現状の円安については色々な意見があります。目立つのは不安視する意見でしょうか。ここではあえてそうではないという論調を紹介します。
上念司さんの動画を紹介します。
内容を私なりに以下のように抜粋します。
・日本は変動相場制であり、為替レートは市場が決めるもの
・仮に為替レートを固定した場合、金融政策ができない
(日本円の流通量の増減できない?)・現状の日本で固定レートにするとデフレに進む可能性大
上記については、先日の参議院財政金融委員会で私は少し取り上げたつもりです。
https://twitter.com/chairtochair/status/1514943647610900487?s=20&t=5–4fcgIrS0NXedxVQ7HQA
高橋洋一さんの動画も紹介します。こちらでも、円安を過度に不安視するなかれ、との論調です。
とりあえずの私の意見をまとめます。
・為替レートは主に関係両国の通貨量のバランスで決まる。
・現状、米国はインフレ傾向が問題、日本はデフレ傾向が問題。
・なので、米国は金融引き締め、日本は金融緩和の政策方針。
・なので、ある程度円安に進むのは当然。
・為替レートは必ずしも国の国力を示すものではない。
・国内で円高へ進ませようとする勢力(⁉)がいるかも。
といったあたりでしょうか。
「悪い円安論」を必ずしも否定するわけではないですが、現状見られる論調は「悪い円安論」が強く思われ、そのバランスが悪いように思えます。ひとまず私はそのことについて不安に思っているということを述べさせていただきます。