さて、先日からNVIDIA、DeepSeekが世間を騒がせています。
2025/01/28
アメリカの半導体大手「エヌビディア」の時価総額が一時、約92兆円失われました。中国のAI(人工知能)企業「DeepSeek」が開発した生成AIが低コストで優れた性能を持つとされ、AI業界におけるアメリカの優位性に対する懸念が広がりました。
このため、半導体大手のエヌビディアは時価総額が一時、18%下落しました。
半導体業界の時価総額のイメージとして以下のようなものがありました。
半導体業界の時価総額。日本首位が東京エレクトロンで世界22位。NVIDIAさまが全体の1/3以上持っていっていて、NVIDIAさまに関連する会社が伸びてる。
(日本こんな存在感薄いのかー厳しいな pic.twitter.com/yEGZRIh3yD— Shunsuke Aoki| チューリングの創業者 (@aoshun7) January 17, 2025
日本のすべての上場企業の時価総額の合計は970兆円。対してAppleとNVIDIA二社だけでなんと1070兆円。数年後には1社で日本全体を超えてくるかもね
— 成田 悠輔 (@narita_yusuke) November 10, 2024
とにかく、スケールの大きい企業です。
さて、株価の下落ですが、キーワードとしてGPUとシンガポールを挙げます。
GPUは、Graphics Processing Unitの略称で、ゲームなどの美しい映像のために設計されてきました。
近年、その高速な並列処理能力を生かしてAI開発に用いられるようになりました。医療分野では医療AI開発に加え、ゲノム解析においても力を発揮しています。 pic.twitter.com/NrNgoP64xv— 国立国際医療研究センター(NCGM) (@NCGM1868) July 3, 2024
【NvidiaのGPUって何ですか?】
「Nvidiaの製品がわからない!」
そんなあなたに簡単に解説します!✨
✔︎GPUを略さず言うと
「Graphics Processing Unit」
→演算回路がたくさん詰まった半導体
=複雑処理が得意で、計算大好き👨🏻💻
✔︎演算回路が並行して計算処理が可能…— 半導体王子 (@handotai_prince) November 7, 2024
【NvidiaのGPUって何ですか?】
「Nvidiaの製品がわからない!」
そんなあなたに簡単に解説します!✨
✔︎GPUを略さず言うと
「Graphics Processing Unit」
→演算回路がたくさん詰まった半導体
=複雑処理が得意で、計算大好き👨🏻💻
✔︎演算回路が並行して計算処理が可能
→マルチタスクなバリキャリ👩🏫
✔︎AIは膨大な演算処理が必要
→ディープラーニングにおいて
データが多いと複雑な判断が可能
=計算得意でマルチタスクな
NvidiaのGPUの出番🙌Nvidiaの製品は何?って聞かれたら
「シゴデキ半導体👩🏻💻」と答えましょう💯
中国企業が開発したDeepseekと言うローコストAIが機能的に優れているのが分かり、米国のAI関連企業に衝撃が走っています。開発コストはわずか8億円。NVIDIAのボッタクリGPUを大量に使わなくてもAI開発ができると分かればバブルは一瞬で崩壊します。 https://t.co/EUUKLl2Yzx
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) January 26, 2025
Deepseekショックでナスダック先物は3%安、NVIDIAは時間外で8%安。私もダウンロードしてみました。政治バイアスがあると批判している人もいるが、ポイントはそこじゃない。ポイントはDeepseekそのものでもない。何兆円をかけなくてもAIを開発できると言う点です。 pic.twitter.com/RdkZz5xdVd
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) January 27, 2025
昨年11月、エコノミストのエミン氏のポスト↓。
NVIDIAの決算資料を見ています。ツッコミどころ満載ですが、真っ先に確認したのは地域別の売上高です。シンガポール向けは一年前に比べ3倍近くに膨らんでいます。当社も地域は請求先で分けていて最終バイヤーは不明ですが、おそらく中国向けでしょうね。 pic.twitter.com/Ln7EYuIufn
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) November 22, 2024
キルギスとモンゴルがロシア向け輸出の迂回先になっているのと同様にシンガポールは中国向け輸出の迂回先。共和党は民主党よりも対中貿易にシビアなのでトランプ政権はこのルートの閉鎖に動くはずです。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) November 22, 2024
そしてDeepSeekの台頭ということでしょうか?
DeepSeek騒ぎはNVIDIAが「いや、シンガポール経由であいつらに結構チップ売ったぞ」と言えば一瞬で終わっていたが、米国の制裁をやぶって商売したツケが株価暴落より大きいでしょうね。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) January 28, 2025
シンガポール経由ですよ。NVIDIAの決算資料を見れば一目瞭然。シンガポール向けの売上が1年で3倍に膨らんでいますから。 https://t.co/orpjggoq2b
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) January 31, 2025
少し前のエミン氏のNVIDIAに関するポスト内容は興味深いです。
NVIDIAがいかに売上を膨らましているかについて日本で指摘している人はほとんどいません。簡単に言うと自分で投資した会社に自分の製品を買わせて、その製品を担保にさらにお金を借りさせて製品を買わせています。当然ながらこれは一瞬のポンジスキームです。その実態について書きました。 https://t.co/Ieo1YgsNSP
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) May 26, 2024
引き続き、半導体産業の動向をチェックしていこうと思います。