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安保三文書の基本的な考え方

今回は、岸田文雄政権の功績の代表的なもののひとつ、安保三文書、とは何か?がテーマです。

こちら↓の動画で、安保三文書について、これまでの社会背景、経緯を踏まえて分かりやすく解説されていました。

ちなみにこの動画は次の書籍と関連しています。

日本の軍事的欠点を敢えて示そう (かや書房) Kindle版 江崎道朗 (著)

日本の周囲には危険な隣国として、中国・ロシア・北朝鮮という核保有国があります。

これらの国は日本にとって脅威なのですが、以前はこういった脅威を口にするのもはばかられる、言い換えると、政府関係者や与党関係者が口にすると、朝日新聞などのマスコミに叩かれる(そして出世ができなくなる)、という風潮だったとのことです。

しかし、覇権主義を掲げる中国が台頭してから時が経過し、さらにロシアがウクライナへの侵略を始めました。

こうなると、脅威を口にしないわけにはいかない、言い換えると、脅威を口にしてもマスコミに叩かれることはなくなったということです。

世界各国、自国を守るために、具体的にどういう脅威があるのか? を調べる「脅威見積もり」は、日本以外のどの国もやっていることです。(動画の15分あたり)

ということで結論は以下です。

結論:安保三文書とは、国を守るうえで、どういった脅威があり、それらの脅威に対してどういう防衛力が必要なのか?それら項目を洗い出したもの、が安保三文書(における基本的な考え方)

ということです。

世界を見渡せば、どの国も当たり前のようにやっていることですが、それをようやく日本もできるようになった、ということでしょう。

日本の国防上の問題はまだまだありますが、その最たるものは憲法でしょう。

憲法を改正して軍隊を持つことができるかどうか、それとも日本が滅ぼされるのが先か、すべては国民次第です。

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