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中央統一戦線工作部長 石泰峰氏、立憲民主党代表団と会見

今回はYouTubeのスパイチャンネルさんが扱っていた話題です。

8月末の東京新聞では報じられていましたが、あまり話題にならなかったように思います。

【北京=石井宏樹、河北彬光】中国を訪問している立憲民主党の岡田克也幹事長率いる党議員団は29日、中国共産党の党外交を担う中央対外連絡部(中連部)の劉建超(りゅうけんちょう)部長と北京で会談し、両党の交流強化に向けた覚書を交わした。
覚書によると、両党で「交流協議会」を設置し、定期的な会議開催やハイレベルの相互訪問を強化する。将来の日中関係強化に向け、若手・中堅の政治家の相互交流も盛り込んだ。
岡田氏は会談後、記者団の取材に「日中間の信頼関係、ハイレベルの政治家の信頼関係が危機管理として極めて大切だ。最低、年に1回は中国に来ようと思う」と話した。
議員団は29日、中国共産党の石泰峰(せきたいほう)・統一戦線工作部長とも会談。冒頭、石氏は「(岡田氏は)過去10回、若手議員を連れて訪中し、積極的に交流に身を投じてきた」と歓迎した。
議員団には源馬謙太郎(静岡8区)と本庄知史(千葉8区)両衆院議員、田島麻衣子参院議員(愛知選挙区)も参加した。

これに関するXの反応を取り上げます。

統一戦線工作部についての記事を共有します。

 中国の情報機関は、米中央情報局(CIA)にも匹敵するほどの「国家安全部」と、公安警察組織である「公安部」、人民解放軍の「参謀第2部」を中心に構成されている、とみられてきた。

だが今、世界の情報機関が最も注目しているのは、中国共産党中央委員会傘下の情報機関、「中共中央統一戦線工作部(UFWD)」である。

今年7月には、米連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官と英防諜機関MI5のケン・マッカラム長官がロンドンで、史上初めての合同記者会見を行い、統一戦線工作部に対し警戒を、と世界に向けて発信した。

「中国共産党は、かつてのように外交官を偽装する工作員を使わない。『千粒の砂』と呼ぶ戦略で、さまざまなチャンネルを通じて情報を集める

とマッカラム長官は指摘した。

彼らの非伝統的かつ非対称的な情報活動に、米英情報機関のトップは手を焼いているのだ。

統一戦線工作部は決して新しい情報機関ではない。発足は日中戦争開始後の1942年。後の首相、周恩来がトップの初代部長に就任した。ただ戦後の1949年に中華人民共和国が成立した後、国家の情報機関が優先され、重要性が低下したとみられていた。東西冷戦終結後には「廃止された」と筆者に言う日本政府の公安関係者もいた。

しかし、10年前の習近平政権発足後、状況は一変した。習近平中国共産党総書記の肝いりで、この組織は大きく発展し、米英などに脅威を与えるほど強力になったのだ。(以下略)

統一戦線工作部は欧米諸国からは警戒されるほどの機関ということです。

日本の野党第一党の主要人物がここの幹部と握手をしている写真が出る、というのは色々と考えさせられるところです。

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