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日本占領と「敗戦革命」の危機 ←多くの日本国民が読めば日本は強くなる

先日、私のYouTubeチャンネルで、書籍の紹介をしました。

日本占領と「敗戦革命」の危機 (PHP新書) Kindle版 江崎 道朗 (著)

北朝鮮や中国の悲劇は、日本で起きたかも知れなかった――。日本の史上最大の危機は、昭和20年(1945)8月15日の敗戦直後に始まった。実は、敗戦で日本に平和が訪れたと考えるのは、大きな誤りなのである。そのとき日本は、周到に仕組まれた「敗戦革命」の危機に直面していたのだ。ルーズヴェルト政権の占領政策策定にコミンテルンのスパイが多数関与し、恐るべきプランを仕組んでいた。さらに戦時下の中国・延安では、日本共産党の野坂参三らが、日本兵捕虜を「革命工作員」にすべく、洗脳工作を行なっていた。アメリカと中国の双方で、日本を「共産化」するための工作が着々と進められていたのである。そして日本の敗戦と同時に、“彼ら”が日本にやってくる。“彼ら”はかねての計画通り、日本を解体するかのごとき占領政策を矢継ぎ早に実施し、巧みな言論統制とプロパガンダを行なっていく。さらに、日本共産党の活動を陰に日向に支援し、加えて、あえて日本を食糧危機・経済的窮乏に叩き込むような手立てを打ち続けた。つくられた窮乏と混乱のなかで、日本国民の不満が高まり、革命気運がどんどん醸成されていく。これまで占領政策について、アメリカを批判する日本人は多かった。しかし、そのような占領政策に、敗戦革命を狙うソ連および共産主義者たちの思惑と工作が色濃く反映されていたことを、どれほどの日本人が知っているだろうか。昭和天皇はじめ、当時、この危機に気づいていた保守自由主義者たちは、必死に反撃する。しかし占領下というあまりに制約が多い状況のなか、ついに時局は2・1ゼネストへ動き出す……。現代日本人が知らない「日本崩壊のギリギリの危機」を描き切る圧倒的力作!

【目次】より

●序章 「敗戦で平和になった」という誤解

●第一章 ルーズヴェルト民主党政権下での対日「敗戦革命」計画

●第二章 中国共産党による対日心理戦争

●第三章 戦時下での米中結託と野坂参三

●第四章 近衛上奏文と徹底抗戦の謎

●第五章 停戦交渉から逃げ回ったエリートと重光葵の奮戦

●第六章 占領政策という名の日本解体工作

●第七章 GHQと日本共産党の蜜月

●第八章 昭和天皇の反撃

●第九章 仕組まれた経済的窮乏

●第十章 敗戦革命を阻止した保守自由主義者たち

私も含め、多くの国民が知らないけれど非常に重要な歴史が書かれている本と思います。

動画によって多くの方がこの本に注目されているようでうれしく思います。

この本に関するXでのポストを紹介します。

昨日から湯河原に取材を兼ねて小旅行。
戦時中は、大東亜会議を主導し、戦後は、降伏文書の調印、米軍による直接占領を阻止した重光葵の記念館を訪れた。拙著『日本敗戦と敗戦革命の危機』(PHP新書)で取り上げたこともあって一度、行きたかった。

記念館には、重光のゆかりの品や写真などが飾られていて、加瀬俊一先生との写真やら、繆斌の文書、汪兆銘やチャーチルとの写真など、貴重なものが多い。説明の映像を見たら、旧知の福冨健一さんや拓大の丹羽文生先生が登場していてびっくり。

また、重光に関係する公文書の記録をまとめてきたのが東大の伊藤隆先生であったこともあって、伊藤先生がまとめた本も並んでいた。伊藤先生が苦労されて、まとめた記録を踏まえて近現代史研究に取り組むべきなんだろうなぁと、上皇陛下のお誕生日にあれこれと思うことになった。

この本に関するYouTube動画を紹介します。

この本に関しては、引き続き周知活動を定期的に行っていこうと思います。

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