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成年後見制度の問題について意見をいただきました

今回は映画を紹介します。

2023/08/25
「相続」―命でつなぐ家族の物語
三重県伊勢志摩を舞台に伝説の真珠を巡る家族の大騒動と成年後見制度の問題を描くハートフル・エンターテイメント!

公式HP:https://oyanookane-movie.com

2023年10月6日(金)公開
比嘉愛未  三浦翔平
浅利陽介  小手伸也  山﨑静代(南海キャンディーズ)  松岡依都美
田中要次 内海 崇(ミルクボーイ)  デヴィ夫人
石野真子  三浦友和

監督:田中光敏 脚本:小松江里子 音楽:富貴晴美
主題歌:ビッケブランカ「Bitter」(avex trax)

見たことはないのですが、見てみたいです。

いくつかSNS上の感想を共有します。

さて、なぜこの映画を取り上げたのか?それは成年後見制度についての問題提起をするご意見をいただいたからです。

X(旧Twitter)でご意見を募集しました。

また、いただいたご意見を↓にも共有しておきます。ご意見いただきました方、どうもありがとうございました。

初めまして。私は岐阜県在住の者です。浜田先生の国会質問や、SNSでの主張に共感して応援しております。ところで浜田先生に知って頂きたい事があります。それは成年後見問題です。2000年に成年後見制度が作られたのは、認知症高齢者や知的精神障害の財産を守り、その活動を支援するためでした。その理念は民法858条に明記してある、自己決定権の尊重と「親のお金は誰のもの」を封切られた直後に観ました。私の親族にも成年後見人が選任され、世間の常識では考えられない人権侵害を受けました。腹に据えかねて、約2年間裁判をしました。地裁で敗訴したので高裁に控訴したが、高裁でも敗訴しました。そして最高裁に上告しましたが、そこでも敗訴しました。私が相談した30年以上裁判官の経験がある弁護士は、成年後見問題は裁判所内ではタブーで、まともに審理されないと助言してくれました。また成年後見問題で裁判になるのは、稀有だと教えてくれました。裁判をして感じた事は、日本の裁判の三審制が全く機能していない事です。家裁の裁判官の不適切な後見人の選任と、後見人(弁護士)の、民法858条に反した不法行為を容認する前提で、裁判が行われました。家裁と地裁と高裁と最高裁の、裁判官同士の強力な仲間意識を感じました。そこには法理に基づき審理しようとする意思が、微塵も感じられませんでした。殆どの弁護士が、成年後見問題の相談に応じません。また、これ程の人権侵害が頻発しているのに、テレビや雑誌等のメディアは真剣に報じて来ませんでした。理由は、この問題を取り上げる事は、裁判所批判につながります。弁護士も全てのメディアも、訴訟案件を多く抱えているので、裁判所の反感を買いたくないのです。そのような状況下で、田中監督が今回の映画を製作された事は、この制度の闇の部分を社会に周知させる意味で、非常に有意義だと思われます。この映画により、現在の被害者達は大きく勇気付けられ、今後この制度の利用を考えている人達には、警鐘を鳴らす事になります。田中監督はこの映画の製作に際して、成年後見問題の多くのおぞましい事例を入手されていると推察しますが、私の事例もそれらの事例の末席に連ねて頂ければ幸甚です。私の今後の目標としては、国会議員に働きかけて、国会で問題にしてもらう事です。前述の裁判官の経験のある弁護士が「最高裁が最も忌避したいのは、成年後見の実態が国会で問題にされる事です。」と教えてくれました。田中監督の今後のご活躍を、お祈りしております。

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