6月26日にこのような報道がありました。
【解説】安倍元首相銃撃事件で辞職の奈良県警元トップが不動産・建設会社社長に「このままでは壊れます」事件後の日々 #FNNプライムオンライン https://t.co/Nx4jHCcJ0w
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) June 26, 2024
2年前の7月、安倍晋三元首相が銃撃を受け死亡した事件の責任を取って辞職していた奈良県警の鬼塚友章元本部長が、全国でスマートホームなどの事業を展開する不動産・建設会社「HESTA(ヘスタ)大倉」の社長に就任した。(以下略)
2022年の8月末に鬼塚友章氏は奈良県警本部長を辞任しました。安倍晋三元首相の銃撃事件の責任を取ってのことですが、その前に奈良西警察署で実弾紛失が誤認であったことも話が出ています。
2022/08/29 #MBSニュース #安倍元総理 #毎日放送
8月30日で辞職する奈良県警の鬼塚本部長が奈良県議会で、安倍晋三元総理が銃撃された事件について報告し、「最大の問題は後方の警戒が不十分だった」などと謝罪しました。(奈良県警 鬼塚友章本部長)
「県内外の多くの方々にも多大なるご不安・ご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます」8月30日付けで引責辞職することが決まっている奈良県警の鬼塚友章本部長。8月29日午前、奈良県議会の総務警察委員会で、安倍元総理が銃撃された事件の警備体制の不備について改めて謝罪しました。
(奈良県警 鬼塚友章本部長)
「最大の問題は、安倍元総理の後方にあたる南側の警戒が不十分であり、被疑者の接近を許した」この他、奈良西警察署での実弾紛失が誤認だった事案についても陳謝しました。
さて、奈良西警察署での実弾紛失誤認事件から安倍晋三元首相の銃撃事件前後のことについて書かれたブログ記事を紹介しておきます。
まずは2年前の安倍元総理暗殺事件と前後の流れについて再整理。
奈良西署で銃弾紛失事件が起きる
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奈良県警は1人の署員を犯人だと断定、圧迫取り調べ等をくり返して精神的に追い込んで自供させようとする
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犯人扱いされた署員、鬱病を発症し休職へ
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実は奈良県警のミスで最初から銃弾配分をミスっていただけだと発覚
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犯人扱いされた署員、奈良県警を相手取って損害賠償訴訟を起こす
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奈良県警と奈良西署、この件について記者会見を余儀なくされる
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翌日の記者会見のためにの準備を行っている中に安倍元総理の街頭演説予定の連絡が入り警備計画を立てなければならなくなる
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奈良西署と奈良県警、警備計画を放置して翌日の会見の準備にだけ集中?
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奈良西署、安倍元総理演説の当日朝に過去に茂木幹事長の街頭演説の際に作った警備計画をコピペし、警備計画内容の確認もせず奈良県警へ提出
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奈良県警本部側も警備計画の内容をノーチェックで即承認
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茂木幹事長の時の警備計画が
演説者の南側をまったく警戒も警邏もせず、演説者の背後に車を配置して壁を作る等も一切考慮しないザル計画だったがノーチェックだったためそのまま実施
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安倍元総理は無警戒の南側から近づいてきた犯人に銃撃される
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銃撃の際、警備の人達はすぐには反応できず安倍総理は守られず
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安倍元総理の死亡が確認される
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奈良県警、事件の5日後になってようやく現場捜索
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8月30日、奈良県警本部長の鬼塚友章が責任を取って辞職
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同年12月 鬼塚友章がHESTA大倉の会長室室長に天下り
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2024年6月 鬼塚友章、HESTA大倉の社長へ事件発生からしっかりと時間を稼いでから
現場捜索して得るものがなかったなんて当然じゃないでしょうか?
しかもその時間稼ぎしている間に土砂降りの雨まで降ってるんですから。ちなみにHESTA大倉さんの会長はこんな感じで
そっち方面にも積極的にビジネス展開をしているようで……。
そういうところを天下り先として活用してしまう
警察キャリア組の仲間達。
特定政治勢力にはやたら甘くなってしまう理由を勘ぐられかねないですよ。
今回の鬼塚氏の社長就任は、法律に抵触するわけではありません。
ただ、安倍晋三元首相銃撃犯である被告の初公判がいまだに行われておりません。不可解なことが多いわけで、今回の件は一応心にとどめておくべきと思う次第であります。