本日は軽井沢町に行ってきました。
現在、軽井沢町長選挙が行われています。この候補者の一人、下田修平さんが私の東京大学時代のサッカー部の先輩でした。
https://twitter.com/satoshi_hamada/status/1615705344768081920?s=20&t=8-0elx9pOukjtA3p9y4cBQ
https://twitter.com/satoshi_hamada/status/1615711186582142976?s=20&t=8-0elx9pOukjtA3p9y4cBQ
選挙の行方としては、組織票のある現職をはじめとした他候補が強そうな感じです。
下田修平さんから、軽井沢町の特殊性を教えてもらい、大変興味深く思いました。
1.軽井沢のいびつな税収構造
この町の税収の約6〜7割は固定資産税、その内約8割は非住民≒別荘族からもたらされています(2020年9月の町議会での答弁で、町役場職員がそのように回答)。つまり、税収全体の約半分が、別荘族からのもの。それにより、市町村別の財政力ランキングで、軽井沢町は全国4位になっています(下写真、アパマンの公式サイトより。財政力指数は、総務省の定義する基準財政収入を基準財政需要で割ったもの。2020年時点)。なお、ここに登場する2位、3位、5位の自治体はいずれも原発を抱え、6位は関空、7位はディズニーリゾートの所在地(1位の飛島村については後述)。こういった一発ドカンの財源なしで4位に食い込んでいる軽井沢は、異例と言えます。別荘族から大きな税収を吸い上げることができる一方、この別荘族には当然ながら投票権が有りません。なので、投票権の無い別荘族から何言われても痛く無い政治構造が完成しています。
(以下略)
0.立候補の動機
軽井沢町の税収の内、約6割が固定資産税、その内の約8割が町民以外(≒別荘民)から払われています。つまり税収の約半分が、町民以外からのもの。お金はしっかり払っていても非町民は投票権を持たず、政治に意見を反映させることができませんでした。— 下田修平@軽井沢町長選立候補 住民、別荘民、観光客、職員がみんな輝く町へ (@ShimodaShuhei) October 2, 2022
1.新庁舎・複合施設建設計画の見直し
21年3月時点の新庁舎建設費用は約60億円。しかし22年8月時点、110億円に修正。しかも今後の資材価格上昇による更なる費用上昇も見込まれる、と。これは、選挙を通じて町民の総意を問うべきです。私は、この計画を見直し、一部予算を他の分野に振り分けます— 下田修平@軽井沢町長選立候補 住民、別荘民、観光客、職員がみんな輝く町へ (@ShimodaShuhei) October 2, 2022
3.国際観光都市にふさわしい街づくり
日本も含めた各国が入出国規制を緩和する中で、この町への外国人観光客も2023年には大きく回復するでしょう。国際観光都市にあるべきインフラ整備として、①公共の場での無料Wifiの拡充 ②マナーの注意徹底 ③公共バスの増加 等を進めます— 下田修平@軽井沢町長選立候補 住民、別荘民、観光客、職員がみんな輝く町へ (@ShimodaShuhei) October 2, 2022
5.職員の活性化に基づく町民サービス向上
良い町を作るには、町役場の職員に活力がなければなりません。それは、豪華なハコを建てる事では実現しません。フレックスタイム出勤、リモートワーク等を促進し、そのためのシステム構築を進めて参ります— 下田修平@軽井沢町長選立候補 住民、別荘民、観光客、職員がみんな輝く町へ (@ShimodaShuhei) October 2, 2022
立候補表明に至る動機や、軽井沢町政についてどう考えているかをまとめたホームページを作成しました。https://t.co/sV5w2hFsRb
— 下田修平@軽井沢町長選立候補 住民、別荘民、観光客、職員がみんな輝く町へ (@ShimodaShuhei) November 6, 2022
というわけで、軽井沢町について色々と知ることができました。有権者の皆様は是非とも投票所へ足をお運びください。