日本製鉄がUSスチール買収に関する話題です。
バイデン大統領がストップをかけた形ですが、その後、別の企業による買収の話が出ています。
2025/01/14 #日本製鉄 #フィリピン #バイデン大統領
日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡り、日鉄に入札で敗れたアメリカの鉄鋼大手=クリーブランド・クリフスがUSスチールの買収を再度計画していると13日、現地メディアが報じました。経済専門メディアCNBCによりますと、クリーブランド・クリフスは、USスチール買収後にUSスチール傘下の電炉工場を同業のニューコアに売却することを検討しているということです。報道を受け、USスチールの株価は一時10%を超えて上昇しました。クリーブランド・クリフスは当初、日鉄がUSスチール買収に乗り出した際にも買収に関心を示しましたが、入札で日鉄に敗れていました。日鉄の買収計画は、バイデン大統領の禁止命令によって6月までに破棄するよう求められていますが、日鉄は買収に対して不当な政治介入や妨害があったとして、バイデン大統領やクリーブランド・クリフスなどを提訴しています。こうした中、石破総理大臣はアメリカのバイデン大統領、フィリピンのマルコス大統領とオンラインで会談しました。この中で石破総理はバイデン大統領に対し、日本製鉄による買収の禁止命令をめぐって日米の経済界に広がる懸念を払拭するよう求めました。
USスチール 米大手鉄鋼メーカーが買収の可能性 米メディアhttps://t.co/XKud8uXVQz #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 13, 2025
日本製鉄によるUSスチールの買収計画についてはバイデン大統領が国家安全保障上の懸念を理由に禁止命令を出しました。
日本製鉄とUSスチールはバイデン大統領などを相手取って禁止命令を無効とすることなどを求める訴えを起こしていて、日本製鉄は買収の実現を目指す方針を重ねて示しています。
こうした中、アメリカの大手鉄鋼メーカー「クリーブランド・クリフス」は別の鉄鋼メーカー「ニューコア」と協力してUSスチールを買収する可能性があるとアメリカの経済チャンネル・CNBCが13日、報じました。
具体的にはクリフスがUSスチールを現金で買収したのち、USスチール傘下の電炉メーカーをニューコアに売却する案だとしています。
日本の独占禁止法にあたる反トラスト法に抵触するリスクを避けるねらいがあるものとみられます。
買収額は日本製鉄が1株あたり55ドルを提案していたのに対してクリフスの提案は1株あたり30ドル台後半になる見通しだと伝えています。
クリフスは当初、USスチールの買収を計画していましたが、最終的に日本製鉄に競り負けていました。
この件に関して、某ブログ記事を共有します。
そもそもの話として
クリーブランド・クリフスは
提示した金額が安すぎてUSスチールの買収を拒否され日本製鉄に負けていたのです。クリーブランド・クリフスとニューコアが組んで
安くUSスチールを手に入れるために
バイデンにロビー活動をして、
日本製鉄による買収を阻止するように介入させたんじゃないか?
というあたりを疑わざるを得ない構図になっています。経営的に重症患者のUSスチールをケアしてきた日本製鉄に対して、
いよいよUSスチールが危なくなってきたので
日本製鉄がUSスチールの資産を買い取る形で話が決着。ところがそこでUSスチールの資産を安く手に入れようと
クリフスとニューコアという鉄鋼メーカーが大統領の介入を利用して登場。
「USスチールさんの資産は我々のものだ!」
と。クリフスとニューコアはUSスチールの資産を手に入れたら、
さくっと切り売りして利益だけ取って
労働者とかはまるっと切り捨てる未来しか見えないんですが?
クリーブランド・クリフスのCEOについて、Xの対話型AIであるGrokに質問してみました。
**ローレンコ・ゴンカルベス(Lourenco Goncalves)**は、クリーブランド・クリフス(Cleveland-Cliffs Inc.)のCEOを務めています。以下は彼の概要です。
生い立ちとキャリア初期:
ゴンカルベスはブラジルの出身で、ミナスジェライス連邦大学で冶金学の学位を取得しました。
アメリカに移住後、アルセロールミッタルの前身であるアーセロールUSAで数十年間キャリアを積み、最終的には北米部門の社長を務めました。
クリーブランド・クリフスでの役割:
2014年8月にクリーブランド・クリフスのCEOに就任。就任当時、会社は財政難に直面していましたが、彼の下で大規模な再編が行われました。
彼のリーダーシップのもと、会社はAKスチールやアーセロールミッタルのUSAフラットロール事業など、主要な鉄鋼資産を買収し、北米最大の平鋼製造者に成長しました。
業績と評価:
ゴンカルベスは、鉄鋼業界で非常に高い評価を受けており、2015年にはAIST(Iron & Steel Technology)から「Steelmaker of the Year」を受賞、また2021年にはS&P Global Plattsから「CEO/Chairperson of the Year」を受賞しました。
彼の戦略的な買収や運営改革は、クリーブランド・クリフスをかつてないほどの成長軌道に乗せました。
個性とスタイル:
彼は直言的なスタイルで知られ、特に記者会見や業界イベントでの発言が注目されます。例えば、USスチールの買収に関する討論中には、日本への批判的な発言を行いました。
ゴンカルベスの個性的なリーダーシップスタイルは、業界内で賛否両論ありますが、彼のビジネス手腕については広く認知されています。
現在:
ゴンカルベスは現在もクリーブランド・クリフスのCEOとして、会社の戦略的方向性を導いています。また、USスチールに対する買収計画など、業界の大きな動きにも関与しています。彼のリーダーシップは、クリーブランド・クリフスを鉄鋼業界の主要プレイヤーに押し上げた一方で、その個性と発言は常に注目を集めています。
クリフスとニューコアはUSスチールの資産を手に入れたら、さくっと切り売りして利益だけ取って労働者とかはまるっと切り捨てる?かどうかについては定かではありませんが、クリフスのCEOが、会社を成長させる手腕はあるのは確かであるものの、労働者のことに配慮するかどうかについては???です。
私の考えとしては、やはり日本製鉄がUSスチールを買収し、立て直してもらいたいと思います。
トランプ政権で、流れの変化があるかどうかに注目しています。