今回は1945年8月20日に起こった真岡郵便電信局事件についてです。
場所は日本名で真岡(まおか)市、ロシア名でホルムスク市です。
事件の前に、この市について2点。
・かつては王子製紙があった。
・釧路市と姉妹都市。
旧王子製紙真岡工場跡
サハリン(樺太)のホルムスク(真岡)に残る、日本時代の遺構。1925年と1965年に造られた建物が残っている。同じ敷地内にある工場の方に声をかけ、許可を頂いた。状態も良く、3階まで吹き抜けとなっており、とても美しい pic.twitter.com/j1TRXxtKsP
— えーてる (@tel_cellphone) November 11, 2023
ホルムスク(真岡)には王子製紙 真岡工場の廃墟が今でも残る。
1992年までソ連企業が操業していたが、大規模火災によって廃業した。今は建設資材倉庫(?)になっているようで入口の人が「日本人?入っていいよ」的なノリで許可して下さった😶
敷地内は”ヤバイ”の一言に尽きる…#海垣夏旅2018_樺太編 pic.twitter.com/5cdRKgsyhP
— 海垣 (@ride626) August 31, 2018
釧路市と姉妹都市ホルムスク市 幼稚園の合同作品展始まる:北海道新聞 どうしん電子版 https://t.co/bI1vihSddw
— 北海道新聞🖋️ (@doshinweb) October 12, 2020
釧路市役所で開催されている姉妹都市ホルムスク市の子ども達と釧路市内の保育園との交流の展示会に!私のつたないロシア語力を発揮して、書かれた標語を読む!ダバイチェはLet’s の意味、スタラーッツアに接頭字がついて、完了体になってて、シャ動詞の変化、Bは場所を示す前置詞、ミエスタは場所。 pic.twitter.com/h4OlNWNYS9
— 弁護士しのだ奈保子🪽(立憲北海道7区総支部長) (@yorisoibengoshi) October 14, 2020
本題の事件のポイントとしては、1945年8月15日、日本は終戦・降伏の立場かもしれないが、当時のソ連はその立場を考慮せずに攻め込んできた、ということです。
1945(昭和20)年の今日、8月20日「真岡郵便電信局事件」がありました。
樺太にソ連軍が侵攻し、真岡(現ホルムスク)の町に上陸。
緊急の電話連絡を受信するため、職場にとどまっていた女性電話交換手12名のうち10名が集団自決をし、9名が亡くなった事件です。#昭和~年の今日 #第二次世界大戦 pic.twitter.com/BTS6Q0nx7E— 帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)【公式】 (@heiwakinen) August 20, 2024
79年前の8月20日(月)、当時日本領の南樺太で真岡郵便電信局事件(北のひめゆり事件)が起きました。
当時日本領だった樺太ではソ連軍と日本軍の戦闘が1945年8月15日以降も続いていました。
8月20日に真岡にソ連軍が上陸し、真岡郵便局の女性電話交換手が局内で自決を図り9名が死亡しました。 https://t.co/k8BkntHxqC
— 浜田 聡 参議院議員 WBPC問題調査中 💉💉💉 YouTubeやブログは毎日発信 (@satoshi_hamada) August 20, 2024
道民は真岡郵便局のことを忘れん。終戦して5日目、ソ連軍が樺太上陸を開始。降伏していた日本軍は再び武器を手にして戦闘開始。真岡の交換台では、連絡手段を絶やさない為に9人の女性が残留。『みなさん、これが最後です。さようなら、さようなら』の言葉を残して命を散らした。稚内にはこの碑がある。 pic.twitter.com/fRbSdNkurq
— カカSí プラス (@scarecrow_1911e) August 19, 2023
悲惨な事件です。稚内に行く際にはこの碑にも訪れたいと思います。
8月16日のニッポンジャーナルというインターネット番組で、今後の政策立案で参考になるようなことが述べられていました。
以下、自分の備忘録として重要と思った点を羅列します。
・1945年8月15日ポツダム宣言受諾後にロシアが日本に攻め込んできた。
・8月17日~23日、占守島(シュムシュとう)の戦いでの日本軍が奮闘した。
・8月22日、三船殉難(さんせんじゅんなん)事件:樺太から北海道に引き上げてきた日本人が乗っていた三隻の船を、ソ連軍の潜水艦が襲撃した。
・ロシアや中国の軍隊による、日本の民間人への虐殺事件を○○事件と呼ぶのは妥当なのか?○○虐殺と呼ぶべきでは?
・ロシアとの戦いについては、ロシア軍に対抗できる防衛力、のみならず、ロシアの内部から攪乱させる情報戦も必要。
・上記と関連して、元ロシア国会議員であるイリヤポノマリョフ氏など、反ロシア主義のロシア人はそれなりにいる。
・千島列島や南樺太については、日本は領有権を放棄したかもしれないが、だからといってロシアが領有する正当性はない。
ニッポンジャーナルさんは、勉強になることが多いです。ありがとうございます。
最近は全編を無料公開していただいており、ありがたいことです。
本来の有料版の動画を公開していたニコ生がサイバー攻撃からの復旧途中なので、現在無料公開とのことですが、復旧後は有料会員になろうと思います。
コメント
忘れてはいけないなと思いました。
竹島の韓国人による日本人殺害も
ニッポンジャーナルを聴かなければ
8月27日に想いを込めて
敦化事件
1945年8月27日に満洲国吉林省敦化、ソ連軍によって連日に渡り集団強姦され続けていた日満パルプ製造敦化工場の女性社員や家族が集団自決するなど、悲しい思いをなさった皆様に祈りを捧げます。
皆さまの犠牲で誰かが守られて、そのためいま私は安全に暮らしています。
現代ではその犠牲を無駄にしようとしているのかわかりませんが、「アイヌ政策検討市民会議」という団体がロシアにアイヌの問題で介入を要請(外患誘致?)していた事実があったことを初めて知りました。
クリミア紛争の時にも、「プーチン大統領は、ロシア系住民の保護を理由に、ウクライナへのロシア軍投入の承認を上院に求め、上院はこれを全会一致で承認した」という流れがあり、これがアイヌ民族の保護を理由にということになりかねないですね。
ずっと前にロシアのプロパガンダニュースサイトで、アイヌ民族がロシアに帰属するような印象の記事を見たこともあります。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/290003
東京新聞もこの団体をアシストして、団体に否定的な杉田水脈議員を批判的に論じていました。さらには『公金チューチュー』という言葉をあたかも実態のない嫌がらせの言葉という印象操作をしており、陰湿だと思いました。