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兵庫県議会百条委員会の悪質なアンケート

兵庫県知事選挙が終わってしばらくたちますが、まだまだ問題は噴出しています。

兵庫県知事選挙で当選したさいとう元彦さんが登庁しました。 さて、選挙が終わればノーサイドという言葉はありますが、私にと...

今回は職員アンケートが問題です。

百条委員会のアンケート問題点

①維新の飯田によると匿名かつ何度でも書き込める仕様(俺は物を見て無いので要確認)
②アンケート実施要項には庁内電子メールのみで職員と組織が対象のはずが
丸尾が何故か「県OB」にアンケートの記入募集をかけてる(対象者は誰なのかハッキリさせろ)
③報道では140人もの職員がパワハラを受けた!のはずが集計結果が「140件」になってる
(140人なのか140件なのかハッキリさせろ)

また仕様が①の通りなら1人が140件返答した可能性がでるのでIPから割り出して調査しろ

この3点が明確にならない限り、斎藤糾弾の元になった百条委員会での職員アンケートに信憑性は無い

あーーもう無茶苦茶だよーーー

今んとここんなもん?

#兵庫県知事選挙2024

このアンケート結果では約4割の職員がさいとう元彦知事のパワハラを見聞きしたとのことでした。それをマスコミが大々的に報道した結果、さいとう元彦知事が失職へと追い込まれました。

このアンケートは、インターネット上(一部郵送)で実施されたのですが、匿名で誰でも繰り返し回答可能だったという報告があります。

兵庫県議会事務局に改めて質問したところ

「職員アンケートはURLを知っていれば、誰でも何度でも回答可能な仕様」

であるということが確認できました。

私はアンケートを実施する際の百条委員会における議論で「匿名だと事実かどうか確認出来ないので記名式にするべきだ」と主張しましたが受け入れられませんでした。

他の委員は「あくまで参考にする」と主張しましたが、これがマスコミによって「パワハラを見聞きしたのは4割の職員」という偏向報道に繋がりました。

この報道によって多くの国民・県民が「パワハラは事実だ」という認識に傾き、不信任案の提出、20億円もの選挙費用の浪費につながったと言わざるを得ません。

誰が書いたかわからない、恣意的な回答を何度でも書けるアンケートを、精査もせず全国放送に載せ、選挙で選ばれた知事を失職させるようなことは民主主義の破壊につながります。

マスコミの偏向報道はいつまで続くのでしょうか。

【速報】百条委で行われたアンケートの真相が発覚しました..【 #立花孝志 / #斎藤知事 / #百条委員会 / #奥谷謙一 】 https://youtu.be/ZoYtWwOAhGg?si=vl5xwqEv9cq8CBIj
@YouTube
より

#職員アンケート
#浜田参議院議員

この杜撰なアンケートをもとに、公共の電波を使ってさいとう元彦知事の名誉棄損をしたのは恐ろしいことです。

兵庫県民のみならず、多くの国民が知るべき事実でしょう。

この件について某ブログ記事を共有します。

共同代表にしてもたぶんプラス効果ないよ?(パチンコ屋の倒産を応援するブログ)

さて、お次は兵庫県の話。

斎藤元彦知事の不信任決議案を可決させる流れは
兵庫県議会とマスゴミによる
斎藤元彦知事がとんでもないパワハラ男で、
県民局長もパワハラで追い込んで自○に至らせたというところだったと思います。

その根拠として大きな役割を果たした例のアンケートですが、
兵庫県の増山議員が
「URLさえ知っている人なら何度でも投稿できる状態になっていた」
ということを暴露したため、
一部メディアがこのことを記事にしているようです。

このブログでも取り上げましたが、
あのアンケートの分類はめちゃくちゃなものでした。

単なる伝聞や斎藤知事とは別の人の話などが
なぜか斎藤知事のパワハラを直接受けたり見たりしたケースとして
相当数カウントされていて
本当にパワハラだと断言できそうなものはせいぜい2~3件しかなく、
それも匿名かつ正確な裏取りが不可能な内容であるため、
知事を辞職させるだけの根拠となりうるようなものではないと言えます。

むしろ問題は件の県民局長の側の問題を隠蔽しようとしてきただけで、
結局はパワハラどころか、
公益通報者保護にあたるような手続を取っていない怪文書をそう思わせようとしたり、
時間ばかりかかって斎藤元彦知事の問題を全く立証できない
百条委員会側とマスゴミにあるように思います。

たしかに根回し等がなさそうな斎藤元彦知事のやり方も
多少問題はあったように思いますけど。

1962年から2期8年兵庫県知事を務めたのが金井元彦という人物でした。
彼は内務省出身でした。
金井と同じく内務省出身ということで次の知事候補に担がれたのが坂井時忠でした。
坂井は4期16年知事を務めました。
その次はあの貝原俊民が4期15年知事を務めました。
貝原俊民は自治省出身です。
その貝原俊民が4期目の途中で辞職した後に知事になったのが井戸敏三です。
彼もまた自治省出身でした。
そして井戸敏三は金沢和夫を後継者としました。

金沢和夫もまた自治省出身で兵庫県副知事でした。

坂井→貝原→井戸→金沢と、
副知事出身者だけで知事を取っていくという59年続いた体制を続ける形でした。

ですが、2021年の兵庫県知事選挙では斎藤元彦氏が勝利し、
自治省官僚出身者かつ副知事が知事を続けていくという体制が途切れました。

代々自治省官僚が知事と副知事を抑え、
ずっと兵庫県の知事ポストを持っていく。

当然、先輩達の作った利権、天下り構造は維持拡大路線であって
これを税金の無駄として打ち切るなんてことは絶対になかったでしょう。

天下り用のポストを作って
週に1~2回程度顔を出せば良いだけ、特に仕事らしい仕事もなし。
これで何十万という月給がもらえるポストをいくつも用意している。

方々に無駄なポストなり事業を作って
兵庫県の税金を無駄遣いし続ける。

一般人の感覚から言えばこんなものは直ちにぶった切って当然でしょう。

そうして普通の人なら客観的に見て
「絶対に無駄だろこれ」
というようなところの税金の支出をバッサリとカットしようとしていたのが知事。

自分達の後輩に引き継がせてこれまでどおり
兵庫県の税金を食い物にし続ける俺たちはこれからも安泰。
そんな計算だったところが狂ったのでしょう。

そこで「反井戸」などというアホな表現が使われた怪文書がまかれたりするに至ったのでしょう。

ですが公益通報者保護に値する方法で出されたものでもなく、
怪文書と呼ぶしか無い代物でしかありませんでした。

守旧派の連中が百条委員会を使って
斎藤元彦を小悪党かのようなイメージを喧伝した。

既得権側と癒着して自分達もいっちょかみしようというのを
方々でやってきたマスゴミもまた一斉に斎藤元彦潰しへ動いた。

そして事実であるかどうかをきちんと裏取りすることもなしに
世論を誘導できたと考えて不信任決議案を可決で失職させたと。

そんなところではないでしょうか?

今時の民間企業ならパワハラなどの相談窓口は必ずあります。

なぜかそうしたところは無視して、
わざわざ全く無意味なアンケートを集めて
「やっぱりパワハラをやっていたー!」
なんて証拠の裏付けもなしに騒ぎ立てる。

本当に野蛮なやり方だなと思います。

県民局長は3月にまずマスゴミや井戸シンパな議員らに文書をばらまきました。
外部通報ということになるでしょうが、
その内容は非常に胡散臭いものでした。
真実相当性が担保されなければ名誉毀損として反撃される話です。

県民局長は4月に今度は実名で内部告発を行いました。

3月にばらまかれた怪文書、メールの件ですぐに足が付き、
3月後半から県民局長の退職を保留。

この件で5月に局長が停職3ヶ月の懲戒処分をされました。
同月、兵庫県議会は県に「パワハラの疑い」について第三者機関を設置して再調査しろと要請。

ところが一刻も早く斎藤知事を潰したかったのか、
兵庫県議会は自分達での要請の結果も待たずに6月に百条委員会の設置を決定し、
県民局長を百条委員会に証人として出席させる予定でした。

このままいけば、県民局長は自身が怪文書をばらまいたことだけでなく、
証拠としてそのまさに公用パソコン、
いろいろと不適切な、業務と関係ない
破廉恥なデータなどがばっちり証拠として抑えられていた
彼の公用PCの話は避けられません。

そうして追い詰められた県民局長は
百条委員会が開かれる前に自○した形になります。

これで「県民局長をパワハラで追い詰めた」のが斎藤元彦知事だったのか?
百条委員会だったのか?

タイミングからもブログ主は百条委員会の方が追い込んだように思えて仕方ありません。

百条委員会が半年かかって出した証拠は
証拠とすることは不可能な信憑性の薄い何度でも投稿できるアンケートのみ。

これで客観的な視点での判断ができるとはとても思えません。

兵庫県の闇として語り継ぐべき話です。

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