本日、参議院本会議で2022年度のNHKの予算案が承認されました。数日前には衆議院本会議で同様のものが成立↓しており、本日付で衆参ともに国会で承認されたことになります。
NHKの各年度ごとの予算案や事業計画などは、国会での承認が必要となります。衆議院・参議院それぞれの本会議において、賛成多数で可決します。数年前あたりは全会一致が続いていたのですが、ここ数年はNHK党のみならず、維新・共産・れいわ等も反対して全会一致が崩れております。
そして、今年のNHK予算の国会での採決についても、NHK党の他に維新・共産・れいわも反対しており、全会一致とはなっておりません。
ちなみにNHK党はこの予算案や事業計画について、NHKから話を聞いており、それらを踏まえて反対をしております。
以下、この件を報じているNHKのニュースを見てみます。
このNHK予算は、30日の参議院本会議で採決が行われ、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党、社民党などの賛成多数で承認されました。
一方、日本維新の会、共産党、れいわ新選組、NHK受信料を支払わない国民を守る党などは反対しました。
NHK予算は、衆議院では今月25日に承認されており、これによって国会で承認されたことになります。
上のNHKの記事は、NHK党の現在の正式名称である「NHK受信料を支払わない国民を守る党」をしっかりと書いてくれています。
一方、朝日新聞は次のような記事の見出しです。
NHK予算案、参院本会議で承認 維新・共産反対で全会一致ならず https://t.co/VqEHfVFVUl
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) March 30, 2022
色々と誤認しそうな見出しです。↓のような意見もありましたので共有します。
訂正ださせたほうがいいと思います。国政政党をナメてる。あたかも存在していないものとして扱っているので。@satoshi_hamada pic.twitter.com/wh7XzdQFqL
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) March 30, 2022
NHK予算案や事業計画にはいくつかの野党が反対するようになってきているものの、まだまだ賛成している国会議員が多数です。
真面目に受信料を払っている人が損をする不公平な受信料制度を改革しスクランブル放送導入までの道は簡単ではなさそうですが、今後も地道にがんばっていこうと思います。