ロシアがウクライナへの侵攻を続けています。
3月4日の北京パラリンピック開幕までにウクライナの首都キエフが陥落せず、ゼレンスキー大統領の身柄が無事のままである、などウクライナが守り続けることができるか否かは重要なポイントではないかと思いました。
『新しい地政学』所収の廣瀬陽子先生の章で、クリミア併合の際の作戦行動がソチ五輪の日程と深く結びついていたことが何度か指摘されている。
北京オリンピック終了にあわせて開始されたプーチンの軍事行動は、3月4日パラリンピックまでに終了する日程で組まれている。ウクライナはまずそこを突く。 https://t.co/yu30NATQR4— 篠田英朗 Hideaki SHINODA (@ShinodaHideaki) February 26, 2022
ウクライナのゼレンスキー大統領、肝が据わっています。
「私たちは皆ここにいる。われわれの兵士もいる。市民もいるし、みんないる。われわれはわが国の独立を守る。それがわれらの未来だ」( #ウクライナ のゼレンスキー大統領) pic.twitter.com/Iiy6ZHfBu7
— ロイター (@ReutersJapan) February 26, 2022
ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカ政府から首都キエフ脱出を求められたが「今必要なのは乗り物ではなく弾薬だ」と言って断ったとのこと。 https://t.co/x8gwLc6kn0
— mssn65 (@jpg2t785) February 26, 2022
ちなみに、ウクライナのゼレンスキー大統領は1978年1月生まれとのこと。1977年5月生まれの私と同年代と言えます。
さて、数日前にロシアのプーチン大統領はこんなことを表明しています。
プーチン大統領 軍事作戦実施表明 “ウクライナ東部住民保護” #nhk_news https://t.co/XQ8ZbTH3kM
— NHKニュース (@nhk_news) February 24, 2022
この後、なぜかウクライナ全土へ侵攻するわけですが、ここで2018年のスプートニク(ロシア政府系メディア)の記事を紹介します。
プーチン大統領 アイヌをロシアの先住民とする提案に賛成 2018年12月18日, 01:54 (更新: 2018年12月18日, 16:51)
プーチン大統領はアイヌをロシアの先住民族と呼ぶ提案に賛成した。提案に賛同する模様は、プーチン大統領と露大統領人権評議会のメンバーとの会合の逐語記録に残されている。
ウクライナ東部の件と同様に、今後ロシアが北海道を侵略する口実にしそうで不気味です。
ウクライナ東部で虐殺が行われていたからロシア軍が侵略するのは当然だというような意見を見ていると
近い将来、北海道で自称アイヌの虐待を理由にロシア軍が在日チャイナ人が差別されていると中共軍が東京を制圧するシナリオは荒唐無稽とはいえない
そしてそれに呼応する一定の勢力は日本国内にいる
— 一色正春 (@nipponichi8) February 26, 2022
— 観音 (@kannon385) February 26, 2022
最後に、以前も紹介しましたが、ロシアの法則を確認しておきましょう。
憲政史家の倉山満さんの以下の書籍にある記載です。
ロシアの法則
一、何があっても外交で生き残る
二、とにかく自分を大きく見せる
三、絶対に(大国相手の)二正面作戦はしない
四、戦争の財源はどうにかしてひねりだす
五、弱いヤツはつぶす
六、受けた恩は必ず仇で返す
七、約束を破ったときこそ自己正当化する
八、どうにもならなくなったらキレイゴトでごまかす