韓国に盗まれた仏像の記事を紹介します。
2023年2月の報道 対馬から盗まれた仏像 控訴審で日本への返還命じる KBS NEWS 230202
2024年9月の報道 長崎県の寺から12年前盗まれ持ち込まれた仏像について韓国の寺が返還に反対しない意向示す
2024/09/25
12年前に長崎県の寺から盗まれ韓国に持ち込まれた仏像について、韓国の寺が返還に反対しない意向を示していることが分かりました。長崎県の有形文化財「観世音菩薩坐像」は2012年に、長崎・対馬市の観音寺から盗まれた後、韓国に持ち込まれ、韓国の浮石(プソク)寺が所有権を主張し、裁判を起こしました。
2023年、韓国の最高裁判所が日本側の所有権を認めた後も仏像は返還されていませんでしたが、浮石寺が、仏像の安寧を願う100日間の「法要」を自ら行うという条件付きで返還に反対しない意向を日本側に伝えたということです。
浮石寺は「来週にも日本の寺から同意の文書が届く」としています。
そして今回のNHK報道です。
長崎 対馬の寺から盗まれた仏像 韓国の寺が法要後に返還の意向https://t.co/C1ZzspTaJM #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 24, 2024
2024年12月24日 20時51分
2012年に長崎県対馬市の寺から盗まれ、その後、韓国の寺が所有権を主張していた仏像について、韓国の寺は、2023年の最高裁判所の判決を受けて、2025年3月以降に法要を行ったうえで対馬市の寺に返還する意向を示しました。
長崎県が有形文化財に指定している「観世音菩薩坐像」は、2012年に対馬市の観音寺から盗まれ、その後、韓国で見つかりました。
韓国中部にあるプソク(浮石)寺は「中世の時代に倭寇に略奪されたものだ」として仏像の所有権を主張し裁判を起こしましたが、韓国の最高裁判所は2023年10月、仏像の所有権が観音寺にあると認める判決を言い渡しました。
その後、返還に向けた目立った動きはありませんでしたが、プソク寺は取材に対し、仏像を保管する韓国政府の施設から仏像をプソク寺に一時的に移したうえで、2025年の3月以降に法要を行うことで、観音寺側から同意を得たと明らかにしました。
また、関係する宗教団体などが観音寺側に対して返還を保証する書面を提出しているということで、法要を行った後に仏像を観音寺に返還する意向です。
2025年の返還が実現すれば、仏像は13年ぶりに観音寺に戻ることになります。
この件に関する某ブログ記事を共有します。
デマを飯の種にしているのが野党第一党公認で複数居る事実(パチンコ屋の倒産を応援するブログ)
韓国人によって盗み出された仏像について
自分の物にしたい韓国の浮石寺側が自分達のものであるのを不当に略奪された
などと話をでっち上げました。そしから話がねじれにねじれたものの、
韓国の最高裁で所有権はあくまでも対馬の観音寺であることが確定しました。ですので韓国側は直ちに仏像を観音寺側へ返還するのが筋です。
ですが韓国内の民度の低さから日本への返還が全く進められずにずっと放置されてきました。
そこで韓国の浮石寺側がなんの権利も資格もないのに
「うちで100日法要をさせてからなら返還に反対しない」
と言い出しました。
返還に応じると断言したわけではありません。ちなみにこの法要云々は今回はじめて出た話ではありません。
夏頃からすでにそのようなことを浮石寺側が主張してきました。【対馬の仏像、韓国の寺「返還に反対しない」 事前の「法要」を条件に】
2012年に長崎県対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像をめぐり、所有権を主張する韓国・忠清南道の浮石(プソク)寺が、観音寺の所有権を認めた韓国大法院(最高裁)判決を踏まえ、日本への返還に反対しない考えを25日までに日本側に伝えた。返還前に寺で100日間の法要を行うことが条件という。
~以下省略~
(2024/9/25 朝日新聞)しかしながら観音寺側も対馬市も
そんないつもの韓国人の嘘に騙されて譲歩する気はないので即時返却を要求しています。そこでNHKはダメ押しをしようと、今度は
「2025年の返還が実現すれば仏像は13年ぶりに観音寺に戻ることになります」
みたいな文章を付けて、
さも日本側が浮石寺が出した条件を飲みさえすれば解決するかのように書いているのでしょう。何も知らない人はこれで騙せるかもしれませんが、
観音寺と対馬市はこれまで韓国側のやり方を散々見せつけられてきました。
騙されるはずがないでしょう。100日間の法要とやらを認めた時点で、
さらに自分達のものにしようとするための屁理屈を展開されるのがわかりきってますからね。
「返還に反対しない」だって
「返還とは正しい持ち主に返すことを言う、即ち私達だ」
くらいのことは最低限やるでしょう。
ブログ主さんのご指摘にあるように報道での脚色には気を付けたいところです。
私は時間を見つけて、韓国、浮石寺、対馬市、観音寺へ伺うことができればと思います。
コメント
ゴーストオブツシマというゲームが日本と海外で大ヒットして対馬が注目されました。
日本人以上に日本大好きとしか思えない武士の描き方です。アメリカの企業が制作しました。私もハマってコンプリートしました。
言葉のワナですね。
「返還に反対しない意向」上手い言い方だなと思うけど、ゴネる気満々ですね。
2019年夏の立花孝志さんと桜井誠さんの対談を思い出しました。
立花さん「竹島はあげるから、これ以上はやんや言わないでと約束する」
桜井誠さん「約束を守ると思う?」
立花さん「思わない」
譲り合いの精神は、日本人同士の美徳ですね。
戦うとか、断固取り返す、みたいな言い方って強い言葉だから、なんとなく尻込みしちゃうけれど
特に外国との交渉では、時に強い気持ちで立ち向かうことも必要なんだろうなと思います。
余談ですが、今回の記事は
いつもとテイストが違いますね、大人の余裕って感じがします。良いと思います。
以前、ある中国在住の日本人がブログかなんかで中国のカルチャーについて解説されていたのですが、日本人は「AしたらBするのが筋」という筋を重んじますが、それはどうやら中国では存在しないのではというものでした。個人的にはショックとなるほどそうだったのか!が同時にやってきたことを覚えています。
これは韓国でも当てはまる部分があるのではないかと思います。
筋で物事が動くというのは極めて文明的であり、それが通用しない世界があるという認識から考え直す必要があると思いました。筋のない世界では力(物理的なもの以外にも気迫や胆力)がものを言うのかもしれません。