X(旧Twitter)において、興味深いポストが反響を呼んでいました。
端的に言うと以下の通りです。
ワクチン接種による犠牲 ≪≪ ワクチン接種しないことによる犠牲
だからワクチン開発やワクチン接種は施行される、というものです。
私は公衆衛生が万能とは思いません
むしろ苦肉の策に過ぎないと考えますしかし、その程度の知恵しか人間は手に入れていません
というのも深いメッセージと思います。
ということで、そのポストを以下に共有します。
ワクチンの歴史は古く、かの有名なジェンナーが種痘を最初に行ったのが1796年です
因みに天然痘は何故か2相を示すウイルスで、致死性が高いものは20〜50%の確率で死亡します
低いものでは1%未満程度とされますなお、種痘は10-50万人に1人致死的な副反応が起こると言われていました
— Elemental_Ph.D. (@PhD_PharmD_im) September 3, 2024
これらの犠牲と医療という作為を比較した時に、ワクチンを選択し続けたのが近現代の医療行政です
そして、人類は1979年10月26日
ケニヤのナイロビで天然痘の根絶が報告されました1万年前から存在し、確認できる最古の患者はラムセス5世といわれる天然痘ウイルスに人類は勝ったのです
— Elemental_Ph.D. (@PhD_PharmD_im) September 3, 2024
現代の日本では、公衆衛生の発達とワクチンや抗菌薬、スクリーニングなどによって感染症を『一見怖くないもの』にまで引き摺り下ろしました
その陰には天然痘に限らず、多くの亡くなられた方々、悲しみに暮れたご遺族がいます
だからこそ、その総数を少しでも減らす方策が欠かせません
— Elemental_Ph.D. (@PhD_PharmD_im) September 3, 2024
救われた側は、助かったと思います
しかし、自分が犠牲になる側に立つとどうでしょうか知らなかった、こんなはずじゃなかった
そうした思いが出ることに、私は批判をしてはならないと強く思います
誰もが犠牲になどなりたくない当たり前の話です
— Elemental_Ph.D. (@PhD_PharmD_im) September 3, 2024
止めることなど出来るはずがありません
何故ならば、今度は不作為の犠牲者に立つ側が増えるだけだからです
そして、また同じ声を聞くことになります
これを衆愚と表現する方もいますが、私はヒトの本質だろうと考えています誰も犠牲者側には立ちたくないのです
— Elemental_Ph.D. (@PhD_PharmD_im) September 3, 2024
私は公衆衛生が万能とは思いません
むしろ苦肉の策に過ぎないと考えますしかし、その程度の知恵しか人間は手に入れていません
人間が手に入れた武器で敵を過小評価し、人間自身を過大評価することは避けるべきではないでしょうか
— Elemental_Ph.D. (@PhD_PharmD_im) September 3, 2024
さて、天然痘は根絶されたということですが、ウイルスはアメリカとロシアの研究所で保存されていることは知っておきたいところです。
サル痘が話題だからいろいろ調べてみたら
天然痘は根絶されたけど「天然痘ウイルスはアメリカとロシアのバイオセイフティーレベル(BSL4)の施設で厳重に保管されている」って書いてあって
こっわ…
自国民だけにひっそりと種痘(天然痘ワクチン)接種させといてばらまくとか?https://t.co/kouz4hrPH8 pic.twitter.com/PH4Jt58lDj— ゆうちな【暇人】 (@4R1SxKUnN9P2JfV) May 20, 2022
また、日本におけるポリオについても触れられています。
かつて日本でポリオが猛威を振るったとき、ソ連から生ワクチンを緊急輸入したことがあります。
60年前ポリオの大流行の際はソ連から緊急空輸した生ワクチンを危険を承知で飲ませた当時の母親の心情思うとなんともいえませんな(私も飲んだ世代です https://t.co/ToEDI055mL
— ladysmoker (@lady_smoker_) January 28, 2020
もしワクチンが中国製しか存在しないなら間違いなく打ちますよ。性能の低い中国製でも打たないよりはよほど良い。ちなみに日本は冷戦時代に敵国であるはずのソ連からポリオのワクチンを緊急購入して使用し流行を抑え込んたこともあります。 https://t.co/WUtZx39etd
— JSF (@rockfish31) August 9, 2021
生ワクチンにも相応の効果があったとは思いますが、その後、不活化ワクチンが開発された後に、その切替が遅かったことは問題視されており、その指摘はあってしかるべきと考えます。
ポリオワクチン問題は、野生株ポリオが日本で根絶したので、安全な不活化ワクチンに切り替えるようにと訴えた活動です。単純なことです。ポリオ生ワクチンは大流行時には、大変効果的で、大流行を迅速に終息させました。終息したのだから、ポリオを発症させない不活化ワクチンへの切替を求めました。
— 小山万里子は確かにわきまえない (@koyamamariko) June 17, 2017
間違いを発見😢
1961年にポリオ経口生ワクチンを海外から輸入したことは合っているけれど、
輸入国は米国ではなくて
ソ連とカナダだった。しっかり調べないといけないなと反省😭
それにしても、
ソ連とカナダから輸入とは意外だな🤔— へいちょん (@heichi_yonno) February 3, 2023
ポリオに関する説明動画です。
ここでは出てきませんでしたが、1948 年京都・島根 ジフテリア予防接種禍事件についても知っておきたいところです。
https://t.co/ZThCQxUG9n
ジフテリア予防接種禍事件は,第二次世界大戦終了間も ない 1948 年(昭和 23 年)に,予防接種が義務化された直 後に発生した.京都と島根でジフテリア毒素が不活化され ていない #ジフテリアワクチン が予防接種に用いられ多く の乳幼児が被害にあった事件 pic.twitter.com/0bWPMvJxrL— 緋色 (@hiiro33) January 27, 2022
コメント
ワクチンには、全く反対していません。天然痘のワクチンの接種は記憶にもあります。
近年の感染症で、米国では数十万人が亡くなりました。ハンターが現れ、予約したのに使用されなかった余りを、何としても得たいと駆け回ったと聞きます。全体では約半数の人々が摂取したようです。そして、CDCは副反応のデータも日々公開していました。
隠蔽体質であれば、当然、取り仕切っていた責任者は疑いの目を向けられるでしょう。人間性に目も当てられないとなれば、恨みさえ買うでしょう。私も自分のためではなく周囲のために摂取しました。(もともとの体質や遺伝子検査をして必要なさそうなことは、おおよそ判っていました。副反応にもそれなりに苦しみましたが、皆さんのためですし2,3日倒れた程度です。)
また、mRNAは以前から研究が進んでいた方法ではありますが、治験が十分ではありませんでした。多くの人間に半強制的に打たせる空気ができたことは、日本人の特性、社会学的に興味深い現象でした。
ワクチンには、全く反対していませんが、その運用、運営は別です。
そして、薬剤については、仮に被害が大きいとしても、新しいものが開発されることでしょう。
もし、反対派の方がこのページに出会ったら・・・たぶん、読むことを拒否されそうです。ワクチンそのものではなく、そのような事態を招いてしまったことに不安を感じているのですから。薬剤の名前を挙げているひとも、不安の根本は薬剤ではありません。
お医者様からの発信として、大変興味深く読ませていただきました。
10月からコロナワクチンにレプリコンワクチンが使われるとのことですが、どうやらこのタイプのワクチンが承認されるのは世界で初めてだということです。アメリカで承認されても日本ではなかなか承認されないのが当たり前だったので異例ですが、どういう経緯で承認されたのか気になります。このワクチンはmRNAワクチンよりをより発展させて体内でmRNAを自己増殖させるというものだそうです。
また巷ではさまざまなうわさがあり一部の医院、マッサージ業界や美容業界ではレプリコンワクチンの接種者の入店を断るという動きがあるそうです。真偽は分かりませんが、体内での増殖をコントロールできず止めることが出来ないとか、それが呼気や蚊を媒介して接種者から非接種者に取り込まれてしてしまう恐れがあるとか言われているそうです。
現状、このワクチン是非についてはワクチン否定論者やワクチン陰謀論者が発信をしているだけで、ほとんど話題にも上がっていません。政府がこれを放置している事自体有害だと思います。