先日(2023年3月9日)、参議院総務委員会で質疑に立ちました。今回は総務委員会の一般質疑でした。
この質疑の前に、この日は予算委員会の公聴会でも質疑をしていました。なかなかハードな日です。
1.大臣の所信表明、拉致問題がなかったように思う。拉致問題解決について意気込みを。→総務大臣
2.ジャニー喜多川氏が性的搾取をしていたことがBBCによって報道された件について。1999年から2000年にかけて、14回にわたって週刊文春が報じている。ジャニー喜多川氏はジャニーズタレントの差配などでテレビ界に大きな影響力を持っており、民間放送局がこれを報じることができないのは一定の合理性がある。一方、国民の受信料で成り立っているNHKはジャニーズ事務所に忖度の必要がない。民放が報じないこのニュースをNHKは報じるつもりはあるか?→NHK理事
・2-2.少年に淫らな行為をしたと、東京高裁で認定された、ジャニー喜多川氏の事務所所属のタレントを紅白歌合などの番組に起用してきた事に対する、罪悪感はないのか?3.いわゆる小西文書に関して
小西文書には「西がた(記)」と書いてあるものが複数あると思われる。この記載の人物は小西氏の後輩官僚である総務省総合通信基盤局 電気通信事業部データ通信課長 西潟暢央氏の事とのことである。小西文書は部署内でのメモ(しかも伝聞)という性格が非常に強い内容なので、これをリークした可能性が非常に高い人物としてこの文書を書いた西潟暢央が真っ先に疑われる。これを踏まえて以下、質問する。
・3-1.西潟氏は既に渦中の人物となっているようで、今後の安否が心配である。心のケアや身の安全保障をすべきと考えるが、いかが?→総務大臣・6-1 小池都知事は3月3日の記者会見において「そもそもこの事業は国の事業であって、私どもは委託を受けているということです」という発言をしており、NHKでもこの発言が報道されている。東京都は若年被害女性等支援事業を国の事業だと主張しているが、この主張について見解を伺う。→厚労副大臣もしくは政務官
・6-2 令和4年度分の若年被害女性等支援事業において東京都は採択されたか。→政府参考人
・6-3 今回のcolaboに対する住民監査請求及び再調査結果は東京都が杜撰なチェック体制が明らかとなっている。東京都に採択される場合は人件費・法定福利費などは按分根拠を事業者に明示させる、概算払いしない、領収書で適正に確認出来たものを補助するように等の条件を付すべきではないかと考えるが、このような条件を付すことについての見解を伺う。→政府参考人
・6-4 令和五年一月六日の会見において、加藤勝信厚生労働大臣が「厚労省としては東京都における再調査結果などの報告を踏まえ、必要な対応を行っていきたい」と述べている。都の再調査結果が公表されて副大臣の見解を伺いたい。 →厚労省副大臣または政務官
・6-5 若年被害女性等支援事業は補助金適正化法の管理対象であると認識している。今回の東京都の再調査結果を踏まえた都の対応は適切か(善管注意義務を果たしたと言えるか)、副大臣の見解を伺う。 →厚生労働副大臣または政務官
・6-6 今回の監査で会計管理の杜撰さが明らかとなったcolaboについては公金を使った補助事業の委託や補助対象として不適切ではないかと考えるが、見解を問う。→政府参考人
・6-7 今回の監査では東京都が委託先団体の会計報告をろくにチェックしていなかったことがよくわかる結果であったと思うが、都に対して何らかの対応を検討されるか。また東京都が本事業を委託している団体はcolaboのほかに3団体あり、この3団体に対してとは自主的な調査を行うべきと考えるが見解を伺う。→政府参考人
・6-8 東京都は若年被害女性等支援事業について、令和5年度から補助事業化すると公表しているが、これは事実か?事実なら、交付要綱を見直す必要があるが、見解を伺う。東
・6-9 補助事業化するにあたって政策評価は行ったか? →政府参考人
4.と5.は、NHKの郵便法違反について、それぞれ総務省とNHKへの質問予定でしたが、時間切れでした。
配布資料は次の通りです。
今回の質疑については、切抜動画が多数あり、それぞれでかなりの再生回数が記録されています。
最後に紹介した動画は、公開1日後で48万回再生数を記録しており、なかなかの数字です。切抜動画を作成してくださっている方々には感謝です。