参議院議員選挙もそろそろ折り返し地点となりました(6月22日公示、7月10日投票日)。
そんな中、先日党の公約に関して私のラジオ収録がありました。その収録されたものが本日ラジオで放送されました。
6月30日(木)の #ニュース
コメンテーター
東京外国語大学教授 国際政治学者#篠田英朗 さん@ShinodaHideaki●NATO、中・露を念頭に「戦略概念」改定
●NHK党の浜田聡政調会長に聞く!参院選公約
●習近平主席が香港訪問
●EU、「ヨーロッパ政治共同体」創設を初協議 #cozy1242 #radiko pic.twitter.com/RGMKhJptJK
— ニッポン放送 飯田浩司のOK! Cozy up! (@cozy1242) June 29, 2022
ラジオ音声はおそらくこちら↓で聴けます。
“ラジオ ニッポン放送 飯田浩司のOK! Cozy up! 篠田英朗さん 浜田聡NHK党政策調査会長 2022年6月30日 木曜” https://t.co/cjVotQhflN
— thailand_livedoor (@thailand_livedo) June 29, 2022
で、これがニュース記事になりました。
https://twitter.com/satoshi_hamada/status/1542571833026744321?s=20&t=EyCIQC1deYPuDcPpOsB8_g
一部記事を抜粋しておきます。
飯田)結果によっては、憲法改正も現実味を帯びてきますが、NHK党はそこは歩調を合わせていく形でしょうか?
浜田)憲法を改正するかどうかというところについては、国民の皆さまが最終的に判断されることなので、最終的には国民投票には何とか持ち込みたいとは考えています。
(略)
飯田)憲法の具体的な条文で、9条の話や緊急事態条項など、いろいろな話が出ていますが、そこについてはどのようなところに焦点を絞りますか?
浜田)よく聞かれる質問として緊急事態条項がありますが、そこについては帝国憲法の制度設計を参考にしてもいいのではないかということがあります。帝国憲法は本当の緊急事態を想定して設計されています。議会そのものが開けないぐらいの事態を緊急事態として制度設計しているのですが、議会が開けないので法律がつくれないけれど、法律をつくらなければならないときのために「緊急勅令」という制度がありました。
飯田)緊急勅令。
浜田)さらに、内閣も枢密院も機能しないときは、最後の手段として天皇自らが緊急勅令を出すということも可能であったわけです。さまざまな危機の可能性に備えて何段構えにもなっていたのです。このような緊急勅令にも国民の権利を制限することにもなるので、絶対条件としては、緊急勅令は一時的であること、次に議会を開くまでの暫定措置という条件も付いています。そのようなことを参考にしてもいいのではないかと思います。
(略)
飯田)経済に関して、物価が高まっていることがいろいろなところで報道されています。景気対策については、どのようなことを考えていますか?
浜田)最も重要なのは、消費税だと思っています。消費税は個人消費がGDP全体の半分以上、6割近くを占めているので、消費税の減税をすることが最も景気対策に効果的だと考えています。それ以外にも下げられる税であれば、とにかく下げて欲しいというところで、そこは他の政党さんとの協力も考えています。ガソリン税については、国民民主党さんがトリガー条項の凍結解除ということを粘り強く主張されているので、そのようなところは協力したいと思っています。また、維新の会さんがガソリン税の暫定税率の撤廃を訴えています。
憲法の緊急事態条項については、以前の憲法審査会で話をした内容です。
ある程度誤解されるのは覚悟の上でこれまでのことを申し上げたのですが、緊急事態条項の本質はこれ↓です。
緊急事態条項は、テロで内閣が全員死んで日本政府の意思決定が機能不全に陥った場合などを想定して作られるものなので、そのような内容なら作っても良いかと思います。
— ワタセユウヤ #とりあえず減税 (@yuyawatase) May 3, 2020
第208回通常国会では憲法審査会が頻回に開かれて、緊急事態条項についても話し合われましたが、上記のような本当の緊急事態を想定しての話であったかどうかは甚だ疑問です。
ということですが、今の政府を見ていると、↓のような意見が出てくるのは無理もありません。
自分は緊急事態条項は反対です。財産権もろくに理解していない政治家に与えるべき権限ではありません。
— ワタセユウヤ #とりあえず減税 (@yuyawatase) May 12, 2022
というわけで、個人的な意見はさておき、現状無理に進める必要もなかろう、というのが本音です。まぁでも意見として伝えるのは必要だと思い、今回敢えてこういう提案をさせてもらいました。
以下が重要だと考え、共有しておきます。
日本人の悪弊である社会の空気による意思決定を徹底的に防止し、
国民の権利侵害に繋がる無意味な規制や罰則の制定を不可能にし
社会的危機を大義名分とした財政的なモラル崩壊の防止及び責任追及を可能とし、
中央官僚による国全体の誤った意思決定を牽制する地方の自由を確保する
ことが必要です
— ワタセユウヤ #とりあえず減税 (@yuyawatase) May 20, 2022
要は、自由が大事、これに尽きます。