サイトアイコン 参議院議員 浜田聡のブログ

ウイグル問題に対して日本はどうすべきか?

今回はウイグルでの人権弾圧に関する話題です。過去、何度かとりあげています。

2019年6月、BBCによる取材動画です。

2019/06/19
中国西部・新疆ウイグル自治区に、100万人を超えるイスラム教徒を収容している施設がある。

厳重に警備されているこの収容所を、中国当局は訓練学校だと説明する。

これまでほとんど公開されたことのなかった内部にBBCが入り、この施設の真の性質と生活環境を伝える。

世界的には人権弾圧とされるウイグル問題ですが、中国側からは訓練とのことです。

2019年11月のANNニュースです。

2019/11/19
中国の少数民族「ウイグル族」への弾圧をアメリカメディアが報じたことついて、中国政府は「内容をすり替え、人をだましている」と反発しました。

ニューヨーク・タイムズは16日の電子版で、ウイグル族への弾圧の実態を示す中国政府の内部文書を掲載し、取り締まりについて習近平国家主席が「情け無用だ」と指示した非公開の演説内容などを紹介しました。この報道について、中国外務省は会見で「内容をすり替えて人をだまし、部分的に資料を抜き出し、自分たちに都合の良い解釈をしている」と反発しました。ウイグル族を巡っては中国当局がテロ対策などを理由に不当に身柄を拘束しているなどとして、国連や欧米各国から強い懸念が出ています。

2019/11/28
アメリカの17歳の少女が「TikTok」に投稿した動画が反響を呼んでいます。メイクについての美容系の動画と思いきや、内容はウイグル自治区の人権問題について告発したものでした。

少女:「はい、みんな。きょうはまつ毛を長く見せる方法をお伝えします。まずはビューラーを手に持って、まつ毛をはっきりとカールさせます」
ビューラーを持ち、メイクについて話す少女。TikTokに投稿された美容系の動画と思いきや。
少女:「次にビューラーを置いて、携帯を手に持って、今すぐ中国で起きていることを調べて下さい。無実のイスラム教徒に起きていることに関心を持って下さい」
メイクについては一言で、少女の主張が始まります。その内容は中国の新疆ウイグル自治区にある中国当局が「職業訓練センター」で問題視されているイスラム教徒への人権問題を指すものとみられます。
少女:「家族から引き離され、誘拐され、レイプされ、豚肉を食べることやお酒を飲むことを強要され、改宗を迫られています。とにかく殺されてしまうので、生き延びることに必死なんです」
動画を投稿した少女はアメリカに住むフェローザ・アジズさん。TikTok上のアカウントには「17歳のただのイスラム教徒」と記されています。
アジズさん:「これはもう、一つの“ホロコースト”(ユダヤ人大量虐殺)で、誰も話すことができません。お願いです。関心を持って。関心を広げて。そう、だからビューラーをもう一度手に持って」
再びまつ毛カールの話題に戻って動画を締めくくったアジズさん。さらに、別に投稿された動画でも。
アジズさん:「さあ、皆さん、これはまつ毛を長く見せる動画の2つ目も見たいわよね。TikTokは私の動画を削除した。でもね、選挙権がない年齢だからとか関係ない。私たちには“声”がある。伝えることができるのよ!」
AFP通信によりますと、アジズさんが24日に投稿したこの動画は27日朝までに150万回再生され、ツイッターでもさらに拡散。650万回以上再生されています。しかし、投稿後、動画は中国を批判するものだとしてアジズさんはTikTokからこのアプリへの投稿を1カ月間禁止されたと明かしています。
TikTokは中国企業が運営していて、中国政府による介入を懸念する声がこれまでにも上がっています。アジズさんが28日にツイッターを更新してTikTok側からの謝罪があり、停止されていたアカウントが戻ってきたとツイートしました。TikTok側はアカウント停止について過去の動画に問題があったためだと説明しています。

Abema

2021/03/02
【独占インタビュー】中国による弾圧・民族大虐殺の実態をウイグル女性が告白「11歳の娘を…」|カンニング竹山の土曜The NIGHT #132 毎週土曜日24時からアベマで生放送!(以下略)

さて、この問題について日本はどうすべきか。

江崎道朗さんの提言を紹介します。

日本政府が裏どり調査すべき、というのは重要な提言と思います。

この件について、政府の調査の進捗状況は国会で質問してみたいと思います。詳細は回答できないにせよ、政府の取組の概要を国民が知ることが重要です。

さて、日本の報道機関でこの件に関しては産経新聞や西日本新聞が健闘しているように思います。いくつかXのポストを紹介します。

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