4月28日(日)に衆議院3選挙区での補欠選挙がありました。結果は以下の通りです。
2024/04/29 #newsdig #TBS #ニュース
きのう投票が行われた衆議院の3つの補欠選挙は即日開票され、3つの選挙区全てで立憲民主党の候補が当選しました。与野党対決となった衆議院・島根1区の補選は、立憲民主党の元衆院議員、亀井亜紀子氏が自民党の新人を破り、当選しました。
また9人が立候補し、混戦となった東京15区は立憲民主党の新人、酒井菜摘氏が当選しました。
長崎3区も立憲民主党の山田勝彦氏が当選し、立憲民主党が3つの補選すべてを制する形となりました。
自民党 茂木敏充 幹事長
「厳しい結果を重く受け止め、不断の改革努力を重ね、国民の皆さんの信頼を回復できるように努めていきたい」立憲民主党 泉健太 代表
「今回の戦いは改めて政治改革を占う選挙戦だったと。我々は早期の解散を求めていきたいと考えています」自民党の政治とカネの問題に有権者が厳しい判断を下した形で、岸田総理の今後の政権運営や解散戦略に影響を与えるのは必至です。
今回の自民党の選挙方針に関して、茂木幹事長の手腕と清和会5人組(萩生田、下村、西村、塩谷、世耕)にスポットを当てた某ブログ記事の内容が興味深かったので共有します。
このブログでは以前から岸田の密室政治の相棒である
茂木幹事長の選挙の手腕に疑義を呈してきましたが、
案の定という感じの結果に終わったと思います。3つの選挙区のうち2つを最初から捨てて一つに絞れば
立憲共産党がそこにリソースを集中させてくるのはわかりきっている話です。それにマスゴミが立憲共産党応援団であることも以前から変わらない前提条件です。
日本の民主主義を敵で在り続けてきた
日本のマスゴミが公平な報道などしないことは最初からわかっている話です。ですので3つの選挙区とも負けようとも
与党として候補者を擁立して
宣伝効果を少しでも狙うべきだったのではないかと思います。たとえ負けても次の解散総選挙までの地固めに繋げられます。
どうせ次の総選挙まではせいぜい1年と考えれば
不戦敗を選んだ事で票と宣伝を放棄したことは
いずれ来る解散総選挙でほぼ勝てない選挙区にした事でもあると思います。茂木幹事長はこれまでもそうでしたが、
やはり甘利や二階よりも選挙対策は下手と言っていいでしょう。(中略)
負ける側には負けるだけの理由がしっかりあるんです。
ただし、今回は同情する部分もあります。
清和会5人組が自己保身に走りすぎたことです。
安倍元総理に怒られてパー券収入不記載をやめさせられたのに
いい歳して親離れもできないマザコンに
安倍元総理が暗殺された途端に
これ幸いとすぐにパー券収入不記載を復活させたのが
萩生田、下村、西村、塩谷、世耕のいずれかなのか、
あるいは5人かわかりませんが、
5人が口裏を合わせて全員でしらを切る形で保身に走りました。これがマスゴミと立憲共産党による格好の宣伝材料となりました。
この5人組が足を引っ張りまくった事は紛れもない事実です。
日本人は潔くない人間を特に嫌いやすい傾向がありますから、
5人でしらを切って逃げ切ろうというセコい手に出たのは悪手だったと思います。(以下略)
選挙結果を左右する要因は様々あるのは承知の上で、しかしやはりこの指摘は的を射ていると思います。
無能な自民党議員が淘汰されること自体は良いのですが、それ以上に無能かつ害悪な議員達が国会に議席を増やすとなると大問題ですので、今回の選挙結果は手放しで喜べるものではありません。