Youtubeで次の動画がなかなか興味深いです。
この中で述べられていたことを4点、羅列していきます。
1.外満州
2.珍宝島とダマンスキー島
3.中央アジア各国
4.バイカル湖
以下、簡単な解説です。
外満州の歴史:現在のロシア極東地域にあたる領土で、歴史的に満洲(現在の中国東北部)と関わりが深い地域。この地域の歴史は、複雑な国際関係や領土紛争の影響を受けてきた。
先日のツイートで書いた帝政ロシアが中国から1860年に奪ったテリトリー(外満州)です。中国の日本海並びに太平洋へのアクセスを完全に遮断しています。中国は台湾に侵攻して日米豪と正面衝突するよりウクライナにも勝てないロシアからこの地域を取り返す方が楽です。ロシアの悪夢ですね。 https://t.co/C5RU5tMInQ pic.twitter.com/F51BXGSmWk
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) April 3, 2023
ウラジオストクは「中国固有の領土」か=始まった極東奪還闘争 時事ドットコム https://t.co/XJvVCfbycs
>中国の新しい歴史教科書には、「極東の中国領150万平方キロが、不平等条約によって帝政ロシアに奪われた」との記述が登場した。
外満州回収は中華民族の悲願!ってなりそう
— ゲーテ&ワーグナー支持者 (@eikouarucroatia) May 22, 2023
珍宝島(Zhenbao Island)とダマンスキー島(Damansky Island):同じ島を指す異なる名前です。この島は、ウスリー川に位置し、中国とロシアの国境紛争の象徴的な場所。
珍宝島(ちんぽうとう、中国語簡体字: 珍宝岛、中国語拼音: zhēnbǎo dǎo、英語:Zhenbao Island)またはダマンスキー島(ロシア語: о́стров Дама́нский、中国語簡体字: 达曼斯基岛、英語:Damansky Island)は、中華人民共和国とロシア連邦国境のウスリー川中流域にある面積0.74km2の小島である。 pic.twitter.com/5Ensx0mcO1
— ノーベル平和賞ノミネートされました🥇ぺんぺん🇺🇦 (@X4hqGAsWVByLxpX) August 17, 2020
ウスリー河に浮かぶ「珍宝(ダマンスキー)島」はソ連が実行支配していたが、1969年中国軍が「自衛反撃」し、ソ連国境警備隊32人が全滅。すぐソ連が猛反撃し実行支配を保つが、首脳会談前日にソ連が攻撃を中止すると中国は珍宝島を占領。これがその後の中ソ国境交渉に影響し、中国は多くの領域を獲得。
— ナウいヤング!(^^)!チョベリグ (@nauiyangu) December 2, 2017
タジキスタン・ウズベキスタン・トルクメニスタンなど中央アジア諸国への中国とロシアによる働きかけ:中国とロシアは中央アジアにおける影響力を巡って競争。
中国・中央アジアサミットが示すロシアの影響力後退―【私の論評】ロシアが衰退した現状は、日本にとって中央アジア諸国との協力を拡大できる好機(゚д゚)!https://t.co/LOcsiWuSgY pic.twitter.com/18HCXpGXCb
— 山田 豊 (@yutakarlson) June 9, 2023
中国が必要とする水資源とバイカル湖:中国の水資源に対する需要は、国内の急速な経済発展、人口増加、都市化、および気候変動による影響により、ここ数十年で著しく高まった。中国はバイカル湖の水資源に目を付けた。
中国がロシアの水資源を狙っているというのは十分あり得る話。
中国では北部に人口集中しているのに、北部に雨が少ない。
農業用水の不足は深刻で、困った各地が人工降雨を無秩序に行う。
そのせいで異常な大雪や巨大雹などで、逆に農業被害が拡大している。
バイカル湖は食料安全保障から必要なのだ https://t.co/IXOse0rcxY pic.twitter.com/Tdux1L8gBt— しゅらく (@syuraku666) March 24, 2023
【関連記事】バイカル湖畔に中国資本ミネラルウオーター工場、ロシア地裁が違法と判断https://t.co/kAUlG2ffML
— AFPBB News (@afpbbcom) May 26, 2021
ということで、中国とロシアはいくつも火種を抱えている状況と言えます。
いずれも日本に隣接する危険な核保有国であり、日本としてはこの両者の関係を熟知した上で上手に利用した外交を心がけていきたいものです。