サイトアイコン 参議院議員 浜田聡のブログ

自治労の正体

今回は自治労の話題です。

この本をお勧めします。

●内容紹介

公務員が優遇される陰には自治労がある!
地方公務員最大の労働組合で加入者は80万人の自治労。その政治的な影響力の大きさにもかかわらず、これまで自治労が問題に されることはほとんどなかった。地方自治体を「支配」して地方行政を歪めている巨大組織の実態に迫る。

第1章 地方公務員優遇のからくり
●自治労幹部の天下りに規制なし
●公務員優遇の影に自治労あり 他
第2章 過激派に蝕まれる自治労
●自治労を象徴する沖縄平和運動家
●過激派は公務員になれるか 他
第3章 自治労にひれ伏す首長
●自治労に便宜供与する首長たち
●自治労の力の源泉は政治活動 他
第4章 粉飾自治体を食いつぶす自治労
●ゾンビ自治体を自治労が食いつくす
●粉飾決算により破たんした夕張市 他
第5章 自治労解体は日本再生の一里塚
●杉並区長の交代で何が起きたか
●消費税増税を求める自治労 他

私は国会議員として、この本をもう少し早く読むべきでした、と思わせるほどの内容です。

この書籍の第5章の中の「自治労解体の処方箋」を羅列します。

1.技能労務系に許された労働組合法上の「労働組合」以外の団体、職員団体の組合費天引きを禁じる。

2.自治体庁舎内の組合事務所を無償から有償、最終的には立ち退きへと持っていく。

3.一般市町村職員や技能労務系職員の「不当に高い給与」を是正し、民間同業種の給与に準拠した「正当な」給与に抑える。

4.自治体の粉飾決算を徹底的に洗い出す。

5.地方公務員法第16条第5号の欠格条項について、閣議決定で解釈変更する。該当する者が職務につけないようにする。

1.と2.は大阪で維新の会が実現したことです。

5.については、最近、神戸市議会議員の上畠のりひろさんが私のところに要望を持ってこられたところです。

黒川敦彦氏も自治労にふれています。

何かと軋轢のある黒川敦彦氏ですが、彼の自治労への評価は正しいのではないでしょうか?

その他、SNSで自治労に関するコメントを紹介していきます。

日本維新の会の政策を理解する上では非常に重要です。要は、維新の会が自治労と戦い、その権益をぶっ壊していることが重要です。これを理解せずに日本維新の会の政策批判をすると、的の外れた指摘になる可能性大です。

自治労は立憲民主党と国民民主党の支持母体の違いを理解するうえでも重要な存在と言えるでしょう。

動画も共有します。

自治労をぶっ壊す!!!

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