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子どもの貧困対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案

先日の参議院本会議で、ある法案の採決がありました。

先に言っておくと、この法案は反対しました。

この法案、議員立法です。

本会議時の内閣委員長の報告によると、参議院の内閣委員会ではこの法案に関する審議はなされず、全会一致で通過したようです。

議員立法といえば、成立後にろくに政策評価がなされないものと認識しております。

議員立法の政策評価に関する質問主意書(ガーシー議員提出)

内閣委員会所属の国会議員のみならず、数多くの国会議員が問題視することなく法案成立です。

これでいいのでしょうか。

冒頭の私のポストについたリプを一部紹介します。

さて、この法案、私の意向で調査をしております。

まとめます。この法案は

子ども→こどもに変更(題名変更、こどもの定義を追加など)

こどもの貧困対策の目的や事業の種類を追加する。

民間の団体を支援

などのため子どもの貧困対策法を改正するものです。

結論(筆者の賛否)
結論から申し上げると、私はこの法案に反対です。
この法案には、後から詳しく説明する通り多くの問題点があり、特に浜田聡参議院議員などが指摘する懸念点(後述) は確かに問題であるとわかったためです。

(中略)

他の資料と合わせると
・議員立法であること、
政党同士の国会の議事録に残らない形での協議で成立した妥協の産物であることがわかります。

(中略)

こどもの貧困問題に取り組む5団体
あすのばのHPによると

(中略)

https://www.usnova.org/notice/6412
公益財団法人あすのば
認定特定非営利活動法人キッズドア、
特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ、
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、
認定特定非営利活動法人Learning for All

お馴染みの公金チューチュー団体が現れました。
ここではこれら団体のヤバさは割愛します。

(中略)

三 定義 この法律において「こども」とは、こども基本法第二条第一項に規定するこどもをいうこと。  (第二条関係)

このこどもの定義はなかなかやばいのです。

この法律において「こども」とは、心身の発達の過程にある者をいう。

(以下略)

いつもの?怪しげな団体が関わっていて、委員会でろくに審議されず、案文には「支援」が書かれている法案、そんなものに賛成する国会議員が大多数であることが現実です。

とりあえず、この法案と関連するテレビ番組動画を共有します。

2024/05/07 #日テレ #ニュース
こどもや若者の貧困対策に取り組む団体が、こどもの貧困に関する法律について、今年が見直しの時期にあたるとして、今の国会で改正するよう訴えました。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/society/b579b1d36d5c42a1a6585fcc8edddf63

7日、集会を主催したのは、「公益財団法人あすのば」など5つの団体で、貧困状態にあるこどもをなくすため、今の国会で、こどもの貧困についての法律を改正するよう、訴えました。

団体による提言では、法律の名称について、現在の「貧困対策の推進」ではなく、「貧困の解消」という言葉を入れることを求め、法の目的にも、「こどもの貧困の解消」を明記すべきとしています。

そして、衣食住に困らない、医療が受けられる、多様な体験の機会が奪われないようにすることを理念として明確にするよう求めました。また、貧困は家族の自己責任ではないことを示し、若者まで切れ目のない支援を、と訴えました。

会見では、「次の年度、良い制度ができますと言われても、今年度進学するこどもたちには関係ない。こどもにとって1年遅れた時の影響がとても大きい。」などと強調しました。
(2024年5月7日放送)

「子どもの貧困」を前面に押し出して批判されにくくする作戦といえば怒られるでしょうか。

X上で印象的なポストを見かけたので、紹介します。

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コメント

  1. 名無し より:

    このような人たちはなぜ、公金をくすみ取るようなことをするのでしょうか?お金を稼ぐ方法は、さまざまあり、わざわざ公金を吸い取ろうとする理由がわからないです。届かなければいけない人に届かず、税負担により、一生懸命働いてる人が生きづらくなっているという事実をないものとして、自分だけ良い思いをしようとする理由がわからないです。

  2. 名無し より:

    名前も公開されるのであれば、名前は伏せていただきたいです。お願いします。

  3. 名無し より:

    反対で正解だと思います。このような法律によって、日本人の子供の貧困よりも外国人の子供の貧困の方に多くの税金が投入されるようになることや、実際に子供に行き渡るお金より、中間に入っている支援団体による費用が無視できないほど大きくなる事態が容易に想像できます。増税が加速します。

  4. 4‐YouMe より:

    様々な理由で、すぐに多様な経験ができない子供たちには「大人になったら」という夢をもってほしいものです。そのイマジネーションを持てるかどうかが、経済格差以上の現代日本に於ける貧困か否かの境界だと考えています。

    6月22日は、講習会に参ります。
    もし浜田先生がお越しになられて、お邪魔にならないタイミングがあれば、お声がけをさせて頂こうと思います。私の勇気が出た場合には・・・