東京都議会議員の川松信一朗さんはこれまでColabo問題の追及をしてきた第一人者です。
その川松議員が2023年の9月に意味深なことをつぶやいておられました。
だめだ。冷静でいられない。
この半年積み重ねてきた事を全否定するならば、こちらも覚悟がある。間違いなく、僕には正義に基づいている。— 川松真一朗【Statesman、墨田区選出・42歳】 (@kawamatsushin16) September 4, 2023
僕が追及をやめることはない。
むしろ、都庁の役人文化を変えるチャンスだと思ってる。— 川松真一朗【Statesman、墨田区選出・42歳】 (@kawamatsushin16) September 5, 2023
ちなみに都議会の議論も役人にとっては、その場をやり過ごせば終わり的な雰囲気がある。
あそこまで理詰めで攻めても誰も責任取らない。ならば、こっちはこっちのやり方で都政を変えるしかないよね。都議会自民党政調会長かくあるべきだみたいな論は、心には留めながら。我が道を行くしかないなと。
— 川松真一朗【Statesman、墨田区選出・42歳】 (@kawamatsushin16) September 5, 2023
脱落はしないっす。
ただ、やり方を変えます。 https://t.co/5jJXGk1cgk— 川松真一朗【Statesman、墨田区選出・42歳】 (@kawamatsushin16) September 5, 2023
川松議員は、Colabo問題の追及をしていることに関して圧力がかかったように思います。
とあるブログ記事からこの件と関連ありそうな部分を共有します。
あ
さて、選挙と言えば先週の日曜に
立川市の都議会議員補欠選挙の投開票がありました。朝日新聞が嬉しそうに急いで記事にしていました。
【都議補選(立川)、都民ファ・伊藤氏と立憲・鈴木氏初当選 自民落選】
(2023/1015 朝日新聞)伊藤大輔氏(都フ)17499票 当選
鈴木烈氏(立民) 12141票 当選
木原宏氏(自民) 12050票
投票率27%これでちょっと気になることがあります。
2021年の都議会議員選挙、立川市選挙区は以下。
酒井大史(立民) 20633票 当選
清水孝治(自民) 20470票 当選
石飛香織(都ファ) 14619票
投票率37%そして公明党が落ち目の自民を捨てて公然と都民ファーストへ乗り換えた2017年の都議選では
増田一郎(都ファ) 24912票 当選
清水孝治(自民) 16946票 当選
酒井大史(無所属) 16257票
浅川修一(共産) 12690票
投票率48%投票率が大きく違いますが、
今回の補欠選挙の傾向を見る限り、
公明党が都ファに寝返っていた2017年のパターンと酷似しています。
公明党が都民ファーストに寝返っていたと見て良いでしょう。岸田内閣は公明党に東京での選挙協力を打ち切ると脅かされて
慌てて公明党に謝罪をして選挙協力を取り付け直すということをやりました。その直後に都議会自民党ではいわゆる公金チューチュー問題であるところの
WBPC関連の質問をしようとしていた川松真一朗が黙らされてしまいました。どう考えても自民党の上の方が公明党に言われて
公明党がずっぽり関与しているWBPC問題を追及させないために
支持率低迷に喘ぐ岸田内閣に揺さぶりを掛けたと見るべきだろうと思います。(中略)
公明党は岸田内閣に揺さぶりをかけてWBPC問題の追究を阻止しましたが、
都民ファーストが数を減らせば、
いずれ都議会でWBPC問題が追究される可能性が上がる事は確実です。そこで今回の都議補選は都ファに寝返ったと考えて良いと思います。
こうしたやり方の是非はさておき、政治において数は力、を感じます。過半数ではなく部分的であっても大きな影響力を行使できる例と言えるように思います。
民主主義は数が必要、という人がいるが、実際には必要な数が過半数ではないことを教えてくれる人は少ない。公明党は有権者総数の5%超の得票数だが、政局も政策も事実上の決定権を持っている。物事を動かす数はこれで十分だということ。
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) August 14, 2020
私は引き続き国会でWBPC問題を取り上げていこうと思います。