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所得制限で制度を複雑にする愚策

103万円の壁引き上げについて。

新たな動きが出てきました。4段階?の所得制限を設置検討とのことです。

いわゆる「年収103万円の壁」を巡る自民党・公明党・国民民主党の3党協議に関する報道を見て、私だけではなく他の自民党所属国会議員達も落胆し、怒っています。

私が知る限り3党協議前に平場(自民党所属国会議員が誰でも参加できる会議)は開催されておらず、自民党の提案とされる内容は、税制調査会のインナーと呼ばれる幹部数名で決めたのでしょうか。
私も含めて報道で初めて知ったと憤る議員が多数です。

そもそもの目的が曖昧になっており、かなり混乱しているように感じます。
国民の皆様の手取りを増やして消費も増やすことによる経済成長(結果的に税収増にも繋がる)が目的なら、複雑な年収制限は効果的ではありません。
働き控え対策(人手不足対策)が目的なら、税と社会保険を一体で見直さなければ、壁は残ります。
物価高対策が目的なら、食料品やガソリン等を安くするための税の議論が必要です。

税制は、よりシンプルに、公正に、働く意欲を阻害しないものにしていくべきだと考えます。

2021年の自民党総裁選では、岸田前総裁も私も、「分厚い中間層の再構築」を訴えていました。
総裁選後の人事で宮沢議員の税制調査会長就任を強く推してこられた岸田前総裁の現在のご意見もチャンスがあれば伺ってみたく存じますが、自民党所属国会議員の多数意見とは思えない自民党の提案。
税制調査会インナーの皆様には、今一度、熟考して頂きたく存じます。

2025/02/19 #newszero #自民党 #国民民主党
「年収103万円の壁」をめぐり、国民民主党が178万円まで引き上げるべきと主張するなか18日、自民党は「160万円」という新たな提案をしました。しかし、玉木代表(役職停止中)は18日夜、SNSで「不十分」だと指摘しました。

税制は簡素に、これを念頭においてほしいものです。政府与党は馬鹿が多い、こういわれても仕方が名でしょう。

複雑怪奇な税負担は社会の損失

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コメント

  1. Four-Leaf Clover より:

    検証不可能なほどの複雑さでは、公平とは言えない・・というのは、素晴らしいです。
    リアリストぶっている私も、思いつきませんでした。まだまだです。

  2. せふぇむ より:

    自民党は200万円引上げ案を提示せよbyいつぞやの浜田聡議員

    自分の手柄にこだわるのならば、
    国民民主党よりも引上げ額を上げればいいのにと思います。
    あと、久しぶりに秀逸なブログのタイトルですね。簡単で分かりやすいです。
    ブログのタイトルと税制度は、常にこのようになってほしいですね。

    にしても、ミスター洗脳豆坊主。ユーアー洗脳豆坊主。
    本当に今回の洗脳豆坊主は、部分的ですよね、ブログだけでなく各種、浜田SNSにもハッキリとムラがあります。
    つまり、洗脳豆坊主モードと、ただのパーフェクトヒューマンhamadaモードです。
    まぁもうしばらくは、洗脳豆坊主を発症していれば宜しいかと。

    結局、ここまでハッキリとSNSの反響が数字で出始めているので
    もうしばらくはデータ収集して、後は「どうしたいか?」かなと。

    だって、「所得制限で制度を複雑にする愚策」の前が
    「ダライラマ15世、どうなる?」知らんがなでしょ。同じ人物のブログタイトルではないですよね。
    これを洗脳豆坊主と言わず、何と言う?不調とかのレベルじゃない。別人レベルのセンスです。
    まぁまずは、今回のこの部分的な洗脳豆坊主を自覚することかなと思います。
    ブログのタイトル一覧がすでに支離滅裂ですので、可視化されたのは大きな進歩だと思います。