今回は兵庫県知事をめぐる騒動に関して、です。
兵庫県議会の百条委員会(文書問題調査特別委員会)の報告書が出ます。
これで百条委員会報告は結論ありきのバカ報告確定。
しかし第三者委員会と全く違った報告なら、百条委員会の無能が明らかになるからそれはそれで良いか。
果たしてどうなるかな。百条委の報告書案、維新の意見削除へ 「通報者探索やむを得ず」など [兵庫県]:朝日新聞 https://t.co/YIEBbXz0r6
— みやちゃん (@miyacyangogo) February 22, 2025
ところで、政治的思惑が大きく作用する百条委員会だけでなく、兵庫県の第三者委員会も報告書が近日中に出ます。
兵庫県の第三者委員会と百条委員会は相互の独立性が担保されていますか?https://t.co/etzakIkoDn
— 浜田 聡 参議院議員 WBPC問題調査中 💉💉💉 YouTubeやブログは毎日発信 (@satoshi_hamada) February 24, 2025
現状では、制度上および運営上の枠組みとして、百条委員会(議会)と第三者委員会(県執行部)は別々に機能しており、形式的には相互独立性が担保されていると言えます。ただし、第三者委員会の委員選定や調査プロセスの透明性に課題があるため、実質的な独立性がどこまで確保されているかは、調査結果の公表やその後の対応を見ないと最終的な判断が難しいところです。特に、両者の結論が異なった場合、その差異が独立性の証明にもなり得る一方で、政治的・行政的な混乱を招く可能性も指摘されています。
結論として、形式上は相互独立性が担保されているものの、第三者委員会の運営の不透明さや県執行部との関係性から、実質的な独立性には一定の懸念が残ると言えるでしょう。
さて、私が考えるに、この第三者委員会の報告書が出る前に百条委員会はその報告書を発表したことが想定されます。齊藤元彦知事を貶めたい同委員会とオールドメディアが先に公表して悪印象を植え付けたいのでしょう。
2025/03/04 #兵庫県 #百条委員会 #斎藤知事
兵庫県の斎藤知事をめぐるパワハラ疑惑などを調査した百条委員会は、知事の叱責は「パワハラに該当する可能性がある」県の告発者探しは「不適切だ」などと結論づけました。4日、報告書を公表する方針です。この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/society/aa9eea37229f46b3adf5ae35bc870239兵庫県議会の百条委員会は、斎藤知事のパワハラ疑惑など、告発文に記載された内容が正しいかどうかや、県が告発者探しを行った対応が公益通報者保護法違反にあたるかどうか調査していました。
県の関係者によりますと、百条委員会は3日、非公開の協議会で、調査報告書案を取りまとめました。
報告書案では、知事の職員に対する言動をめぐり、「パワハラ防止指針が定める定義に該当する可能性があり、不適切な叱責があったと言わざるを得ない」と指摘。また、今回の告発は、「公益通報者保護法上の外部公益通報にあたる可能性が高い」として、告発者探しを行うなどした県の初動対応について「不適切な対応に終始し、問題なしとはいえない」結論付けました。(以下略)
騒動のきっかけとなった告発文書は以下の通りです。
なぜかほとんど表に出てこない、元局長がばらまいた文書です。
(兵庫県発表の百条委員会の資料)ここで黒丸で隠されている部分には、個人名、民間企業名、銀行名がそのまま書かれていました。 pic.twitter.com/PlhP7yEYPw
— ケ・セラ・セラ 夫人🌻🌻🌻 (@nantokanaruwa02) September 10, 2024
報告書案へのリンクを共有します。
内容を一部共有します。
Ⅰ 文書問題調査特別委員会について
1 概要
(1) 設置の経緯及び目的 令和6年3月27日の知事定例会見において、西播磨県民局長(当時)が知事や職員等の名誉を毀損する事実無根の内容が含まれる文書を作成、流布したとして、同県民局長を解任し退職保留の上、調査するとの発表がなされた。 これを受け、元県民局長は同年4月4日に県の公益通報窓口に文書記載内容の事実解明と是正措置の検討を通報、その後、文書の内容に事実が含まれるとの報道もある中、内部調査を踏まえ5月7日付で同氏を停職3ヵ月の懲戒処分とするとされた。 県議会では、二元代表制の一翼として監視機能を果たすべく、同年6月の第367 回定例会において、本会議質問等で当該文書問題を質した上で、より詳細に文書記載内容の真偽や文書問題に係る一連の流れを調査究明する必要があるとして、地方自治法第100条第1項及び同法第98条第1項の権限を付与した特別委員会を設置することを議決した。
(2) 名称及び定数
ア 委員会の名称 文書問題調査特別委員会
イ 定数 15 名
(中略)
2 開催状況について
本委員会は、令和6年6月14日の第1回開催から令和7年3月4日の調査報告書の決定まで、計18回開催した。この間、延べ34名の証人に対し計約42時間に及ぶ質問を行い、公益通報者保護法に精通した弁護士や大学教授を参考人として招致するとともに、84件の資料請求により不存在を除き提出のあった73件の資料等を精査し、聞き取り調査や書面調査のほか職員アンケートも行うなど精力的に調査を行い、多様な観点から調査事項の解明を目指した。
(中略)
Ⅱ 任意調査について
1 職員アンケートによる調査
調査事項のうち「文書に記載されている7項目の内容の真偽に関連する事項」について、県職員の認識状況を把握し、調査の参考とするために実施した。
・期間:R6.7.31(水)~8.14(水)
・件数:6,725件(内訳:インターネット6,664件、郵送61件)
・対象:兵庫県職員 約9,700人
・方法:インターネットもしくは郵送による回答で収集
(以下略)
職員アンケートに関する私の見解は以下。
兵庫県議会の百条委員会について
このデタラメなアンケートが問題であることは繰り返し周知しなければいけません。
今国会の参議院総務委員会では去年に引き続き、デタラメアンケートを取り上げたいと思います。
ーーーーー
同じ人間が何度でも回答できるアンケート方法が問題だったじゃないの? https://t.co/1mfqfaRLTt
— 浜田 聡 参議院議員 WBPC問題調査中 💉💉💉 YouTubeやブログは毎日発信 (@satoshi_hamada) February 8, 2025
さて、今回の報告書について、立花孝志党首は酷評しています。
ひとことでまとめると、元西播磨県民局長が3月12日にばらまいた「(告発)文書」は、名誉棄損の「怪文書」だ、ということです。
ポイント2つ
・兵庫県の告発窓口への通報ではなく、各方面にばらまいた。
・知事のみならず、個人名、企業名、銀行名が書かれていた。
なぜかほとんど表に出てこない、元局長がばらまいた文書です。
(兵庫県発表の百条委員会の資料)ここで黒丸で隠されている部分には、個人名、民間企業名、銀行名がそのまま書かれていました。 pic.twitter.com/PlhP7yEYPw
— ケ・セラ・セラ 夫人🌻🌻🌻 (@nantokanaruwa02) September 10, 2024
近々公表されるであろう、第三者委員会の報告書に注目したいと思います。