今回は兵庫県知事に関する話です。
2024/09/11
パワハラなどの疑惑を告発された兵庫県の斎藤知事に対し、19日にも不信任決議案が提出される可能性があることが分かりました。斎藤知事を巡っては、県議会第2会派の維新が9日、辞職と出直し選挙の実施を申し入れ、自民など他の会派と無所属の議員も12日、辞職を要求する方針です。
各会派とも不信任決議案については、「知事の反応を見てから」としていますが、関係者によりますと、19日に始まる9月議会の初日に提出される可能性が浮上したことが分かりました。
「辞職を求めている知事と議会で、予算案などの議論を進めるのは筋が通らない」という意見が出ているということです。
斎藤元彦知事
「（Q.不信任決議案が提出されたら？）地方自治法に基づいて議会が提出や可決の判断をする。私も法律に基づいてどのように対応するか判断する」斎藤元彦知事は不信任決議案について「議会が判断すること」としながらも、続投に改めて意欲を示しました。
兵庫県の斎藤元彦知事は2021年8月に就任し、残りの任期が約1年ですが、任期満了まで続けることが難しい状況のようです。
斎藤元彦知事をめぐる問題については、アゴラの記事内容が重要と思いました。
【本日読まれた記事・第1位】
高橋 富人：兵庫県知事に対する「正義の報道の群れ」に思うhttps://t.co/4gyTytZ9nl兵庫県知事のパワハラ問題を報道は単純化しているが、斎藤知事の天下り改革も背景にあり、冷静な視点での判断が必要だと指摘しています。
— アゴラ (@agora_japan) September 11, 2024
『兵庫県知事に対する「正義の報道の群れ」に思う』と題する拙稿が、アゴラに掲載されました。
「知事を擁護するのか！」と反射的に怒る前に、深呼吸をして読んでみてください。報道があまりに「画一的に知事の首をとる」内容で統一されていることに、今私は強い違和感を感じています。…— 髙橋とみお (@KCCfy81Tnli5Stf) September 9, 2024
記事内容からは、この問題について次の2点が重要と思いました。
・斎藤元彦知事は、県庁の天下り改革を進めていた
・職員による告発文書は最初は単なる怪文書だった
ということで、記事内容の一部を共有します。
県庁の天下り改革の阻止という文脈
現在はまったく語られることがないが、斎藤知事は、いわゆる「改革派の知事」としても知られていた。
慶應大学名誉教授である上山信一氏の記事によると、斎藤知事は、県外郭団体への県職員の天下りの慣例について制度見直しに着手していた、とある。
天下りの是非はともかく、これを問題視している兵庫県民はそれなりにいるような気はします。
また、天下りをする側（県OBなど）が斎藤元彦知事を引きずり降ろそうと考えていてもおかしくはないように思います。
⚠️これがクーデターの原因となったOBたちの不満⚠️
慣例で７０歳までとなっていた天下りを斉藤知事が６５歳までにした
井戸派が知事になったら、しれっと復活しちゃうよ
兵庫県、外郭役員５６人に退職要請 ＯＢが年齢上限超え再就職
https://t.co/ZQgMMf5Qmb#斎藤知事 #兵庫県知事 #百条委員会— 【ウォッチさん】兵庫県斎藤知事スキーウェアおねだりクーデター百条委員会 (@be_higher_watch) September 11, 2024
どのテレビ局も兵庫県職員組合幹部が数多くある外郭団体に天下りしてた。70代まで役員報酬貰い続けている。それを斎藤知事が止めようとしてた。最初に斎藤知事に反旗を翻したのは県職員OBだったのは放送しない。何でかなぁー！ https://t.co/WXhXFXL7hf pic.twitter.com/70G8qUYia9
— 原川公一 (@ubEB20WwSZ94975) September 10, 2024
告発の時系列の整理
さらに、現時点で「公益通報」として報道されているものも、本年3月の時点では「無記名の根拠なき噂」を書き連ねた「怪文書」であった。
例えば、皆さんがお住まいの市の市長と反社勢力に属する者が毎晩酒を飲んで、公共事業の斡旋について金銭のやりとりの密談をしている、という無記名の文書が届いたらどう思うだろう？それは、いわゆる怪文書だ。
公益通報とは、法律に規定されている。また、すべての行政機関に窓口が設置されてもいるし、通報者が匿名であっても法に定める要件を満たしていれば公益通報と認められる。
しかし、本年3月に警察や議員やメディアにばら撒かれた「告発文」は、公益通報の手続きによらず、また証拠も提示されていない単なる怪文書だ。
そのような怪文書について、告発された側の人物が「誹謗中傷の疑いが強い」と考えれば、発出元を特定しようとするのも当然といえる。
皆さんの中に、私が書いたような前提をご存じの方がどれだけいるだろう。ほとんどの方は、職員からの告発は最初から「公益通報」だったと勘違いされているのではないだろうか？
職員からの告発は、最初は怪文書であった（のちに公益通報）ことは重要と思いました。
#兵庫県知事
兵庫県は､「告発文」問題で揺れてます｡
俺は1番目を読んだ瞬間､この「告発文」はデタラメのデマ怪文書と思ったよ｡
そういう目線でみると､経緯をみても齊藤知事は全く悪くはないと思うのだが､､､､ https://t.co/9EB82GRnd1— ぁっぃゃっとまと3 (@3388atsui) September 10, 2024
公益通報として保護される要件は、通報対象が重大な違法ないし不法な行為であること、かつ、それが真実であると信じたことの相当な根拠。👇根拠を問う以前に、違法行為がないやん。単なる悪口の域。こんなもん公益通報の保護対象に含まれるわけないやん。もちろん真実相当性もない。 https://t.co/fNr51ZFZRQ
— 弁護士 徳永信一 (@tokushinchannel) September 11, 2024
さて、9月19日に不信任決議案が予定されているようですが、それまでに色々と動きがあるかもしれません。注目したいと思います。
私は不信任決議がなされた場合、斎藤元彦知事が議会を解散することを支持したいと思います。
兵庫県議会が斎藤元彦知事の不信任を議決した場合
知事が議会を解散すること（地方自治法178条）
について、私は支持したいです。 https://t.co/AuYLxqWGEo
— 浜田 聡 参議院議員 WBPC問題調査中 💉💉💉 YouTubeやブログは毎日発信 (@satoshi_hamada) September 7, 2024
県議会議員選挙となることで、県知事を引きずり降ろそうとした側の評価がなされることが期待できると思います。
異論はあるとは思います。私はこの機会に、地方議会、地方行政について多くの国民が考えてほしいと願っています。
コメント
この状況を見ると
内部告発という行為はマスコミを味方につけると勝ちで
じゃなければ負けなのかも。
だから斎藤知事には最後まで貫いてもらいたい。
辞任デモやってる連中がもろ左翼ぽいのがすごく気になります。
兵庫県知事は、日本中が注目しているところで泣くほどならお辞めになればいいと思います。言い分があるならば議会を解散してよいと本当に思いますが、罪の告発を増やされるのがお嫌なのでしょう。
定年退職の１週間前なので「懲戒にしなかった」ことを責められて、話題になってもらいたかったですね。
それにしても「世論調査」で恣意的に選んだ人から引き出した回答を、重大そうに扱うことには呆れます。私は「街角インタビュー」のようなものを、何度か丁寧に頼まれたことがありますが全てお断りしました。電話がかかってきたこともありますが、切るか断りました。どこで使われるか分からない自分の情報だからです。瞬時に判断できません。
女性の天皇や家族別姓を望む人が世論調査で多いのは、仮に誠実に統計を取ったとしても、個人情報の意識が希薄な人の回答を集めた結果だと考えています。お若い方々のお幸せのためを思うと制度そのものに心が痛むのも本音ですが、日本の国のための自分なりの回答を持っていても答えません。
ネットの時代ですから、せめて根拠となるデータを別途公開しなければ記事にするのは恥ずかしいという社会的な風潮ができれば喜ばしいです。
思い返すと・・選択の家族別姓は、子と片方の親は確実に別姓で、嫡子と子の別をなくしたので別姓にする場合でも生きている間は事実婚とほぼ同じです。しかし、相続時の税控除は入籍していない夫婦には認められません。ジュニア君は、「後から知った弟と会ったことのない母は名前は違っても家族なので、誰にでも選択させてあげてよい」そうです。きっと彼は名前が違うことが、よほど嬉しかったのでしょうか。（？）
ジュニア君のおかげで、はっきりしました。
PS：「バイデン大統領、トランプ、プーチン、習近平」・・・上川大臣に、お話しされた質疑以来、いろんな方が同じ順序で、同じ言葉遣いで、錚々たるメンバーのことを話しています。
昨日は、後はお辞めになるだけだと思い、柔らかく書きすぎましたので追記します。私も知事を責めたくなかったのですが、現実を書きます。
知事は、災害時対応の先頭に立つ職責を負っています。自分の身の上のこと、落ち度により理解されなかったことにより、公式の場で感情を乱すようでは責務には耐えられません。（お家では、いくら泣いても結構です。）また、心から動こうと周囲に思わせる力も足りなかったようです。これらは、緊急事態に命を預かる知事には、全く相応しくありません。
国会議員は、知事と同等の立場とのお気持ちでいらっしゃるかもしれませんが、実際には、立法府の「一員」である国会議員と行政の「長」である知事は、人としての責任は同じでも職責の重さも種類も全く違います。浜田先生が、心から国民を思い、しっかりお働きになっているから、目指すものがあった同級生にも、多分できるのではないかという、甘いお考えは改めてください。
会議で責められるよりも大変な事態の中で指揮を取り責任を負う立場になった時に、命を預けることができるメンタルではないことが証明されてしまいました。（これは、ゆりこ様にお願しようと思える唯一くらいの理由です。よい差配ができるかはともかく、正気でいてくれます。）人のために涙するならともかく、自分の身の上のことで県民が注目する場で泣くなんて、非常時にはどうなってしまうことでしょう。このようなことが明るみになったので直ぐに外すのが適切です。知事は、それだけのとてつもない権力と責務を負っています。
そして・・・人の痛みを大切に受け止められない人には、改革などできません。
共感できない人と接することで、痛みを受ける人がかわいそうだからではありません。
★同意を取り付け納得を得られないと、改革は頓挫するものだからです。
定年退職１週間前に職員を懲戒処分にして不利になる責任を負わせた知事に対して、あと１年くらいなら続けさせてあげればいいのに・・・など、不公平な言葉はお控えください。
（浜田先生、ゴメンね。涙）
百田尚樹先生と私の親類や友人などの兵庫県民が決めていきます。直近直後については県民の皆さんの判断を信じましょう。権利を付されていない私たちは、30年後や100年後のために見守りましょう。委員会へのお目見え…お断りを何といえばいいか、頭を抱えているでしょうね。。。笑
局長についての資料
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/shingi/documents/bunshoshiryou060719.pdf
https://x.com/2525neko25/status/1834964312701677952
https://news.kobekeizai.jp/blog-entry-17161.html?
https://x.com/indi_coop/status/1835213799269581117
https://x.com/y32577/status/1835117295397748827
https://x.com/e_ringi0624/status/1834992369378427086
今後の展開が変わったときのための現時点での参照用。