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御代田町長曰く、年収103万円の壁引き上げは定額減税ほど大変ではない⁉

今回は(も)、国会で注目の年収103万円の壁引き上げについてです。

御代田町長のX上でのポストが興味深いです。ちなみに、長野県御代田町の場所はこちら↓。

また、スレッド形式で重要な内容があります。端的に内容をまとめます。

・年収103万円の壁引き上げで税収が減るのは確かだが…しかし。

・地方自治体は税収が足りなくても国が何とかする仕組みがある。

・1つめ:基準財政収入額(≒歳入)が基準財政需要額(≒支出)を下回った自治体は地方交付税をもらえる。

・2つめ:臨時財政対策債→地方交付税の不足を補う地方自治体の借金(ただし後で国が肩代わり≒実質地方交付税と同じ)

・地方交付税不交付団体が年収103万円の壁引き上げで税収減を文句言うのは一理ある。

・一方、足りない分を国から補填してもらっている不交付団体が年収の壁引き上げに文句を言うのは不思議だ。

・自治体として困るかと言われたら、国がなんとかしてくれる仕組みが現にありますよ。

一連のポスト、基本的な話ではありますが、知らない方も多いです。そして重要な話でもあります。

今回をきっかけに御代田町を調べてみたら大変興味深いです。

2024/09/27
https://www.abn-tv.co.jp/news-abn/

少子高齢化の中で、人口が増え続ける町があります。去年1年間、県内の市町村で、最も人口増加率が高かったのは白馬村。次いで野沢温泉村、そして3位が御代田町でした。
その御代田町の人口が、間もなく1万7000人に到達しそう、ということで、到達日を予想するクイズが企画されました。一体なぜ人口が増え続けているのでしょうか?

(中略)

そもそも、なぜこのクイズを企画したのか?
町長に聞いてみると…

■御代田町・小園拓志町長
「特にこの1年で人口が増えていて、人気を集めていることを町内外に伝えたいと思って」

実は御代田町、記録が残る1965年から一度も人口が減っていないんです。2007年に1万5000人を突破し、去年は350人以上増加。およそ60年で倍以上になっています。
また、総務省の調査によりますと、今年1月時点で前の年から人口が増加した割合は県内では白馬村がトップで、2番目が野沢温泉村。御代田町は3番目でした。
上位2つは外国人の移住が多く、インバウンド向けの産業の活発化が要因とみられます。
ではなぜ、御代田町で人口が増え続けるのか。
40年にわたって御代田町を取材してきた、西軽井沢ケーブルテレビの石川さんに聞いてみると…

■西軽井沢ケーブルテレビ・石川伸一さん
「アクセスが全て良い。で、子育てしやすい町ですよね。生きるのに最適な町になっちゃったんだね」

御代田町は軽井沢町と佐久市、そして小諸市に囲まれた位置にあり、首都圏へ行くにも、買い物に行くにも、アクセス抜群!また、公立学校の給食費が無償になるなど、子育ての環境も整っています。
それに加え、晴天率の高さと降水量の少なさ。
これらが組み合わさった結果、移住者がどんどん増えています。

(中略)

「地の人と移住者が等しく活躍できる町」だと話す町長。というのも…

■小園拓志町長
「だって移住者が町長になっているわけですよ。この町は。とすると、受け入れる力がすごくある町なんじゃないかな。移住者に特化した政策をやっているわけでもなくてですね、元々住んでいる人にとっても、移住した人にとっても、いい政策に焦点を当てて組み立てている」

人口1万7000人まであと200人ほど。到達日予想クイズの応募期間は今月30日までです。

■小園拓志町長
「私、意外と3月中の達成がありえると思っていまして…3月27くらいにくるんじゃないかな。まだ応募者が少ない状況なので、非常に高確率で豪華賞品が当たるチャンスだと思います

御代田町のみならず、御代田町長ももちろん興味深いです。

2期目の町長選挙で再選してすぐに1か月療養されています。珍しいことですが、トップが必要な休養を取ることは重要です。残りの3年11か月しっかり働いてもらえればOKと思います。

今後も注目していきたいと思います。

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