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京都市長選挙 村山祥栄氏に何があったのか?

京都市長選挙が以下の予定で行われます。

令和6年1月21日告示
令和6年2月4日投開票

前回と今回の選挙情報は以下の通りです。

今回の候補者をまとめると以下の通りです。

・松井孝治 自民公明立民相乗り
・福山和人 共産党
・村山祥栄 京都党(地域政党) 維新 前原新党
・二之湯真司 二之湯智参議院議員の息子

先日、村山祥栄陣営を推薦していた政党による推薦が取消となりました。

個人的に、村山祥栄氏に期待していただけに、今回のように推薦取消となったことは残念です。

村山祥栄氏自身のSNSコメントを共有します。

私の政治資金パーティをめぐる報道に関して

この度、私の政治資金パーティーの開催に対し疑義を招いてしまったことから、日本維新の会、国民民主党、教育無償化を実現する会、地域政党京都党の4党から推薦取り消しの通達がありました。

自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる事件により、国民の政治不信が高まる中、政治と金の問題を厳しく追及されている各党が推薦を取り消すのは当然の判断であります。全ての責は私自身にあり、ご迷惑をおかけしてしまった政党の皆さまには、心からお詫びを申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。

私が昨年12月から本年1月にかけて実施した政治資金パーティにおいて、9回中8回について来場者がなかったのは事実です。本件に関する説明責任を果たすために、本日記者会見を開き、時間無制限で記者の皆さまからの質問が尽きるまで対応し、ご説明をさせていただきました。

私自身は、パーティー会場を確保し、出席を前提にチケットを販売していれば、当日の出席者の有無については問題がないという認識でございました。弁護士からは、直ちに違反するとは言えないが、結果的に出席者がないものついては開催したとは言いがたく、返金をしなければ企業献金と見なされる可能性がゼロではないという指摘をいただきました。国政政党以外は企業献金を受け取ることができないため、パーティー券の購入代金については、全て返金を完了しております。このように返金も完了しており、法的には問題がない状態であることを真摯にご説明をさせていただきました。

しかしながら疑義を招くような政治資金パーティーを開催したことについては、私自身の認識が大変甘かったと猛省をしております。とりわけ、半世紀止まっていた京都の政治の針を大きく前に進めるべく、一致団結して進めていた4党での市長選への取り組みを瓦解させてしまったことは、痛恨の極みであり、悔やんでも悔やみきれません。

こうなった以上、出馬を断念することで責任を取るべきなのかもしれないとも考えました。ただ、何より「共産VS非共産」という構図を壊し、新しい政治を作ると言い続けてきた私にとって、自らが出馬を断念することで、再び政策論争なき、選択肢なき選挙に突入し、京都の未来の可能性を閉ざすことには耐え難い思いがあります。

未来が変わる可能性がゼロでない限り、逃げずに新しい京都を作るために引き続き尽力したいと思っております。多くのご批判があることは承知の上です。厳しい戦いになることも重々承知の上ではありますが、それでも、先日の政策発表記者会でお示しした本気の行財政改革、京都に住みたい、働きたいと思ってもらえる、市民にもっと優しい街を実現するために、身命を賭して取り組んでまいります。

これまでご支援をいただきました皆さま、ご期待を頂いた皆さまに伏してお詫び申し上げますと共に、ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

村山祥栄

関連動画を共有します。

本人による会見動画です。

制限時間を設けずに質問にはすべて答える、という対応は立派なのですが、それゆえになぜこういった問題が起こったのか?不思議でなりません。

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コメント

  1. 4‐YouMe より:

    政治資金パーティには何度か人数合わせで連れていかれたことがあります。ゴハンを食べてくるだけでよいと出席を頼まれましたが、政治信条を持たないどころか夕飯を取らない習慣のため、正真正銘の人数合わせです。思い返せば、党派は様々でも全て総理経験者で資金潤沢な後援会の主催ばかりでした。そのため、ノルマを達成するために必死な政治家がいることを知りませんでした。どのようなテクニックで、ノルマに苦しむ方に票が集まるのかは知りたくありません。

    政治資金パーティとは、寄付の一種または賑やかしでチケットを買うもので、行っても行かなくても、実質的には買った側さえ黙っていればよいと認識してきましたが、出席者ゼロは論外です。かなり以前から調査されていても検察が問題にしないと気にしなかったのも驚きです。選挙のための資金集めにしか思いが及ばず、当選したらどのような立場で何をするのか、イメージさえなかったのかもしれません。

    日本保守党の結党パーティは、お昼休みにネットでポチリ、はじめて自ら購入したチケットで気が向いたら出席するつもりでした。「購入した方は必ず来てください」というアナウンスがあり、買えなかった他の党員の不満も大きく出席しない選択肢は消え、慌ててコソコソ出かけました。
    ファンミーティングのようでしたが、人間観察の場として結果的には有意義でした。遅れて到着し乾杯が終わってから早々に失礼して、残りはニコニコでスピーチを2倍速で聞きました。まさか直後に、積極的にネットワークづくりをしなかったことを後悔することになるとは、その日は考えていませんでした。

    現職議員の所属申請について
    以下のサイトにリンクあり

    まもなく、推薦のみも募集するそうです。
    筆者が気にせずとも、
    必ず幅広いネットワークをおつくりになることでしょう。