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参議院選挙における一票の格差是正への対処方法⁉

ここのところ、毎週金曜日には参議院改革協議会、選挙制度に関する専門委員会が開催されています。この会に、NHKから国民を守る党会派代表は私が出席しています。

参議院選挙では選挙後に毎回、一票の格差訴訟があり、最高裁からは一票の格差を問題視されていることから、参議院がその是正のために取り組む姿勢を示す委員会です。

渡辺喜美さんの名付けた「最高裁へのアリバイ作り」は言い得て妙と思います。

2022年11月の参議院改革協議会に関するニュース動画です。

2022/11/09
参議院選挙の「一票の格差」を巡り、参議院は11日にも「参院改革協議会」を設置したうえで、是正に向けた議論を始めることを決めました。

7月に行われた参議院選挙を巡り、今月に入り「違憲」「違憲状態」とした複数の司法判断が出ていました。

こうした事態を受け参議院の尾辻議長は9日、各会派の代表者を集め、与野党で構成する「参院改革協議会」を11日にも開き、参院選挙の「一票の格差」是正に向けた議論に着手すると表明しました。

協議会はこれまでも開催されてきましたが、格差是正策を巡っては隣接する選挙区を統合する「合区」の扱いなどを含め各党の意見が折り合わず、議論が先送りされていました。

ところで、参議院選挙では2つの選挙制度があります。都道府県単位の選挙区と比例代表です。一票の格差はこの選挙区の方で生じています。

ここ数回ほどの選挙制度に関する専門委員会では、有識者を参考人としてお呼びして参考人質疑を開催してきました。

毎回問題となるのが、合区をどうするか、です。

鳥取・島根と徳島・高知は合区として1つの選挙区となってしまいました。合区を設定してからは、一票の格差は縮小したのですが、しかし当該選挙区で投票率低下が起こるなどの問題が指摘されています。

これまでの選挙制度に関する専門委員会の議論によって、この合区問題、そして一票の格差問題の対処方法は次の2点があげられると思いました(あくまで私の感想)。

1.合区を解消する→一票の格差開く→選挙区選出の定数を増やすことで一票の格差を是正

2.ブロック制を導入する。

どちらもそれなりの改革になるので、果たして1年3か月後の参議院選挙に間に合うのかどうか?正直わかりませんが、国民の納得のいく改革にしていきたいと思います。

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コメント

  1. 4‐YouMe より:

    一票の格差を全くなくすことは不可能ですが、司法の判断ですから、ある程度解消しなければなりません。
    それとは別に、余命により票の重さを変える、米国上院のように地域ごとに一定に配置する、一票を投じる代わりにマイナス票を投じる・・・など、いろいろな考えがあると聞きます。
    一人一票というのは平等に聞こえますが、優れた方法なのかは微妙なようです。

    選択方法に完璧はありませんが、当選は始まりでしかありません。
    どのような方法で選出されたとしても、その議員は国民の代表です。

    来年には、誰かに浜田先生のことを尋ねられたら、正確に答えられるようになっておきます。そして同じ回でなくても、浜田先生の他にも応援できる方が増えていることを願っています。

    (あかりちゃんも、きっと浜田先生を応援するでしょう。彼女は剣道三段だそうです。私は初段です。)