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お騒がせ津市議会⁉

三重県津市議会を取り上げます。

当該発言部分のYouTube動画を共有します。1時間21分30秒過ぎからとなります。当該議員による、子どもは修行中の身という考え方は理解できなくはないですが、市の答弁者に高圧的な態度は気になるところです。

また、このような騒動もあります。

事件は昨年7月19、20、21日、津市議会総務財政委員会6名に市職員3名が同行した北海道視察でのこと。20日深夜、男性市議Xが女性市議Zに不同意わいせつ行為が行われたというものだ。被害届が提出されたのは今年2月になる。X市議の自宅には家宅捜索が入ったが、有力な物証が押収されたという話は聞かない。

対して被害者側のZ市議は11月22日の『三重タイムズ』でインタビューに応じ、性被害がフラッシュバックすると窮状を訴えた。

さてX市議をめぐって議会が紛糾。12月3日の議会で本人が「市民に説明の場がなかったことはお詫び申し上げます」などと述べた。これに対して八太正年市議が説明を求める会議体の設置を動議したが否決。

議会終了後にはZ市議が動議について八太市議へ一礼する姿が目撃されたという。ところが八太市議をめぐり別のトラブルが起きた。

12月4日、八太市議が放課後児童クラブに関する質問の中で森昌彦教育委員長に対して「森教育長、あなたやで頼んどんです。やれやんのやったらやれやんて辞表を出したらいいんですよ」と発言。これが地方自治法132条で禁じられる「無礼な言動」に該当するとして八太市議に懲罰動議が採決された。

「当時、八太市議のプロゴルファーのお孫さんが良い成績だったので上機嫌だったんですよ。特に懲罰動議について気にしている様子はありませんでした」(市政関係者)

八太市議はどこ吹く風、だが処分をめぐってむしろ周辺の方が不信感を募らせた。別の失言が関係している。

11月7日、全員協議会の中で岡村武市議が「子どもには権利も義務もないんや」と発言。マスコミでも大きく報じられたのはご存知だろう。

「ご本人は〝親の責任が大きい〟という趣旨で訴えたかったのでしょう。それにしても表現が乱暴すぎました」(前同)

筆者も同様の感想を持ったが、そこはかねてから放言が目立つ岡村市議。マスコミ流の〝切り取り〟という洗礼を受けても仕方がない。ただ問題は議会の対応なのだ。

八太市議の発言は個人的には「叱咤」の範囲だと感じた。仮に問題だったとしても議会内部で処理できる話。ただ岡村市議の場合、全国ニュースにもなり物議を醸した。議会の品位を下げたというものだ。

発言の大小でいえばよほど岡村市議の方が「懲罰動議」に値するのではないか? ところが岡村市議にはお咎めなし。整合性がとれない。

「一つには八太市議の質問に訝しく思っていた前葉市長への忖度で側近市議らによって懲罰動議が提案されたというのが専らの見方です」(前同)

また岡村市議一家が経営する会社はし尿処理業者等に対して経営支援する合理化特別措置法(合特法)の対象企業だ。つまり首長としてはあまり刺激したくない相手である。

あくまで推測だが、両市議の対応の差は他の要素が見つからない。この通り11月、12月の津市議会は非常に混乱していたのが伝わるだろうか。そんな渦中、市議会に対して不同意わいせつ事件に関する「怪文書」が送付された。

明確にX市議を指弾する内容。文面を検証すると時系列的には精度が高い。現場に居合わせた議員しか知りえないであろう情報もあった。

犬猿の仲、実はカラオケでは隣の席
怪文書はX市議への怒りと疑念に満ち溢れている。感情がこもった内容だが、文面自体は筋道立っていた。それからまるで現場に居合わせたような書きっぷりだ。(以下略)

私は普通の一般市民です。昨年7月、公費による委員会視察中に議会会議室で起きたとされる不当なわいせつ罪、不耐痛性交等未遂等に対する議会の対応や今年12月31日、議会基本条例(説明責任)に基づいた公聴会の設置を求める女性市議への市議会の対応に強い懸念を感じ、お手紙を書いています。まずこの度の不祥事は、エレベーター内で行われたセクハラ程度のものではなく、女性市議に対して行われた彼女の尊厳を奪った性犯罪です。報道では被害者への配慮もあり、エレベーター内で行われたキスや抱きつくなどの記事の報道でしたが、実際はその後、別の場所で男性市議が行った不耐痛性交等未遂にあたる残酷非道な行為です。政治家とは言えども、女性ですから、その女性市議にとっては、本当に恐ろしいものだったと思います。許すことができない性犯罪です。男性市議は、被害届まで時間がかかったことによって防犯カメラの映像が残らない、DNAが獲得されない等、証拠が不十分のため、起訴できないと判断しているようであり、起訴されてから説明をしたいと繰り返し発言しています。現在は、「事実無根」だけをメディアに述べ、雲隠れの状態です。本当に無実であり、その女性議員がでっち上げの供述をしていると言うのであれば、無実の証明を積極的にすべきだと思います。

また、多くの方々が、その女性議員に対し「なぜすぐに告訴しないのか」等、思われる方もいらっしゃるようですが、被害者の多くは、被害の程度が深刻なほど、他人に言えないものだと思います。ましてやすぐに被害届を提出しなかった理由に議長選を絡めるわさを耳にしますが、昨年7月の犯行から昨年11月には親しい人との相談、12月弁護士への相談、今年1月に北海道小樽警察への相談、2月上旬に被害届提出という流れであり、今年2月中旬に行われた議長選は時期的に合致しません。また誰かのために、誰かに言われて、虚偽の被害届を小樽まで行って提出するなど、普通に考えてあるわけがありません。想像していただきたいです。あなたなら議長選挙のために、あるいは誰かを議長にさせるために、自分であざをつくり、わざわざぎの込んだことを画策して、北海道まで被害届を出しに行きますか? よほどの恨みがない限り、そんな人はいないと思います。
さらに、男性市議の警察に答えた証言の中には、矛盾がたくさん存在します。例えば、7月中、男性市議は道警から事情聴取を受けていますが、その時に女性市議から被害届が出されていると男性市議は知りますが、書類送検の報道が出るまでの9月下旬までの2か月間、なんのアクションもとっていません。仮にその男性市議が事実無根であれば、驚愕したり、憤慨したりして、その女性議員あるいは一緒に同行した議員らに対して、何らかのアクションをとったり、なんらかの確認をするはずです。 しかしながら、その男性議員は何も行動を起こしていません。警察が男性議員に「なぜ無実無根なのに被害届として出されたのなら、女性市議に対し、確認するなり、怒りをぶつけるなりするのではないか?」という問いに対し、男性市議は「女性議員との関係を話もしたくない、顔も見たくないくらいの悪い関係だった」と述べ、言い訳をしています。二人の関係を知る他の市議会議員のなか、その言い訳はおかしいと思うはずです。さらに男性議員は、女性議員を無理やり男性議員の部屋に引きずり暴行を加えようとしましたが、その男性議員は警察に「酔っていたので手を抱いただけ」と部屋に連れ込んだことを認めつつ、それは、酔った女性議員を介抱しただけと供述しています。
しかしながら、その日の夜、視察に参加した議員らや事務局職員らの中には、懇親会から帰り、ホテルのロビーで談笑し、そしてその女性議員が一人でエレベーターへ向かう様子を見ています。エレベーターに乗った瞬間に瞬時に酔いが気分が悪くなるはずありません。さらに女性議員の部屋の前で解散しているのが、男性議員の部屋に連れていくのは往生際の悪い言いわけです。また、彼女の両腕には、抵抗した時にできたとされる、くっきりとしたあざがあります。そのあざの写真(犯行があった翌日の朝にとった写真)は、証拠として、警察に届けていますが、その男性議員は、「女性議員が男性議員を貶めるために自分でつけたあざではないか」と証言しているようです。前日まで普通に視察を終え、その後の懇親会、カラオケと皆で楽しくしている様子の写真がたくさん存在します。まさか、清市市議会議員のみなさまであれば、その男性市議と女性市議は事件の直前まで、ごく普通の関係であり、恨みを発言するような関係ではないことはわかっていただけると思うのです。わざわざ男性市議の部屋(自分の部屋)まで不在のわさわさと引き入れるようなことを証拠として出きたという人の普遍の楽しそうな写真と「話もしたくない、顔も見たくないから事実無根であっても女性議員に確認したくなかった」という男性議員の証言はかなり違和感を感じます。
先日の、説明責任のための公聴会の設置を求める動議は、可決が妥当だと考えます。実は今の段階では控えるべきですが、当時の正副委員長員に視察報告書を求めるべきです。この事件でその女性議員にはさまざまなハンドレイプにまつわる誹謗中傷を受けています。「女性議員は脳が断続的状態であった。」「その二人はもともと付き合っていた。」「お酒のボトルを数本干して、ふらふらだった」などなど。またその視察に同行した他の議員にも変なわさが出てきています。また、直接的な証拠がないために不起訴になった場合は、不起訴になったことだけが発表されるだけで、何も視察中に起こった事実の内容は明らかにされず、闇の中に葬り去られます。加害者にとっては願ったり叶ったり。事実無根をおっしゃっているその男性議員にとって、会議本の設置を、無実をはらす絶好の機会としていただきたい。

なぜ市議会におかれましては、新たな疑義が生じ、事柄が変遷したことによる事件解決の変更であり、「公聴会の設置」は一時不再議にはあたらず、再度、動議議決をして求めるなど、議会基本条例に基づいた「説明責任」を果たされますようお願い申し上げます。加害者があたかも被害者のように扱われ、女性の尊厳を奪う、その非道なる行為に対して何の救いを受けることもなく、一方で被害者が加害者のように扱われ、傷つく、そんな世の中、社会に立ち向かう議会であってほしいと思います。

兵庫県知事騒動と同様、大なり小なり似たような騒動は全国であるのでしょう。

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コメント

  1. 4-YouMe より:

    このお話はフィクションにさえ見えます。民間ではあり得ないことが「フリーライダー」たちの間で続いているようです。

    なにを言っているのか全く分からない人…
    「酔っていたので…」と言い訳するほど酔う人…

    言い訳しなければならないほど酔う時点で、社会的にアウトです。
    このようなことを聞けば聞くほど、地方議会を廃止し行政の監視役をわざわざ選ばなくても、警察署長などの役職者も、それぞれ選挙する方法は合理的だと思えてきます。総理大臣とは違い、住民が直接首長を選んでいますから、地方議会を置くならばせいぜい選挙されたボランティアが適切です。
    それにしても、あるべき論を振りかざすまでもなく虚しいばかり…レベルが低過ぎます。社会的に最低の人たちです。

    たくさんのことを吸収して、その中から指折りの記事を選んでくれているのを私は知っていますが…
    浜田先生と共有するだけではなく、宣伝をしたい側からいえば、もう少しだけご自身の言葉で考えや感想をまとめて掲載してもらえると、どのような人なのか、より伝わります。気が向いたら少しだけ意識してくださると嬉しいです。

  2. せふぇむ より:

    全国比例と地元選出は大きく異なります。

    浜田先生は、地元選出議員の先輩方への想像や歩み寄りをもっとするべきだと思います。
    現行法の選挙制度が時代にあっているのか問題はありますが、現状は
    現行法で勝ち抜いてきた方々が当選されています。

    良し悪しは別として、
    現行法は、それぞれの地域の代表が国会議員になって
    たくさんある国の問題や、限られた予算の中で、いかにオラの町のために国と掛け合うのが役割だと思います。

    浜田先生の地方議員の居住要件撤廃は、マジで浅いです、ダサいです、洗脳豆坊主です。
    苦労知らずのエリートが机上の空論で、イキっているように見えます。

    https://youtu.be/QysREqWL_eY?si=8E_DRt94bsuVgcK1

    萩生田氏は、旧統一教会との兼ね合いで注目していたのですが
    この方の政治家としての評価は別として、地元選出組のあるべき姿かなと思います。

    津市は、まずは可視化されて全国ニュースになるのは、良いことだと思います。
    性被害は、残念ながら草津のえん罪の事例があるので、当事者の声明が重要かなと思います。

    子どもの権利、人権は、民法の制限行為能力者(未成年)に該当するので
    言い方が大事なのかなと思います。