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信長に気に入られた黒人男性、弥助(やすけ) そしてアサシンクリードシャドウズについて

複数の方からご相談いただいた件についての記事です。

今回のキーワードが3つあります。

・弥助(やすけ)(※7月14日、一部線引き)

弥助は16世紀後半の日本で活躍したアフリカ出身の人物で、初めて日本に来た黒人とされています。彼の詳細な背景については完全には分かっていませんが、彼はイエズス会の宣教師に仕えて日本に渡り、織田信長に仕えました。信長は弥助の異国情緒と身体的な強さに感銘を受け、彼を自身の家来にしました。弥助は信長の側近として忠誠を尽くし、信長の最期の場面にも居合わせたと伝えられています。

・トーマスロックリー(日大法学部 准教授)

トーマス・ロックリーは歴史家であり、ライターとしても活躍しています。彼は特に弥助に関する研究で知られており、弥助についての詳細な伝記「African Samurai: The True Story of Yasuke, a Legendary Black Warrior in Feudal Japan」を共著しています。この本は、弥助の生涯と彼がどのようにして日本に来て、織田信長に仕えるようになったかを探求しています。ロックリーはこの研究を通じて、歴史的な視点から弥助の影響や彼の時代背景を明らかにしています。

・アサシンクリードシャドウズ

「Assassin’s Creed Shadows」は、2024年11月15日にリリース予定のAssassin’s Creedシリーズの新作です。このゲームは戦国時代後期の日本を舞台にしており、二人の主人公の物語を交互に進めるシステムを採用しています。主人公は、伊賀出身の忍びアサシン「直江」と、歴史上のアフリカ出身の侍「弥助」です。

私がいただいたメッセージ(複数)の内容は次のような感じです。

トーマスロックリー氏が弥助などについて記した著書の内容が歴史的に正しいのか?そしてその著書を参考に作られているアサシンクリードシャドウズというゲーム内の日本の描写に突っ込みどころが多数ある、などが問題視されているという内容のメッセージです。

いただいたメッセージをXで紹介しました。

私のXのポスト↑にいただいたリプなど、参考にさせていただきます。

さて、今回の件についてX上で要領よくまとまっていると思ったポスト(ツリー形式)を紹介します。

ツリーはもう少し続きますが、このあたりで止めておきます。興味のある方はXでご覧ください。

YouTube上でも今回の件に関する動画が数多くあります。

公開1日で29万回再生の動画を共有します。

ひとまずこの件については、騒動となっていることについては政府(外務省、文科省など)にお伝えしております。政府見解や今後の方針を質問しており、回答をいただいたら何らかの形で報告予定です。

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コメント

  1. 名無し より:

    この記事と浜田先生のYouTubeを見て、「ゲームが日本史観を変える」というような考えはちょっと行き過ぎという感じがします。そもそも、ゲームをやって自分の史観を変えてしまうような人が多いとするならば、それはこのゲームの問題ではなく、国語(フィクション、ノンフィクションの読み方)、歴史、論理的思考に関する教育の問題であると思います。このゲームを攻撃している方々の主張を別のゲームに応用するならば、「American Truck Simulator」や「Euro Truck Simulator」は世界の地理を変えようとしている、ということになるでしょう。ということで、個人的な結論としては、「ゲームを攻撃している人たちは怪しい」ですね。

  2. 4‐YouMe より:

    外務大臣の発言ではありませんから、あまり心配していません。

    慰安婦問題などに不安を感じる日本人が、多いことの現れでしょう。誤解は防ぎたいものの、海外のゲーム会社よりも「外務省」は、最近も・・・いかがなものでしょうか。
    また、大航海時代の欧州人が有色人種に対してしたことを考えると、日本人は自信を持つべきとも思います。責める必要はありませんが、彼らこそ歴史を棚に上げているのでしょう。

    お願いのイタズラ書きをしたからかは分かりませんが、山上信吾大使が次のポストを英語で書いてくださいました。
    https://x.com/YamagamiShingo/status/1811169979599032571
    悪意のあるリプライもあります。改めることは大変です。イタズラを書いた分、一緒に戦う気持ちになってみると、なかなか辛いものです。海外にもいる大使のファンを減らしていないかヒヤヒヤしながら、簡単に方法を間違える方ではないと信じています。

    ゲームを史実と捉えられてしまうのかは微妙ですが、海外での人種偏見は根強いです。
    不安を抱いている国民にとっては、少なくとも国民の気持ちを守ってくださる議員として支持されると思います。

    百田代表について

    NHK党の会見が中盤に差し掛かり、代表と議員のお話が終了して質問に移るとYouTubeライブが始まりました。そして、石丸氏の「すべる話」が・・・。そこに偶然、有本事務総長から電話が入りました。またっ、くだらない!という感じで、すぐに電話は終わりました。いつもの延々と一緒に話すパターンとは違い、公開の場で話す用事ではなかったのだと思います。
    時系列はこのままですが、きっと○○です・・・とは言えません。立花さんのように分かり易くはありません。

    勝共連合について

    安部元総理の事件について触れられたこと
    複数のマスメディアが取材に入ること

    以上の条件により、イベントに参加、取材なさることに賛成です。

    いってらっしゃいませ!!

    (PS:××氏ではなく、××容疑者が、よろしいかもしれません。小姑・・笑)

  3. proxi より:

    UBIで黒人侍の話題か浮上しましたが、
    本筋はトーマスロック・リー氏が2015年からWikipediaを改竄していた様で、
    それをアニメにした人が居たり、昨年にパレードでその様に発信したと話す団体が居たりと
    この会社以外もこの手の情報を発信しているので、その全てにNOと公開停止を言い付けなければならないと思います。

    しかもこのトーマスロック・リー氏は日本に気付かれない様に日本語版だけその文章を消し、発見を遅らせたとの情報があるので、
    黒人を文化侵略兵器に仕立てた事や途轍もない悪辣さを考えると
    日本へこれから永遠に黒人を上げる為の嘘を正さなければならないと言う災いを招いた彼には、日大やロンドンの職場の解雇の他、キリスト教の異民族を奴隷にした所から起きたが故にキリスト教から破門されるべきですし、
    外患誘致かそれに等しい罪状で起訴する必要があると私は思っています。

  4. 匿名 より:

    このサイト上に黒人侍と書いてしまう事自体、要らぬ誤解を招くのではないでしょうか

    事実としては、侍であったかどうか分からない、という理解でいます

    考察されている動画も幾つかありますが、侍ではなかった可能性の方が高いのかと思います

    なので、侍とまず書かないで頂きたいです

  5. 匿名 より:

    いちゲーマーとしての意見です。
    Xの引用でもあった通り、弥助がプレイアブルキャラとされている事自体は気にしていません。黒人侍とかなんならかっこいいとすら思います。
    PVで日本の表現がおかしいのも正直笑い話で済んだと思います。
    ただこの話を史実に基づいた、歴史に忠実、勉強になるくらい、と広報したことは撤回していただきたい。非を認め歴史公証はずさんで無いものは自分たちで埋めたことを運営から発表して貰いたい。
    ポリコレ、差別などいろいろな視点が入り込んでややこいですが、ユーザーが怒れるのは歴史改竄、その一点に尽きます。

  6. 4‐YouMe より:

    日本人は、身分や出自、肌の色ではなく、
    「忠義を尽くした人物」「情報源になってくれた」という人物評を重視します。
    侍であったかどうかに重点を置く海外の皆さんは、
    日本人から見れば、なんだかダサいですね。笑

  7. 野良猫 より:

    7月14日0時過ぎに収録されている動画を拝見しました。
    まさかここまで反響があるとは…と戸惑われているのではないかという風に見えました。
    人によっては過去の慰安婦問題のようなことに発展しないかと危惧しているようで、かなり熱を入れて取り組んでいる人もおられます。

    さて、今回はひとつ弥助研究の情報源としてひとつ動画をご紹介したくコメントいたしました。
    youtubeの方でもコメントしているのですが、あまりに数が多くお目に留まっていないかもしれないと思い、こちらでも書き込ませていただきます。
    https://www.youtube.com/watch?v=FnYyYDpC00Y
    日本の方がドイツ語で日本のことを紹介しているチャンネルですが、この動画では今回の騒動で弥助の間違いなどについて、実際の資料などを提示しながらわかりやすく伝えています。youtubeの機能で字幕を日本語で表示する設定にすると、多少誤字はあるものの日本語でわかるようになっています。36分程度ありますが2倍速再生で表示される字幕を読めば時間を節約できるので、トイレにこもっているときなどご覧いただければと思います。

    その中でもトーマスロックリー氏の著書について日本語版と英語版で内容が違うことを解説されていて、ここが今回の騒動の核の部分ではないかと思います。
    日本では浜田先生もそうであったように、弥助についてほぼまったく知らなかったという人がほとんどです。知っている人も弥助というのは使用人であったくらいだと思います、侍という人はまずいません。しかし、海外においては弥助を知る人は偉大な侍であったと誤解している人が多いように感じます。その原因がロックリー氏の著書にあると思います。

    また日本語では武士、侍はそれぞれニュアンスというか意味が変わってきますが、これをGoogleやBingで日英翻訳するとどちらもSAMURAIと翻訳され、これが海外で軽率にSAMURAIと使われる原因のひとつになっているのかな、と思います。
    最近では海外メディア、とくにUBIを擁護するメディア(IGN)もこのSAMURAI表記がまずいと気付いているのか、騒動が起こる前のゲーム紹介記事では弥助をblack samuraiとしていたのがreal figure(実在の)という風に表記を変えていたりします。

    浜田先生が声を上げてくださるまでは、どれほど日本人がネット上で異論を上げても海外の人から「これは白人が日本語翻訳して騒いでいるだけだ」と無視されてきました。
    しかし先生が国会に質問したという情報が出てからは、確実に変化があります。
    お忙しい中、この件を取り扱っていただきありがとうございます。

  8. 匿名 より:

    コピペになってしまいますが今こんな感じです。

    2015年
    アカデミックな論文を参考文献としていた”Yasuke”の記事が
    突如トーマスロックリーのアカウント名と同じtottoritomというアカウントで弥助の項目を編集される
    2016年に発表されるトーマスロックリーの著書を先持って参考文献に変更

    2016年
    トーマスロックリーが織田信長に仕えた弥助に関する論文「The Story of Yasuke: Nobunaga’s African Retainer」を『桜文論叢』に発表

    2017年
    tottoritomによりアカデミックな論文を参照していた出典情報が全てロックリーの「信長と弥助:本能寺を生き延びた黒人侍」などの一般書物に変更され、参考文献から上記論文が削除

    2018年10月
    tottoritomによりWikipedia内のこの分野で世界で唯一の本(”the only book on the subject in the world.”)の著者である専門家氏のページへのリンクが追加

    2019年1月
    tottoritomにより今に至る弥助伝説を語る上で欠かせない書籍の販売が紹介される
    “African Samurai: The True Story of Yasuke, a Legendary Black Warrior in Feudal Japan,”

    こうして地道な2015年からの彼の活動は身を結び
    トーマスロックリーは弥助伝説の専門家としてメディアに引っ張りダコに

    弥助伝説は1人のイギリス人男によるwiki書き換えという自作自演によってうまれたものだった模様

  9. 匿名 より:

    ロックリー氏の著作については、日本語版では「はっきりしていない、わからない」とされている部分が英語版では断言されていたり、日本版は小説とされている部分がある一方英語版はノンフィクションとして扱われていたりするという話もあります。
    本当であれば、日本とそれ以外の国で意図して差をつけた、日本で問題になりそうなところはあえて隠蔽したという非常に悪質な案件となります。

  10. 匿名 より:

    トーマスロックリー氏について別の著作にかなり問題があると話題になっています。

    信長と弥助 本能寺を生き延びた黒人侍
    https://www.amazon.co.jp/dp/4778315561

    上記の本は”歴史ノンフィクション”という立ち位置なのですが、試し読みのサンプルページの16p辺りに

    ”地元の名士のあいだでは、キリスト教徒だろうとなかろうと、権威の象徴としてアフリカ人奴隷を使うという流行が始まったようだ”

    と記載されています。トーマス氏は世界史の教科書への参加もしており(つなぐ世界史2 近世 https://www.shimizushoin.co.jp/books/view/763)、ここまでやっていると歴史の私的な改竄に当たるのではないでしょうか?
    少なくとも日本史でアフリカ人奴隷が権威の象徴とは聞いたことはありませんが。

  11. 4‐YouMe より:

    研究者の岡氏は、76本もの論文を出していらっしゃいます。
    乱暴な言葉で発言を強いるのではなく、大切な事柄だと思っている…

    皆さんこそが、読むべきです。

    必要があれば、分担を請け負います。
    https://researchmap.jp/read0066505

  12. 水谷 操子 より:

    弥助問題に関して、御一考願いたいのです。
    国会図書館から上がった第一次史料を、全て公開して下さい。
    海外の方にも、日本にある史料はこれが全てなのだと、知って頂ければ認識の差異を解って頂けると思います。
    全ては、認識の違いなのだと思いますので。
    国会議員が国会図書館に依頼し、出て来た全ての正式な史料を見れば、トーマス ロックリー氏の問題も、何も言わなくても解って頂けると思います。
    ご検討頂ければ幸いです。

  13. 4‐YouMe より:

    岡美穂子博士をフォローしています。博士に無理な要求をする人たちを、バサバサ斬らせていただいております。易しい戦闘ゲーム感覚です。私はビデオゲームよりも、実戦の方が好きなようです。博士に安心してもらうために、学説には軽く相槌を打っています。

    博士がお困りになる方たちの特徴です。「集団私刑」を求め、学術的な話を拒否して自分の考えと違うことには、「国益を損ねる」と博士を責めます。
    面白いのは・・・一次資料を出せ(岡博士に所有権はない?)。教授になるまでは表に出てくるな(??)。日本がどうなっても良いのか(???)。笑

    但し、その方たちと話してみると、中学生程度の歴史の知識すら忘れてしまっています。博士に相手をさせるわけにいかない人々です。(南京で100万人ころした??そのようなものがあったとしても、当時の人口は25万人くらい・・・などを説明しています。)

    結構な数の日本人が、慰安婦問題についての経緯も、基本的な世界史も知らず、時代による名字帯刀についての基本知識すらもないまま、騒ぐ群衆になることを目的としているのは、大変悲しいです。しかも、わざわざ博士のところによりついて、博士に侮辱の言葉を浴びせます。他の人の話を聞けばよろしいかと思います。

    浜田議員が話をまとめてくれるまで、岡博士の弥助代わりになります。

  14. 匿名 より:

    >4‐YouMe

    日本語が不自由な方とお見受けします

  15. 0924 より:

    欧州の極左活動については、もう一つ悲しいニュースがあります。
    シーシェパードについてです。
    欧米、とくにフランスの圧力によって環境テロリストが釈放されてしまいました。
    こともあろうに男はインターポールに異議を唱えて犯罪行為に反省することはありません。
    弁護士は、日本のいわゆる「人質司法」を持ち出して公正な裁判を受けられないと印象操作をしかけています。

    これはかなり深刻に受け止めなければいけないし、日本側として身柄の引き渡しと、如何にシーシェパードがテロリスト集団であるかを世界にしっかりとわかりやすく伝えなければいけないのはないでしょうか?

    とくに異常なのはフランスです。パリオリンピックの演出でも炎上騒ぎとなっていましたが、暴力的な妨害行為を野放しにするような危険な国に思えてきます。その首謀者をパリの名誉市民にするなんてのは、北朝鮮の辛光洙を英雄に称えるのと変わりないようにさえ思えます。

    またアジア地域での連携を促進するため、東京にNATOの連絡事務所を開設することに真っ先に反対して頓挫させたのは、中国とのビジネスを優先したフランス(マクロン)であることも忘れてはいけない。(「NATO東京事務所」設置案にフランスが反対、マクロン大統領“親中シフト”の訳 ダイヤモンド・オンライン)

    ——————-
    デンマークの自治領グリーンランドで拘束されていた反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者、ポール・ワトソン容疑者(74)が17日、釈放された。日本政府はデンマークに引き渡しを要請していたが、フランスを中心に欧米でワトソン容疑者の引き渡しに反対する動きが強まっていたなかで拒否された。(日本「情報戦」に敗北か 「シー・シェパード」創設者を釈放、デンマークが引き渡し拒否 識者は国際世論への発信強化を訴え zakzaK)

    元代表はデンマークメディアなどのインタビューに応じ、「拘束されたことによって日本が行っている違法な行為に国際的な関心が集まった」と述べ、日本による捕鯨を改めて批判しました。
    このあと、家族の住むフランスに戻るということです。
    フランスでは、マクロン大統領が元代表を日本に引き渡さないようデンマーク側に要請していたほか、パリ市は元代表を名誉市民に選んでいました。
    元代表について、弁護士は、フランスで拘束されるおそれはないとしたうえで、「世界のクジラを救うための活動を続けるだろう」と述べ、今後も反捕鯨の活動を続けることを示唆しました。(釈放されたシー・シェパード元代表 日本の捕鯨を改めて批判 NHK)

    反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者 ポール・ワトソン容疑者:
    日本政府は私をアメリカ、フランス、アイルランドから隔離することはできない。私たちは、この国際手配の有効性についてインターポールに異議を申し立て続けるつもりだ。(反捕鯨団体「シー・シェパード」創設者「インターポールに異議を申し立てる」 デンマークはワトソン氏を釈放し引き渡しに応ぜず FNNプライムオンライン)

    ワトソン容疑者はまた、自身の勾留はデンマークの「フェロー諸島におけるイルカやクジラの違法な殺害」も浮き彫りにしたとも主張した。弁護団の一人、ジャン・タマレ氏はAFPに対し、「闘いはまだ終わっていない」と主張。
    「今度は赤手配書と、日本の逮捕状に異議を唱えなければならない。ポール・ワトソン船長が心から安心して再び世界を旅することができるように、二度とこのような目に遭わないようにするためにだ」と続けた。

    ワトソン容疑者の弁護団の一人、フランソワ・ジムレ氏はAFPに対し、「調査捕鯨に偽装した商業捕鯨の違法性を非難しただけの男性を、日本は黙らせようとした」と指摘。
    日本には「有罪推定」があり、「検察は有罪率が99.6%だと誇らしげに発表している」として、日本では公正な裁判を受けられないと訴えた。

    弁護団は9月、環境保護に関する国連特別報告者に連絡を取り、ワトソン容疑者が日本の刑務所で「非人道的な扱い」を受ける可能性があると主張した。
    デンマークのピーター・ホメルゴー法相は引き渡し要請拒否について、「日本の司法制度に関して一部で提起されている懸念をデンマークが共有しているわけではない」と強調。
    「日本は基本的人権を尊重する民主国家だ。日本の当局と良好かつ緊密な対話も行ってきた」と続けた。
    岩屋毅外相は10月、ワトソン容疑者の身柄引き渡しを日本が求めていることについて、捕鯨問題ではなく、海上における法執行の問題だとの認識を示していた。日本政府がこの問題に公式にコメントするのは異例。(反捕鯨のワトソン容疑者釈放「最高の気分」AFP)