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航空機墜落事件に関して、アゼルバイジャンのアリエフ大統領がロシアのプーチン大統領に激怒!

今回はこの記事です。

アゼルバイジャンからロシア南部チェチェン共和国に向かっていたアゼルバイジャン航空のエンブラエル190型機が25日、カザフスタン西部のアクタウ近郊に墜落し、38人が死亡。生存者29人

ロシア当局は「バードストライク発生が墜落の原因」と発表したものの
生存者の証言、撮影した映像、墜落後の機体の状態から
「ロシア軍による対空ミサイル攻撃による機体損傷が墜落の原因」
という説が強まっています

ロシア軍によるミサイル攻撃を受けた旅客機は、機体損傷。方向舵と油圧システムに異常発生
パイロット達は不安定な機体で緊急着陸し、墜落
なお、ロシア軍の対空ミサイルは、地上の対空兵器か、艦艇からの対空ミサイルか、まだ説は分かれています

1・乗客の聞いた爆発音が外部
2・上空飛行中の機体内部への損傷発生。
3・飛行中の翼面後部での破損
3・機体側面、及び後部での多数の穴状の破損

ロシア軍は過去にも民間旅客機を対空ミサイルにて撃墜しています
今回の件、調査がしっかりなされるまで事故と片付けるべきではありません

2024/12/29 #ロシア #旅客機 #アゼルバイジャン航空
38人が死亡したアゼルバイジャン航空の旅客機墜落をめぐり、ロシアのプーチン大統領は、28日、アゼルバイジャンのアリエフ大統領に、「悲劇的な事件」と謝罪しました。ロシア大統領府によりますと、プーチン氏はアリエフ氏との電話会談で、旅客機の墜落について「悲劇的な事件はロシア上空で起きた」と謝罪しました。また、旅客機はロシア南部のチェチェン共和国グロズヌイの空港に何度も着陸を試みていて、周辺ではウクライナ軍の無人機攻撃があり、ロシア軍の防空システムが反撃していたと説明しました。ただ、ロシア軍による誤射だったかについては触れませんでした。原因をめぐってはアゼルバイジャン側は旅客機が外部からの攻撃を受けたとの見方を示しているほか、アメリカのカービー大統領補佐官が、「ロシアの防空システムで撃墜された可能性を示す、いくつかの初期の証拠を確認した」と述べています。

アゼルバイジャン国営メディアのインタビュー記録によると、アリエフ大統領は事故について29日、「ロシア当局は、ガスシリンダーがどれか爆発したなどの説を提示」しているが、これは「ロシア側が問題を隠蔽(いんぺい)しようとしていると、明確に示すものだ」と話した。

さらにロシアではバードストライク(機体と鳥の衝突)が原因だという説が一部で支持されていることを、アリエフ氏は問題視し、ガスシリンダー爆発説もバードストライク説も「愚かで不誠実」だと批判した。

アリエフ氏は、飛行機の撃墜が偶発的な事態だったことは認めつつも、墜落から最初の3日間にかけて「ロシアからはひたすら、ばかばかしい説が聞こえてくるだけだった」と述べた。

大統領によるとアゼルバイジャン政府は27日に、ロシア政府に対して複数の要求を提示。そのうちロシアが応じたのは、「謝罪する」という要求だけだったという。

アリエフ大統領は、プーチン大統領の謝罪を受け入れつつも、ロシアは「責任を認め」て賠償金を払う必要があると述べた。

アゼルバイジャンとロシアは同盟関係にある。アリエフ大統領は「我々の飛行機が友好国において、地上から撃たれるなど、誰も思いもしないはずだ」と述べた。

アゼルバイジャン航空J2-8243便は25日、アゼルバイジャンの首都バクーからロシア・チェチェン共和国の首都グロズヌイへ向かう途中で、攻撃されたと考えられている。J2-8243便は、カザフスタン西部アクタウ近郊に緊急着陸しようとしたが、墜落して炎上。乗っていた67人のうち38人が死亡した。

アゼルバイジャンの航空専門家らは、旅客機の全地球測位システム(GPS)が電波妨害を受けた後、ロシアの防空ミサイルの破片で機体が損傷したようだと指摘している。

クレムリン(ロシア大統領府)によると、プーチン氏はアリエフ氏に対して、旅客機が目指していたロシア・チェチェン共和国グロズヌイの空港に繰り返し着陸しようとしていたことや、「当時はグロズヌイ、モズドク、ウラジカフカスなどがウクライナの無人機で攻撃されている最中で、ロシアの防空システムがそうした攻撃を撃退した」最中だったことを認めたという。(以下略)

この件に関して、某ブログ記事を共有します。

事件について早く蓋をしてしまいたいロシアは
プーチン大統領12月28日にアリエフ大統領側に謝罪したという話になっていました。

ですがクレムリンはあくまでもロシア領内で事故が起きた
という話にしていて、これについて謝罪した形に誤魔化している形で、
アゼルバイジャン国内の世論がこれで納得するはずがありません。

アリエフ大統領がプーチンに対してブチギレし、
29日に再びプーチンに謝罪させた形になります。

おまけにロシアが撃墜したと直接的に言及してしまっています。

プーチンがロシア側のメンツを維持しながら
なんかとりあえずうちの領内で事故起こっちゃったようだからごめんねみたいな形では
アリエフ大統領は支持率が保たないという分析に至ったのではないかと思われます。

いまのロシアはウクライナへの侵略戦争で
トランプ大統領の介入で停戦となった場合に
なんとしてもロシアの今後の侵略にも有利な形を維持しながら
クリミアを始めとしたロシアの不法占領地を侵略前よりも拡大した形にする。
…などという普通に考えて無理なところを落とし所にしようと
北朝鮮兵などを毎日すりつぶしながらウクライナへの攻撃をくり返している状態です。

ロシア自身の国力をおもいきり消耗しながら戦争を続けています。

ロシアはウクライナへの侵略戦争に失敗したことを認めて
とっとと撤退すれば良いのですが、
失敗を認めればプーチンは失脚し悲惨な末路へと至ることになるでしょう。

ウクライナとのぐだぐだの戦争を片付ける事ができずそちらにリソースを消費しているため、
先のシリアでもロシアは反政府軍を抑える事ができず、
アサド政権崩壊に至りました。

ロシアはロシアが影響力を持ってきた国々に対しての
その軍事的能力によって維持してきた優位性を大きく失いつつあります。

アリエフ大統領はロシアがこのまま落ちていくのなら
ロシアよりもトルコの方にすり寄るという選択肢も考えて
ロシアに対して従来では考えられないような強気での抗議に出ているのではないでしょうか?

事故の犠牲者の方々に心からお悔やみ申し上げます。

さて、北方領土を不法占拠されている日本としては、現在のロシアの国力について注意を払う必要があります。

・ロシアがウクライナとの戦争で国力を消耗している。

・アゼルバイジャンのアリエフ大統領から責め立てられてプーチンが謝罪をせざるを得ない。

来年はウクライナにとっても日本にとっても勝利の年となるチャンスが秘められているように思います。

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コメント

  1. 4-YouMe より:

    バードストライクでも、被弾であっても、乗客の皆さんや多くの命への責任を負う乗務員の皆さんは、本当に怖かったでしょう。

    しかし、その怒りは大きく違います。

    アゼルバイジャンは旧ソ連ですから、あまり良いイメージはありませんでした。どちらかといえば乱暴な面があるかも知れないなど…

    オイル産出国、アリエフ大統領はざっくり何十年も務めているらしいということ以外、よく知らないので少しだけ検索してみました。そうすると、世界でも有数の親日国のようです。それは冷静な視点から、少しでも知らなければ失礼です。

    外務省基礎データ
    https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/azerbaijan/index.html
    テュルク系統のことば、イスラム教シーア派、トルコとは兄弟
    人口は1,050万人程度、面積は日本の1/4位

    気候は地域により異なりますが、様々な地域があることを含めて、いくらか日本と似ているかも知れません。

    近年の様子は、第二のドバイと言われているそうです。
    https://note.com/koji1533/n/n83a3a227bd1c

    弱体化していても相手はロシア、ましてプーチンさんにモノを言えるのは、国力、経済の強さ、基本的に国民の声の重要性を知っているリーダーだからでしょう。また、弱気すぎる態度は、第二のウクライナという危険も考えられなくはありませんから、慎重に対応しなければなりません。

    現在の私たちの内閣は、積極的な売国行為の考えなのかを思い浮かべて見ると…大陸のリーダーがニコニコすれば、国民や領土領海領空を尊重してくれると勘違いしているのかも知れません。もしかすると「鴨にされている」だけなのに気づいていないという情けない愚行かも知れません。

  2. せふぇむ より:

    とうとう更新日が1日遅れたまま年が明けました。

    事故の犠牲者の方々に心よりお悔やみ申し上げます。

    「ごめんで済めば警察はいらない」と日本の言葉でありますが
    その場しのぎの大統領の謝罪で済めば戦争にはならないなと思いました。

    北方領土の返還を主張し続けるのは、とても大事だと思います。