統領の目の前で激しく衝突したと報じられました。アメリカの有力紙「ニューヨーク・タイムズ」は、6日に開かれた閣議で「政府効率化省」を率いるイーロン・マスク氏がルビオ国務長官と激しい口論を交わしたと、5人の関係者の情報を元に報じました。
マスク氏は、ルビオ国務長官に対し「誰も」解雇せず職員削減に失敗したと非難、これに対しルビオ氏は「マスク氏は正直ではない。1500人以上が早期退職に応じた。彼ら全員を再雇用した上で、改めて解雇しようと考えているのか」と皮肉を込めて反論したということです。
記事では、ルビオ氏が国務省管轄で外国で人道援助などを行うアメリカ国際開発庁が閉鎖に追い込まれた件について、マスク氏に対しここ数週間にわたり激怒していたと伝えています。
2人の口論がしばらく続いた後、トランプ氏は「彼は素晴らしい仕事をしている」とルビオ氏を擁護したということです。
7日、記者団からこの件について質問されたトランプ大統領は「私はそこにいたが衝突はなかった」と話し、「マスク氏とルビオ氏は仲が良く、2人とも良い仕事をしている」と否定しました。
この件に関して某ブログ記事を共有します。
風評加害活動を「楽しいデモだった」(パチンコ屋の倒産を応援するブログ)
さて、お次は共同通信の記事から。
【マスク氏とルビオ国務長官が衝突 政府職員削減巡り批判、報道】
【ワシントン共同】ニューヨーク・タイムズ電子版は7日、トランプ大統領が6日に開いた閣議で、「政府効率化省」を事実上率いるマスク氏がルビオ国務長官について政府職員の削減を怠っていると批判したと報じた。ルビオ氏はマスク氏が事実を語っていないと反論し、激しく衝突したという。複数の関係者の話だとしている。閣議は非公開。強引な手法で人員削減を進めようとするマスク氏は閣僚との間で摩擦が指摘される。トランプ氏は閣議で不満解消を図ろうとしたが、マスク氏と閣僚の対立が深まった可能性がある。
閣議で、マスク氏はルビオ氏が誰も解雇していないと責め立て、解雇したのは政府効率化省の職員ぐらいだと非難した。ルビオ氏は早期退職制度で国務省職員が1500人以上退職したと反論。解雇をアピールするため、一度退職した職員を再び採用させたいとでも言うのかと痛烈に皮肉った。
マスク氏は、ルビオ氏はテレビ出演では良い顔をしているが、それ以外は良くないと中傷。トランプ氏はルビオ氏について「素晴らしい仕事ぶりだ」と擁護したという。
(2025/3/8 共同通信)ニューヨークタイムスからの引用という形をとっています。
マスクとルビオが衝突してやりあっていたと。
NBCのレポーターがこの件について質問した時の動画が以下にあります。
https://x.com/RapidResponse47/status/1898110113736450450
トランプ大統領は
“No clash. I was there. You’re just a troublemaker.”「衝突なんてなかった。私はその場に居た。あなたはただのトラブルメーカーだ」
と反論しています。
これは米国の左派メディアがトランプ政権の中に分裂があることにして騒ぎ立て
詳細を知らない当事者達の間に亀裂を入れて分断を作り出そうという魂胆でしょう。だからこそトランプ大統領が私はその場に居たと言った上で
あなたはただのトラブルメーカーだと断じたのでしょう。ところがこの記者会見でのトランプ大統領の発言という
一次ソースを全く確認しようとしなかったのか、
共同通信がこのように引用記事を作り、
日経新聞などがこれをさらに孫引きして記事にしている形です。今や少なくない人達が一次ソースにアクセスできるようになっているのに
日本のオールドメディアも米国のオールドメディアも手口は同じ。閣議が非公開なのをいいことにトランプ大統領に否定されても
「閣議でマスクとルビオが衝突している!」
という自分達が作り出したストーリーを優先するということなのだろうと思います。
事実なら事実できちんと胸を張ってきちんと情報を手に入れていると言えばいいだけですよ。
事実だったらホワイトハウスが情報をお漏らししている犯人を探すでしょうけど。日本のオールドメディアは取材力がなさ過ぎて
こうした話を孫引きし、さらに憶測を載せて記事化する形です。伝言ゲームによってより不正確になった情報を平気で垂れ流し、
誤報だとはっきりバレても訂正することはほぼありません。オールドメディアを数々の特権で保護する必要はないでしょう。
むしろ無責任にデマも平然と流し居直るオールドメディアこそ規制が必要です。
マスコミ報道には気を付けたいものです。