※2022年9月28日記事タイトル含む複数個所で国葬→国葬儀へと修正しました。
2022年7月8日、安倍晋三首相が銃撃されてお亡くなりになりました。ご冥福をお祈り申し上げます。
安倍元首相の葬儀は国葬儀となることが決定しました。個人的には賛成です。
国葬儀については個人的には賛成です。ここで消極的賛成の意見を紹介します。
→ 歴史上最長の首相在任期間であるという客観的事実、岸田首相の説明にもあるように、落命された経緯、我が国は民主主義が暴力には屈しないという決意を広く内外に示すことは重要でありその意義は軽くはないものです。外交儀礼上も、直近まで首相の地位にあったことに鑑み、世界の首脳による →
— 鎌田桂輔▪️keisuke KAMADA (@keisuke_0114) July 26, 2022
→ ただし、言うまでもなく、法律の制定なく実施日を国民の休日としたり、特に、内心の自由を事実上明らかにさせたり、弔意の表明を市民に強要する場合には容認されません。そこは注意深く見守ります。同時に、私個人は、静かに民主主義を考え、故人の安らかなることを祈りたいと思っています。
— 鎌田桂輔▪️keisuke KAMADA (@keisuke_0114) July 26, 2022
なるほど、と思います。
一方で、国葬儀とすることについて反対意見もあります。
反対意見もそれはそれで尊重されるべきとは思います。
倉山満さんの指摘は重要だと思ったので紹介します。
「安倍さんを国葬にしなければ世界に恥をかく」ともっともらしいことをのたまう論者がいるが、では小渕首相の内閣自民党合同葬で日本は恥をかいたのか?そんな証拠、見たことないが。
世界の国葬では国を挙げて故人を弔い、当~然、休日となるのだが、岸田内閣はやらない方針らしい。それはいいのか?— 倉山満の砦 (@kurayama_toride) July 24, 2022
安倍元首相国葬に関する備忘録 – https://t.co/UMnUJQ9U70
— 倉山満の砦 (@kurayama_toride) July 24, 2022
・国葬か国民葬か内閣自民党合同葬か、問うところにあらず。
ただし、首相は議会に対する説明責任を負う。・外国への対応の必要は、国葬にする理由にはならない。
吉田茂以外は他の方式で対応して何の問題も無かった。
別に国葬にしなくても恥などかかない。・時間があるのだから、与野党協議のうえで法制化しても可。
・国葬は政治利用されやすい(例・山本五十六)。明確な基準が必要。
・基準を不明確にすると、国民栄誉賞のように時の政権の玩具となる。
国葬は政治利用されやすい、との指摘はその通りだと思います。ということは同様のもめごとが今後も起こる可能性があります。
「明確な基準が必要」というのは今後のもめごとを防ぐ意義があり、重要な指摘と思いました。
というわけで、繰り返しになりますが、私は国葬儀にすることは賛成です。
一方で、今後のことを考えると、国葬儀を行う際の明確な基準はあるべきとも考えます。今後の与野党のやりとりの推移を見守りたいと思います。