サイトアイコン 参議院議員 浜田聡のブログ

中国軍機の領空侵犯、大阪府の宿泊税引き上げ、中国半導体はTSMCの3年遅れ?、等

今回は8月27日(火)のニッポンジャーナル(無料部分)で扱われた内容を取り上げます。

メモとして自分なりの注目点を取り上げていきます。

・中国軍機の領空侵犯↓について

領空侵犯は極めて重い事実であるのはもちろんであり、撃ち落とすべき、論に一理あるとは思います。

この件に関する様々な背景を、中川コージさんと江崎道朗さんがお話しされておりました。江崎さん曰く、日本も既に中国に対して積極的に取り組んでいる旨の指摘は重要と思います。

2024/08/26
防衛省は中国軍の情報収集機が日本の領空を侵犯したと明らかにしました。

防衛省によりますと、中国軍のY-9情報収集機は26日午前11時29分ごろからおよそ2分間、長崎県の男女群島沖の日本の領海上空を侵犯したことを確認したということです。

中国軍機による領空侵犯が確認されたのは初めてです。

自衛隊は戦闘機を緊急発進させて警告を行うなど対応にあたったということです。

※日中議連に否定的な意見は多いですし、私もその気持ちはわかります。一方で両国の議員同士の外交ルートとしての日中議連の必要性は否定するつもりはありません。

・大阪府の宿泊税引き上げについて

大阪維新の会の「増税なき改革」という党是をないがしろにするもの、という江崎さんの指摘は重要です。

宿泊税増税額は55億円ですが、大阪府の当初予算の一般会計予算約3.2兆円の0.17%に過ぎません。(特別会計2.9兆円も入れると%は更に低いです。)

当然ですが、その程度のやり繰りは十分に可能だと思います。したがって、増税の必要性は全くありません。

具体的な財源を上げるなら、大阪府の残業代は180億円なので、人員配置等を見直し、ワークライフバランスを改善してください。

宿泊税引き上げでの歳入増額分が、一般会計・特別会計に占める割合を考慮するのは、重要な視点です。

これによって、本当に増税が必要かどうかを判断することができるわけで、たいていの場合、増税は不要と思います。

・中国半導体、TSMCの3年遅れに迫る

米政府が中国華為技術(ファーウェイ)に事実上の輸出禁止措置を発令して5年。米政府は中国の半導体技術を抑え込むための施策を繰り出してきた。ただ、その実効性が詳細に語られることは少ない。年間100製品の電子機器を分解する半導体調査会社、テカナリエ(東京・中央)の清水洋治社長は中国半導体の実力は台湾積体電路製造(TSMC)の3年遅れの水準にまで迫っていると解説する。(以降、有料記事)

中川コージ氏の指摘の一部を共有します。興味深いです。

・アメリカのトランプ大統領の対中貿易規制の効果指標として興味深い。

・中国半導体の実力がTSMCの3年遅れ、とあるが、本当はもっとあるのでは?

・ただし、ファーウェイの伸びは驚異的。

日本の半導体政策の誤りについて、私は過去に参議院財政金融委員会で質問したことがあることをここで共有しておきたいです。

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